ナルニア国物語 アスランと魔法の島The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader
2011年 03月 05日
The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader
監督マイケル・アプテッド
脚本マイケル・ペトローニ クリストファー・マルクス スティーヴン・マクフィーリー
原作C・S・ルイス『朝びらき丸 東の海へ』ナルニア国物語 アスランと不思議な島
前売りは早々に買ってたけど兄姉二人はでないし、ポスターのデザインいまいちだしで、いまいち盛り上がらない気持ちを抱えて見に行きました…が、めちゃくちゃ面白くて今までのナルニアで一番楽しめました。今までは地味な中にもじんわりとした面白さが漂うかんじだったのが今まで一番ファンタジー+冒険ものっぽいからかな?
アスランの存在でけえええ
ジャニーさんもびっくりの成長ぶり
1の時にはいかにも英国の子供!ってかんじで味はあるけど可愛くはなかった4人がすっかり美しく可愛く成長してびっくりですよ。成長まで視野に入れてキャスティングした人慧眼。特にエドマンドは想像を越えた美形っぷり。スーザンはルーシーがいうほど綺麗か?と思うけど(日本的にはルーシーの方が好まれそうだし)スーザンはルーシーの中で憧れの象徴なのでしょう。
王子も成長した!
そして2で性格はよさそうだけどアホっぽかったカスピアン王子が格好よくなって登場!ピアン王とエドマンドの友情も見所です。もひとつ従兄弟のユースチス(珍しい名前)とリーピチープの交流も泣かせる。リーピひたすら粋でかっこいい!声がサイモン・ペグというのもナイスキャスティングです。ナイスキャスティングといえばユースチス役のウィル・ポーター君も素晴らしい。一回見たら忘れられない顔、序盤の憎々しさからラストまでの成長の見せ方のうまさ。ウィル君いいなーと思った方は是非「リトルランボーズ」も見てください!ゴシップガールのチャックも出てる笑えて泣けるいい映画です。
乗ってみたいよ朝びらき丸
話的にはラスボスがいない設定を剣を集めたら、とかうまく盛り上げてクライマックスにつないでるなーというかんじでしたがとにかくめちゃくちゃ格好いい「朝びらき丸」に乗っての冒険の楽しさにつきます。冒険といっても大変なことに遭うばかりなんですが、それでも楽しいクルー(人間以外も含む)とのやりとりとかドラゴンや人魚が出てきたりとかにわくわくさせられます。
貫禄の英国児童文学
そしてアスランとの場面で美しい場面ながらもあーもうこの弟妹とはお別れなのねと思うと寂しかった。ルーシーもエドマンドも色々躓きながらも成長してとてもよい表情になってました。ピーチリープも泣けた。未知の世界への台詞はじんとしました。あと英国の絵本な演出のエンドロールもすごくよかった!次回もあの雰囲気でお願いします。
キリスト教色が強いということで足踏みする方もいるかもしれませんがとてもよいエンターティメントに仕上がっていると思うので冒険にわくわくする方是非見てください!