映画やあれこれ


by 7_7seven
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アレキサンドリア Ágora

アレキサンドリア Ágora
監督アレハンドロ・アメナーバル 脚本アレハンドロ・アメナーバル マテオ・ヒル
音楽ダリオ・マリアネッリ    撮影シャビ・ヒメネス

地震の後で気持ちが落ち着かないまま鑑賞。
テーマが重くて明るい方向への気分転換にはなりませんでしたが、見てよかったと思いました。
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日本版はさすがに日本受けする表情の写真を選んでいます

この時代で学問を貫くこととは
4世紀のエジプトに実在した女性天文学者のお話です。古代の都市や宇宙の話、授業の様子は素敵でそれが続けばよかったのですが…宗教と政治、哲学、天文学、当時の階級、と色々なものが絡み合い、争いの中に放り込まれるヒロイン。皆がヒロインを愛しながらも、苦しみの決断をします。美貌と優しい性格と才能にあふれたヒロインは皆に愛されるのに学問・自らの哲学が一番でかなり無神経な言動もします。でも学者ってこういうところがないと出来ないところもあるよね。


葛藤しないヒロイン
時代も考えると十分かと思うけどダオスが気の毒だった。というか彼女を想う男性達は皆考えに考え、悩み、苦しんでいるのに、彼女は一番大切なものが決まっているから葛藤はしないんですよね。男女逆の話ならよくあるので新鮮でした。ラストのダオスが究極の選択をしてて、スペインで興業記録作ったのに納得。すごくスペインっぽいと思いました。


重いですが見応えあり
レイチェル・ワイズは美しいし彼女自身も才媛だけど「自分の信じるものに殉じる人」なかんじは出てなかったのがちょっと残念。たまに世間知らずのお嬢さんが好きに言ってるように見えた。オスカー・アイザックは「ロビンフッド」に続いて素敵で今が旬というかんじ。
宗教の難しい部分や置かれた立場で変わる人間の怖さをこれでもかと描いた監督の手腕は見事でした。歯ごたえのあるものを見たい方におすすめ。
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by 7_7seven | 2011-03-12 00:38 | あ行の映画