禁じられた遊び
2011年 03月 20日
「午前十時の映画祭」で「禁じられた遊び」
誰でも知ってるテーマ曲と子供の映画という以外は予備知識なしで見たんですが結構衝撃でした。
ルネ・クレマン監督だったんですね。さすが子供を撮らせたら天下一品です。作ったかんじがしない。演技じゃないかんじ。
行動も子供ってこうだよねーっていうのがよく出てます。爆撃で親も犬も失うポーレット。死んだ犬が天国にいけるように、寂しくないように…というのが発端で物語が転がっていきます。
子供ならではの発想、行動力で「遊び」は進んでいきます。ミッシェルの行動はポーレットを喜ばせるというか安心させる為とはいえ明らかにやりすぎなんだけどこのくらいのことしちゃうんだよね。子供って…というのがよく描かれています。
子役も上手くてミシェルの気持ちも伝わるし、ラストのポーレットの叫びは忘れられないラストシーンです。