映画やあれこれ


by 7_7seven
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ザ・ファイター

ザ・ファイター


アカデミーにノミネートされまくりの話題作。去年か一昨年の「しあわせの隠れ場所」もそうだけど実在の人物しかもスポーツ関係って受けがよいのかもしれません。

今回は実在のボクサー兄弟が主題。ボクシング疎いのでどんな選手だったかは?なのですがちらっと調べただけでも伝説の試合があったり、兄弟で大きい試合に出る選手だからアメリカではものすごく有名な話なんでしょう。
その伝説の試合ガッティ戦を描かなかったのはミッキーと家族というテーマからはずれちゃうからかも?見たかったですが…。


主人公ミッキーの足枷となる一家の描き方が微妙で、まあ実在だしひどくは描けないのでこの辺で…な配慮が感じられますが十分お近づきになりたくない一家です。
街もね、平日昼間から道ばたにたむろしてる人多数にも驚くけど仕事したくてもなかったり、あっても超低賃金なんだろうなっていうのも伝わってくるし、道ばたにテキトーに駐車してある車とか荒れたかんじの道とかがどーんと暗い気持ちにさせてくれます。


兄も母親もミッキーの為に!といいつつ一番やっちゃいけないことを次々と。才能あるのにチャンスをふいにしちゃうのが切ない。本人もわかってて断ち切れない。シャーリーンみたいにファイティングスピリット溢れる子じゃないと立ち向かっていけないよね。エイミー・アダムス馬乗りになったキャットファイトすごかったです。プリンセスからこんな役まで幅広い!今時セレブのビルドアップされた体型と逆なかんじがセクシーでした。男の人こういう体型好きだろうなあ。

オスカー受賞のメリッサ・レオは当たり役のホワイトトラッシュ役で怪演。落合夫人とサチヨ夫人足して下町風味にしたようなアクの強さ。愛情深いけど周りは大変、みたいな。娘達も皆パンチの効いた風貌&ファッションで強烈。
制作も担当してるマークも上手いと思ったんだけど素の環境と似たものがあるからか演技面ではあまり評価されなくて気の毒。そして何よりブラピ降板してくれてよかった。
この映画の演技アンサンブルはブラピでは生まれなかったと思うので。降板ほんとにありがとう。

そして怪演ぶりと容貌がなんか演技怪獣DDルイスに近づいて来たようなクリスチャン・ベール。
禿までつくってなりきりまくり。
目の力のなさ、でもギラギラしたかんじがまさに薬中!で見事でした。あのしゃべりとかも英語もっとわかればおもしろかったんんだろうけど。
エンディングで本人兄弟が出てくるんだけどベイル少しやりすぎたんじゃ…それとも薬中まっさかりの時はベイルみたいだったのかな。走り方も上手かったなー。

クライマックスは電話の兄、頑張る弟あたりでしょう。ラストやったー!なかんじに見せつつ、あんま色々解決してなさそうでほろ苦いのがなんとも深いです。
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by 7_7seven | 2011-04-02 00:49 | さ行の映画