汚れなき悪戯
2011年 04月 03日
午前十時の映画祭で「汚れなき悪戯」
テーマ曲以外全く予備知識なく見ました。が、これはキリスト教に疎い私にはすんなり号泣という流れにはなりませんでした。
序盤子供に祭の由来を教えるという流れにあー悲しい話なんだなと身構えてしまったんですが、途中まではほのぼの可愛い共同生活ににこにこ鑑賞。
マルセリーノの純真さと何とか彼を育てようと奮戦する修道士さん12人に心打たれる。
でもどんなに愛情いっぱいに育てても子供にとって一番なのは母親なんですね。ラストはキリスト教的見方だと奇跡なのでしょうね。自分的には生きて成長しながら母親を思い、人の気持ちを学べば…と思うんですが母親のそばにいけることこそマルセリーノの願いだからこれでよかったのか。そこら辺難しかったです。カソリックの国スペインだからこそのとらえ方なんでしょうか。「神々と男達」に続き何となくわかっているようで全くキリスト教をわかっていないことがわかった作品でした。