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by 7_7seven
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パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング シーズン2「眠りの森の美女 La Belle au bois dormant」

オペラ座のライブビューイング「パリ・オペラ座へようこそ」で「眠りの森の美女」を見て来ました。仕事帰りでめちゃくちゃ疲れてましたが、絢爛豪華な舞台とオーロラ姫とデジレ王子の頑張りを見てたら元気になりましたよ!作曲家チャイコフスキーと振付家マリウス・プティパの大傑作!振り付けに関してはプティパ鬼やな!でした。

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とにかくゴージャス!冠婚葬祭入ってる大満足バレエ。衣装美術は18世紀ロココ調です
今回はヌレエフ版でプティパを再構築しより華やかに。

<主な配役>
オーロラ姫 La princesse Aurore/ミリアム・ウルド=ブラーム Myriam Ould-Braham
デジレ王子 Le prince Désiré/マチアス・ヘイマン Mathias Heymann
フロリナ王女 La princesse Florine/ヴァランティーヌ・コラサント Valentine Colasante
青い鳥 L’Oiseau Bleu/フランソワ・アリュ François Alu

体力の限界に挑戦する2時間47分!
シルヴィ・ギエムが「健康によい」と言ってた「眠りの森の美女」。歌舞伎の女形の集大成「京鹿子娘道成寺」みたいなものでしょうか。技術気力体力充実してないと無理!一回踊りきったら2、3キロ落ちてると思えるくらいハードです。序盤の見せ場ローズアダージョ(片足でバランス保ったまま4人の王子から次々に薔薇を受け取るという苦行)もすごいですが3幕の激しいことといったら、プティパ鬼やな!です。フィギュアでいうと後半に大技ぶち込みまくり、みたいなプログラムで、疲れの頂点みたいな所でめっちゃアクロバティックなリフトとかさ、本当に鬼です。
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↑こんなリフトを疲れのピークで入れ込む(しかも三回連続…)プティパってどうでしょう


今回の「これは!」なダンサー
青い鳥を踊ったフランソワ・アリュ François Alu です!青い鳥は見せ場も多いし注目株の若手が踊ることが多い役ですが、すごい好きなタイプの踊りで目が釘付けに。華があって、且つ自由な雰囲気。青い鳥と本人の素養があってるのか演じて出した雰囲気かわかりませんが引きつける力を持ったダンサーだと思います。青い鳥の場面はこちらでも観られます。
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これからも色々な役で見たい!来日しないかなー(すっかりファン)

眠りの森の美女はどうやって目覚めたか
グリム版とペロー版、バジレ版と色々あるみたいですが、以前聞いてびっくりしたのがペロー版の目覚め方。王子の愛とか何とか関係なく「ちょうど100年経ったので」自分で目覚める…って王子ただのラッキーボーイ?昨日まではどんな人が行っても駄目だったのにタイミングがあえば何もしなくて歓迎されるっていう、たまたま行ったら○万人目の来場者です!みたいな。人生におけるタイミングの重要性を表している?との説もあったような。


やっぱすごいよオペラ座
主役のMエイマン、ミリアム・ウルド=ブラームは2人とも王子と王女になりきってて素晴らしかったです。ミリアムは可憐で華やかなオーロラ姫でうっとり。オペラ座のダンサーは皆美しくて華やかですがその中から登場してもパッと場を明るくしてました。こういう舞台は衣装や美術をケチると一気に安っぽく、偽物感満載になるのにさすがオペラ座余裕ゴージャス、音楽はファイサル・カルイ(最後舞台上に出てくる姿が絵になる!)指揮のパリ・オペラ座管弦楽団で本当に気持ちの栄養チャージしまくりです。美しい物を見て、聞くことって大事ですね〜次回のオペラ「清教徒」も行きたいです!
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by 7_7seven | 2014-05-16 23:58 | な行の映画