映画やあれこれ


by 7_7seven
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THE 有頂天ホテル

試写会で「THE 有頂天ホテル」
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実際のポスターはラブ・アクチュアリーそっくり。

今まで三谷作品は舞台とドラマの一話完結ものだけが面白くて、映画と連ドラはちょっと…という私でしたがこれは面白かった!三谷監督が自身の持ち味の演劇性と伏線を張り巡らせた脚本を生かすタイプの演出法を見つけたんだなーと。一流の俳優がこれでもかと出てきて台詞や行動にひとつも無駄がない。それは本当はリアルではないけどお話としてはものすごく面白い。その物語の面白さと人物描写の確かさ、俳優の演技のうまさ、どの俳優にどの役を振るか、その的確さ。そういうのがいい方向に組合わさって抱腹絶倒の(角野さんのシーンで泣くくらい笑った)観た後前向きになれる映画だった。

綺羅星のごとく主役級の俳優が出演してるけどその実力差もすごく出てしまってちょっと圧巻。役所広司、伊東四朗、角野卓造、西田敏行は別格。画面に出て来ただけでおかしい。間や表情、台詞すべてパーフェクト。男前を殺して出てた唐沢とオダギリも健闘してた。佐藤浩市は普通に男前(じゃないといけない役なので)。女優は…三谷さんの好みが反映されるのか色気のある人がいない。女の人に毒を盛り込めないひとなんだなーというのがよくわかる。ストーリーは正直もう少し切って2時間以内に納めた方がよかったような。物語の伏線に数式のように整合性を求めてこの長さになったと思うけど先の展開が読めてしまうのが勿体ない。

あとなんで年内に公開しないんだろう。それが一番もったいない。
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by 7_7seven | 2005-12-20 23:58 | さ行の映画