インサイドマン INSIDEMAN
2006年 07月 29日
んー地味なポスター。
宣伝では「強盗が人質に同じ服を着せて拉致」っていう設定を前面に出してたけどそこに集中すると話の方に気が向かないような。記憶力のいい人じゃないとなかなか厳しい。しかし冒頭のクライヴの語りは「リバティーン」のジョニーとかぶる。こっちの方が話にからんできて面白いんだけどどっちも眼力があるから引きこまれる。つかみはOK!ってかんじでいいねえ。
とにかく話の筋も面白いんだけどキャラクターがひとくせある人ばっかりなのが最高。二流ではないけど一流でもない悪党のクライヴ、警察という仕事と微妙な位置を保つデンゼル、食えない女のジョディ、皆善人と悪人の間を漂っているかんじがすごくいい。INSIDE-MANというタイトルに二重三重に意味がかかってるんだよねー。人種ネタもうまく織り込んであってスパイク・リーがエンターテイメントに真摯になってるかんじでいい。
ふと部屋を掃除しだしたらゴミが出まくり。本を売りに行ったら600円にしかならなかった。カバーとっちゃうのがよくないんだよねー。でもまだまだ汚い部屋。あと何日かかるのやらー。がんばれ自分。誰もいってくれないから自分で。