映画やあれこれ


by 7_7seven
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street

もう10日ですがあけましておめでとうございます。今年こそ映画見た日に短くても感想書くようにしたいと思います〜。今年もよろしくです。

2008年一本目は試写会でジョニー・デップ+ティム・バートンコンビ初のミュージカル「スウィーニートッド フリート街の悪魔の理髪師」。ジョニー来日で盛り上がる中(久々に眼鏡外してたけどやっぱ綺麗な顔だなと再認識ですよ!しかしやっぱりジョニーファンって他のハリウッドスターとは桁違いに多いのね。人気投票とかほんとに二桁くらいちがっているし)張り切ってみてきました。
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ジョニー顔押しポスター。日本版の黒赤ポスターもなかなかです。

元ネタのミュージカル(日本では市村正親と大竹しのぶで演じたとか!)知らなかったけどすごーく面白かったです。音楽も独特のノリがあってバートンの世界と融合して面白い事になっていたし。却って知らない方が楽しめるかも。帰って元ネタミュージカルのこと調べたらスティーブン・ソンドハイムってウェストサイド物語の作者なのね。しかもこのスウィーニー・トッドはかなり前に作ったと知ってびっくり!なんという斬新さ。新鮮さ。圧倒的な個性。楽曲だけでもかなり楽しめます。色々あってオリジナルからメインテーマみたい曲が削られたらしくそれはちょっと残念かも。

話の筋だけ追うとなんて悲惨で悲しい話なんだろう…なのにどこか全体におかしみがあるのもバートン演出のすごいとこ。ひたすら抑えた色彩のロンドン、Mrs.ラベットの妄想やベンジャミンの回想の地に足の着いてないような映像、クリアな色彩でとびまくる血しぶき。あんま関係ないけどラベットの妄想シーンのふたりの格好がめちゃくちゃいいです。ちゃんとふたりでコーディネートしてあってゴスメイクなのにすごくかわいい。

役者さんはまず目玉の歌うジョニー。これはユアンとは違う意味で役者ならではの歌でよかったと思った、舞台役者みたいには声量もテクニックもないんだからぐっとキャラクターの奥に入り込んだ歌声。アラン・リックマンはもうどんなことやっても「ああアラン・リックマンだから…」ってことになりそうなくらいなんでも出来るね。あとすげーと思ったのはトビー役のこ!すごい魅力的。フツーに脇役で登場してラストはすごい存在感となんともいえない表情していて圧巻だった。これから見る方ははじめとラストの表情の違いに注目ください。あとサーシャ・バロン・コーエン、予想以上にいい。歌うまいし、存在感あるねー。オーディションで「屋根の上のヴァイオリンひき」全曲やったそうで。見たい!あと笑ったのはアンソニー役のバカっぽさが全開だったこと。こいつがでかい声で部屋に入ってくる事で物語が過剰に動くという。元ネタミュージカルもあんなに全開なんでしょうか。

ラスト20分の怒濤の展開は歌舞伎みたいで面白かった。とんでもない悲劇と二十三重に重なる一方通行の愛情・エゴのすれちがい。
ティム・バートンは一時期ゆるーくなってしまってあららと思ったけどこれは切れ味が戻ってきていいなーと思った。
監督が一貫して描いている「コミュニケーションが他者とずれてしまう主人公」をジョニーがしっかり受け止めて演じきっているとこがいいコンビだなーと。
しかし明日チャーリーとチョコレート工場やるんだよね。あれ見て「キモかわいいジョニー+バートン映画の新作?」とか思って劇場に足を運びそうな人が増えそうで心配。しっかりR−15だから大丈夫と思いたい。キモかわいくはないから注意!
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by 7_7seven | 2008-01-10 23:54 | さ行の映画