映画やあれこれ


by 7_7seven
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カテゴリ:た行の映画( 48 )


午前10時の映画祭で「天国と地獄」を見ました。客入りは二週目だからかまあまあ。今回4Kだからめちゃくちゃ画面が美しい!構図の素晴らしさがよくわかります。


監督:黒澤明
脚本:黒澤明 菊島隆三 久板栄二郎 小国英雄


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なんと海外ではハイロー!



見所1:ネタバレしててもハラハラ!巧みな構成

もう何回か見ているのでストーリーはわかっているのに毎回ハラハラするし列車のシーンは手に汗握るし子供が帰ってくるシーンは感動する。何十年も前の映画は現代とテンポが違うからゆったり感じることが多いけどこれはテンポが絶妙で長い上映時間とはかんじないのはほんと流石だなーと思います。電話に入る列車の音とかパートカラーの煙とか何回見ても良いです!



見所2:豪華すぎる俳優陣

三船敏郎はじめ俳優陣が豪華!特に三船敏郎とヘンリー・フォンダを意識したらしい仲代達矢素晴らしい。刑事のキャラクターも人数多いのに、特に説明もなくそれぞれの台詞や動作だけでどんな人物か伝わる。このポスターにもなっている電話のシーンとか画面構成というか構図や編集が素晴らしいし家の中、警察、列車、街、郊外、豪邸と貧民街とどれも 演出が巧みで、なんでも夏の映画なのに冬に撮影して俳優による夏らしい演技を引き出したとかやっぱすごいなーと思いました。



見所3:天国とは地獄とは

何回もみてるのにあの時計のシーンで終わりと勘違いして覚えてて、あの名場面の面会のシーンみて思い出した。犯人の人物造形とか海外ドラマみたいだしマスコミが煽って社長が時の人になったり鉄ちゃん(音鉄)が役に立ったりいろいろ先取りというか現代に通じるものが多くてそこも面白かったです。
エピソード読んだら撮影に邪魔になる家の二階をとったとか、今はCGでどうにかなりそうなのも物理で解決してて笑った。でもそれだけこだわった分たしかに画面に余計なものが写っていなくて角度から何から計算されてて美しい。やっぱり名作です。ご覧になっていない方是非!

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by 7_7seven | 2017-10-29 23:49 | た行の映画
DCとコラボ&山田孝之が声優ということで楽しみにしてた「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」を見ました。観客はそこそこ。途中入るアイケアもちゃんとやる楽しい客層でした。※ネタバレご注意ください

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バットマンあんま出てこないけど…


監督:原案:脚本:キャラクターデザイン:編集:録音:FROGMAN
声のキャスト
バットマン:山田孝之  ハーレイ・クイン:知英
ジョーカー:安田顕  スーパーマン:鈴村健一
ワンダーウーマン:松本梨香  フラッシュ:浪川大輔
アクアマン:中井和哉  サイボーグ:高木渉
ペンギン:岩田光央



見所1:超豪華!鷹の爪団ファン以外も楽しい!

鷹の爪団映画は1回見ただけですが全く問題なく楽しめました。最初にバジェットゲージとかの説明があるので初めての人も大丈夫!
定番の島根からDC、TV、社会派、人気邦画、提供の会社の社長やスマホゲームまで現代の日本、世界のネタが盛りだくさんでまさに今!見る映画です。




見所2:DCネタいいの?の嵐

DCファンには大丈夫?と心配になるネタ満載。ジャスティスリーグのキャラクターめちゃくちゃかっこいいんですが、例の予算関係で作画が大変なことに…!特にスプス。
吉田君バージョンのジャスティスリーグめちゃ可愛い!それぞれの愛されポイントが笑えます。そして個人的に一番笑ったのがバットマンが予算注ぎ込んで作ってる幼児教育の為のアニメ…。マンドレイクとかトラウマ確実の内容であれだけであのアースのバットマンのヤバさが伝わりました。アルフレッドが原作コミックとDCEUを混ぜて割った感じで素敵!冷蔵庫になってましたが…。


原作コミックネタとしてはブルースのオリジンとタイムトラベル、大物のヴィラン3人、バットマンの説得役にスプスなどなど。
声優も豪華!で楽しみにしてた山田孝之は実はあんまり出番ない!(バットマンの契約とか山田孝之のギャラとかあるのでしょうか?)んですが流石に流石でいい声!だし声だけの演技も上手いし何よりブルース!って感じで良かった。他声優さんも皆良くて私声優さん全く不案内ですがフラッシュかっこいい!って思ったら浪川大輔さんでした。私の中ではゴシップガールのダンです!フラッシュらしい軽さとかっこよさ出てました。


あとジョーカーの安田顕も凄い。DC(ワーナー?)側から駄目出しあって、笑い声やり直したらしいです。ということは勿論内容や他のDCキャストもチェックあったはずで、あの内容よくOK出たな〜と。





見所3:映画ファン必見の映像&鷹の爪団映画としては?

予算あるバージョンとしてGONZOの2D白組の3Dがあるのですがハリウッド的ではない日本的な美意識に貫かれたキレキレの映像が見られます。特にバットマン関係のガジェットは思い切ったアレンジ。
ジャスティスリーグのキャラクターもかなり自由に動かしててDCの懐深さというかニンジャバットマンも出るらしいので幅広くしていくのかも。

鷹の爪団映画としては今迄より出番や活躍が少ないですがコラボこれからもやって欲しいです。DC好きな方、映画好きな方是非!

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by 7_7seven | 2017-10-22 23:49 | た行の映画
ずーっと見たくて、でもタイミング合わず見逃してたダンケルクを観ました。IMAXで鑑賞!と張り切って3Dメガネ持参したら2Dでした…。タイトルのパンと紅茶は一部映画館でやってるみたいですね。空腹の極みで口にするのにちっとも美味しくなさそうなのがイギリスっぽくていいなと思いました!




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顔がはっきり見えないのがノーランっぽい



監督・脚本:クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集:リー・スミス



見所1:グロなし・敵兵なしなのに追い詰められる怖さ!

時計の秒針音が続く中、戦場に放り込まれる観客。はじめの簡単な字幕以外、何の説明もないので状況を登場人物と一緒に探っていくんだけど、説明なくても台詞がなくてもどんな人物か何を考えてるか伝わるのがさすがノーランでした。予告見た感じもっと激しい戦闘シーンとかあるのかなと思ったけど物凄く注意を払ってそちらに目を奪われないよう演出してある。体験するような戦場の映画というとハクソーリッジと同じだけど表現方法が真逆。でもテーマのひとつが戦場でも現代でも変わらず大事なことは「人を救うということ」っていうのは重なっていて正に現代の戦争映画の描くべきことだなーと改めて思いました。


見所2:ノーランの審美眼炸裂!

ハリウッドのように成人なのにティーンエイジャーを演じることがないように若い兵士には本当に若い俳優をキャスティング。若い兵士はハリー以外ほぼ無名の俳優なんだけど皆すごい説得力ある存在感というか佇まい!特に主演もいって良いトミーはちょっとした表情で「やべえ」「無理」「今だ」と気持ちがわかって素晴らしい。フランスの兵士もいいしジョージもいい!ブラックホークダウンのように後から有名になる俳優多そう。
ノーラン映画に欠かせないキリアンは今回もストップ高。トム・ハーディはノーランのお気に入りなのがガンガン伝わる格好良さでした。



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トムハ大好きっ子なノーラン。ラストのトムハのアップめっちゃ気合い入れて撮ったのが伝わります



見所3:ノーラン演出の良し悪しと戦争

毎回素晴らしいキレキレなノーラン演出ですが一部それってちょっと…っていくのが毎回あって、今回もやはりCG避けるための?な演出が。実際の空中戦再現より本物のスピットファイヤ使う方を優先しちゃったりはなんだかなーな気持ちに。確かにスピットファイヤ格好よかった!最高!でしたが。私は黒澤明もキューブリックも生きてたらバリバリ最先端のCG使いになってたろうなーと天才は最先端を使うと思ってるのでノーラン演出にはもったいない感じします。って私もアナログなのでノーランのこだわりたい気持ちわからんでもないのですが。だから微妙な気持ちになるのかもなー。


あと最近見た戦争映画みてると英国は戦争上手だなー日本はいい人材失いまくったなーと改めて。


あとダンケルク後として大脱走をまた見たくなりました。映像と音で極限まで追い詰められることを体験できる映画、戦争映画苦手な方も大丈夫!スクリーンで観てこその演出なので是非!


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by 7_7seven | 2017-10-12 23:15 | た行の映画
「ドリーム」鑑賞。原題は隠された人達、数という意味。オスカーでも注目されたのに日本公開が遅くなってしまったり、邦題で揉めたり、色々ありましたが遅くとも公開してもらえたの本当にありがたい!秋にぴったりの爽やかで前向きな気持ちになる作品でした。※ネタバレご注意ください


監督:セオドア・メルフィ
脚本:セオドア・メルフィ アリソン・シュローダー
原作:マーゴット・リー・シェタリー『Hidden Figures』


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イラスト版も格好いい!



見所1:ライトスタッフと合わせて見たいマーキュリー計画

同じ出来事を扱った映画なので未見の方は是非!60年前のNASAってこんな差別的だったの?とショックなところですが実際はトイレや昇進その他の人種差別シーンや同僚はかなり脚色されてるらしく、当時をわかりやすく表現するための演出みたいです。人種や女性への差別を扱っている=重いイメージではなく、次々現れる障壁を知恵と意思とコミュニケーションで乗り越えて行く話で、全年齢対象でおすすめです!


見所2:多彩な役者陣と手堅い演出

主演3人それぞれ素晴らしい!タラジ・P・ヘンソンの職場と家庭とジムに対する時の表情の違い、ジャネール・モネイの理知に満ちたセクシーさ、オクタヴィア・スペンサーはダイバージェントに続いてリーダーが良く似合う。マハーシャラ・アリもムーンライトに続いて繊細でしなやかな強さを表現してて、輝きはもうスターのもの。ケビン・コスナーもオーラ消して、でも伝家の宝刀、白シャツで儲け役を演じ切ってた。そしてやっぱり上手いキルスティンダンスト!ドロシーとの何とも言えない間、空気感さすがでした。彼女はコメディも上手いと思う。



見所3:変化に対応したものだけが生き残る

メアリーが変化の最初の一歩を判事に訴えたように、ドロシーがコンピューター導入にプログラミングで対応したように、ハリソンが前例を覆してキャサリンを会議に出席させたように、変化に対応しなければ新しい局面はない、自分の価値を上げてそれを他人にわかってもらう努力が必要っていうのが現代にも通じていて考えさせられました。


エンディング、実際の3人の写真や功績が出てきて感慨深く、味わい深いものになってました。この監督の「ジーサンズ」、邦題はひどいですがやはり手堅く、前向きで楽しめるのでおすすめです!

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by 7_7seven | 2017-10-01 22:34 | た行の映画

午前10時の映画祭で「トリュフォーの思春期」を見ました。原題のL'Argent de pocheはお小遣いの意味。観客数はまあまあ多め。トリュフォーの子供映画に外れなし!


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色使いとレイアウトがフランス映画っぽい



監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー  シュザンヌ・シフマン
製作:マルセル・ベルベール
音楽:モーリス・ジョベール
撮影:ピエール=ウィリアム・グレン



見所1:子供と共犯なトリュフォー

自身の過酷な幼少期(両親の離婚で感化院を
行き来)の経験からか「大人はわかってくれない」等子供と共犯目線というかイタズラや反抗のディテールが細かくてトリュフォーのこだわりを感じます。アミューズメント施設の小銭を拾ったりお釣りを探したりする仕草とか万国共通で笑った。上からじゃなくて子供と同じ目線で好きにさせてる感じあって子供たちがとにかく自由に演技?してて可愛い!マンション10階から落ちて「どしんしちゃった」って言う窪塚もびっくりの男の子にはモデルがいるそうで、最強のフランス人と呼ばれたそうです。その子がお母さんたちがお喋りしてる間に好き放題する場面最高に可愛いので必見!




見所2:オシャレで楽しさいっぱいの画面

冒頭の駆ける子供たちからはじまってカラフルな色使いが楽しい。お母さんたちがすごいミニスカとか母親ですか?な格好をしてるのも楽しい。舞台が男子小学校なんだけどわんぱく全開でいたずらとかナンパとか両手に花の男の子がいたり友達のお母さんに花を贈ったりとてもフランスっぽい。女性の先生が結構厳しくてそういえば「アデル」でもそうだったのでフランスでではデフォルトなんでしょうか。




見所3:子供の厳しい世界、美しい世界

何となく子供イコール自由ってイメージだけど自分を思い出せば子供なりに不自由さや厳しさに対抗してた。そこらへんきちんと覚えてて、リアルに演出してあるし大人が見て安心するような子供が出てこないのも良いです。DV受けてるジュリアンの暗い瞳とかハンガーストライキのシルビーとか中心人物のパトリックはじめ皆表情が抜群。ラスト先生が贈るメッセージ「人生は生易しくない。強く心を持て」「生きるのは辛いが人生は楽しい」に集約されているトリュフォーの子供への思いが現在こそ胸に迫ってくるし、この作品からずいぶん経っているのに解決してないことも多くてハッとします。
社会的に色々考えされられるし、何より映画としてすごく魅力的な作品なので気になる方、子供の多彩な表情見たい方は是非!



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by 7_7seven | 2017-09-26 23:02 | た行の映画

イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターの舞台をスクリーン上映する「ナショナル・シアター・ライブ」の「誰もいない国」を観ました。なんと言っても主演2人がパトリック・スチュワートとイアン・マッケランというXMENコンビ!これは観なきゃでしょう!と張り切って劇場へ。月曜だけど1日1回上映のためか結構お客さん入ってました。



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いつかは生の舞台も観たい!しかし大量の台詞量、出ずっぱりでツアーもするって本当にすごい…



作:ハロルド・ピンター
演出:ショーン・マサイアス
出演:イアン・マッケラン・パトリック・スチュワート・オーウェン・ティール・ダミアン・モロニー



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わからない…困惑の第1部
全く予備知識なしで開幕から数分遅れて入ったんですが、見始めても全く意味がわからない…!は?どういうこと??終始ぽかーんですよ。冒頭色々説明あったのかなと困惑しつつ観続けるけど、どうやらわかりやすいタイプの作品じゃないぽいので主演2人の演技を堪能することにシフトしました。当たり前だけど2人ともめちゃくちゃ上手いし、劇中、どんどん役が変化していくんだけど発声や表情や仕草で変幻自在。俳優の凄さが十二分に味わえます。 




劇場にいるような第2部
途中休憩が20分程入るので急いでプログラム購入。字幕翻訳した学者さんの文章が面白かった。原文にある3つの文体に合わせて言葉遣いも変えてあるそうなのでそこらへんも気をつけて第2部鑑賞。登場人物4人、台詞量も多いしどんどん展開していくんですが1部よりずっと観やすい!劇場にいるような感覚で観客と一緒に笑ったり演技に見入ったりしてました。主題を伝えたいとかいうより俳優が如何に演じるかにフューチャーしてる劇な感じ、同じ俳優が演じ続けてこそ出てくる深みを味わえるところが歌舞伎に似てると感じました。



必見!アフタートーク
劇自体わからない、舞台苦手、な方も終演後のQ&Aコーナーだけでも是非!そのくらい面白く、楽しいし、見応えあります。劇の?な部分も俳優の解釈で成る程と思うし、俳優4人の仲の良さと信頼しあってる雰囲気、質問への真摯かつウイットに富んだ回答、アフタートークでも観客を巻き込んで空気を作っていく様やそれぞれの演劇への情熱、が伝わりました。英国内の土地毎の劇場の雰囲気の違いとか、初演へのリスペクトとオマージュ、何より俳優や演出家のチャーミングさ!
俳優の演技と素?の両方を楽しめるお徳なプログラムです。興味ある方は是非!


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by 7_7seven | 2017-09-25 23:39 | た行の映画
試写会で「図書館戦争 the last mission」を見て来ました。前作映画も原作も全く知らない・予備知識としては映画館の予告で見てるくらいなのでちゃんと理解してるかは?ですが何も知らないで見ても楽しめるつくりになっています。

監督;佐藤信介  原作;有川浩 脚本;野木亜紀子
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今回の収穫は松坂桃李をはじめていいとおもったことかなー


満員な上にメディアがぎっしり来てたのでもしかして〜と思ったらやっぱり主演の岡田氏と監督の舞台挨拶ありでした!ハガキにもかいてなかったので観客大喜び。しかし岡田のファンと思われる人たちは初めからわかってたみたいでめっちゃテンション高かった。どこから情報取得するんだろう…。岡田君はアイドルオーラを消して俳優モードだったけど話もちょこちょこ笑いを挟んでさすがジャニーズでした。結構早い時期(監督によると前作の公開終了あたり)で続編の話が出てたみたいで映画って完成まで長くかかるなあと。岡田君の「蜩の記の撮影現場に東宝のお偉いさんが来て話されたのでこれはあるなと思った」って話は本人も言ってたけどリアルで面白かったです。監督はじめ何も話さずじっと立っていたのでオタから守る岡田君付きのボディガードかと思った…。


見どころ1 最近流行のヒロインなヒーロー
小さいけど最強設定って進撃の巨人のリヴァイってキャラクターもそうだったような。ラストあたり完璧ヒロインポジションで最近の流行なんでしょうか。ジャニーズってダンスのせいか小柄な人が多くて相手役に困りそうだけど今回それが活かせて上手いなーと。正直ラブコメパートは昔の中学生の部活の先輩後輩か!ってかんじで自分は乗れなかったんですがきっとファンにはあのノリがいいんだろうなー。「ダイバージェント」もだけど鬼教官が教え子に落ちるとなんだかなーって気持ちに。いやもちろん教官だって男だし自分を慕って来る愛弟子は可愛いとは思うんだけどさ。


見どころ2 見直した!松坂桃李
今まで見たのが「万能鑑定士」「ガッチャマン」だったせいか松坂ってちっとも格好よくないのになぜどんどん出て来る?と思ってましたが今回はじめていいかも?と思いました。
キャラクターとか福士との兄妹っぷりとかが漫画っぽいというかラノベというか中二テイストなんだけどそれが似合ってる!ちょっと浮いたかんじのキャラクターを上手い具合に演じててこれからはちょっと期待してみようかと思いました。


みどころ3 広々図書館
図書館が広々撮れてて美しい!あと制服が格好いい!そこらへんの世界観の作り方はいいなー。
しかし色々暗喩してるし実際検閲とかありえるんだけどいわゆるデストピア設定な図書隊もろもろが最後まで飲み込まれずでした。こんだけ国内で揉めてて対海外はどうなってるの?とか原作知らないから気になって。あと映画でも伝わる独特のTBSテイスト。
なんだかんだ言いましたが会場の反応もよかったので結構なヒットになるのでは?と思います。

前作見てない方も楽しめると思うので是非!あとTV放映の前作は編集で未公開部分加えたりしたらしいので一回観た方も是非!
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by 7_7seven | 2015-10-03 23:29 | た行の映画

ドラフト・デイ Draft Day

久々にスポーツ関係の映画ということで「ドラフト・デイ」を見ました。題材に加えて開演が朝9時30分のせいか中年以降の男性が多かったです。タイトル通りNFLのドラフトの一日を追った物語。
ドラフトというと日本のプロ野球のように競合の場合はくじ引きしたり…というのではなくて独特のルールがあるのですがそれが面白い!冒頭に日本向けの説明があるので詳しくない私でもすっごく楽しめました!系列としては「マネーボール」に近いかも。
※ネタバレあるのでご注意下さい


監督 アイヴァン・ライトマン
脚本 ラジヴ・ジョセフ  スコット・ロスマン
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日本は群像劇っぽい構図なのですが意外やアメリカはケビン推し


アメリカスポーツ界の面白さ!
ドラフトといってもそれ自体がものすごくショーアップされてて、その仕組みも金満チームだけがいい選手とりまくりにならないようによく考えられてて面白い!下位チームから権利があって、でもその権利も他のチームと交換したり、実際の選手も交換に使われたります。とにかく交渉!という非常ーに駆け引きが重要で見ててハラハラ。電話で話す場面が多いんですが画面を分割して、有利な立場に立った人物のスペースがどんどん大きくなるとか楽しい演出がされてます。



選手もGMも交渉力がないと駄目!
実際どうかは知らないけど大学でたての22才くらいでGMに直接電話して売り込んだり、現役選手もガンガン交渉して来たりします。うかうかしてたらあっという間にポジション穫られちゃいますね〜。自分をいかに売り込むか、とか自分をいかに有利な立場にもっていくか、とか国民性が現れてて面白かったです。GMは各チームのGMやら自分のチームの監督やらとも丁々発止で自分の言う事を聞いてもらわなければいけないので今回ケビンで年配GMでしたが本来はもっと若いのが普通だそうです。確かに若くて体力ないと厳しいわー。



主人公がクソ過ぎる
ケビンGMは性格はすぐキレるし、モノにあたるし、気持ちが追い込まれたらすぐ恋人の女性幹部(ジェニファー・ガーナー若返ってた)に個室で泣き言だし、その恋人の妊娠は喜ばないし、その癖前の奥さんに自分の父親看取らせてるし、母親(エレン・バースティン、めっちゃ美老女!)にも冷たいし(散骨にも付き合ってやらない上に最後「俺達帰るけど…」ってお母さん送っていけよ!手繋いでる暇あったらさー「お婆ちゃんだよ!」じゃねーよ。前の結婚では子供いなかったってことだし前奥さま偉過ぎる。ロザンナ・アークエットでお得気分だった)、仕事上もラスト色々奇跡的に上手く行ってめでたしだったけど、合議制なのに独断で決めまくりでほんと
自分がスタッフだったら仕事したくねえー!!!
でもスポーツ+ケビンの黄金比率だと一気に許される感満載で「GM・島耕筰」みたいでよかったです。



男性のスーツ姿好きな方必見!
腹は出てましたがケビンのスーツ姿、及び伝家の宝刀白シャツ姿、さらにスポーツもの、となると相乗効果で「俺まだまだ捨てた物じゃないでしょ!」オーラがバンバン。腹も出てるし(しつこい)モデル並みにスタイルがいい訳じゃないのに「ザ・アメリカ人の理想のスーツ姿!」ってかんじで素晴らしい。監督が引きの絵で撮るのもわかります。ケビンの他にも各チームのGMのスーツ、現役選手のスーツと、英国でもイタリアでもNYのオフィスでもないアメリカのスポーツ界!ってかんじの着こなしが満載で見応えあります。フランク・ランジェラめっちゃしぶくて最高にかっこいいオーナーでした。あと各チームのスタジアムやオフィスとかのインテリアも楽しい!


よい選手とはなんなのか
大学チームの超人気選手を巡る話、人柄とかなんとか色々日本のプロ野球のあれこれ思い出したり。あの選手達がその後どんなプロ選手になるかはまたわからないのでそれも面白い。今回痛い目にあったボー君はこれを機会に頑張って欲しい。(演じたジョシュ・ペンスはソーシャルネットワークでアーミー・ハマーの双子のボディダブルを演じて後に顔を消されたという人。これまたがんばれー)しかしジョー・モンタナは本当に特別な選手だったんだなー。体格とかパワーとか技術とかを超える何かがあるのが特別な選手。それはドラフト時に読み取るのは難しいから面白んでしょうね。



配役バラエティ豊かで楽しいライトマン作品
監督役の人むかつくような憎めないような面白い演技するな〜どっかで見たな〜と思ったら「アメイジングスパイダーマン」でグウェンのパパだった!
あとショーン・コムズとかテリー・クルーズとか、サム・エリオットはさらっとコーチ役で出たリ、バラエティ豊かで楽しい。NFL詳しい人には実在の選手がたくさん出てるみたいでクレジットにはhimselfがたくさん!評価的には一部からプロダクト・プレイスメントだ!との批判もあるようですが、NFLにかなーり協力してもらって作ってるからもあるし、何よりアメリカのスポーツ愛が伝わってくる作品だし、かなり楽しめると思います。交渉が好きな方、スポーツ好きな方、スーツ姿好きな方は是非!
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by 7_7seven | 2015-02-08 21:48 | た行の映画
パシポートで「トラッシュ!この街が輝く日まで」を見ました。「リトル・ダンサー」のスティーブン・ダルドリー監督、脚本は「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティスとスタッフは有名どことだけどキャストで知られている人はルーニー・マーラとマーティン・シーンくらいなんですがお客さんそこそこ多かったです。ブラジルのリオデジャネイロでゴミ拾いの少年たちが拾った財布をきっかけに起こる物語。※ネタバレしてるのでご注意下さい


監督 スティーブン・ダルドリー 原作アンディ・ムリガン 脚本リチャード・カーティス
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日本版と同じポスター。ある意味ネタバレなんですが…


どこの国でも辛い貧民街
スラムドッグ$ミリオネアとかシティ・オブ・ゴッドとか、どこの国が舞台でも子供が貧困故に大変な目にあっているのは胸が痛くなります。さらに今回は頼りのはずの警官から追われるという…。元々「警察信用出来ねー」状態の子達なので「騙されてしまうのでは?」とかのハラハラはしないんですが子供にもそう思われる警察の国って…と暗い気持ちになります。騙すだけならまだしも平気で暴力とか誘拐とか、フィクションであってほしいですが似たような状況っぽくて、制作者がこの映画のラストのような展開を考えてしまうのもわかります。



子供達が素晴らしすぎ!
3人とも演技経験無いのが信じられないくらい自然で生き生きとした表情で引き込まれます。そして動きがすごい!走ったり飛んだりよじ登ったり、と普通の日本人の子供だったら本格的にスポーツやってる子じゃないと難しいような身のこなしで素晴らしいです。
3人それぞれ個性たっぷりでそれぞれの特性を活かして助け合っていくところが楽しいし、ちゃんとした教育は受けてないけどジェスチャーとか知ってる英語とかを駆使してコミュニケーションしたり、暗号の解読とか神父様への手紙とか生きていく上でクレバーで応援しながら見た。



地味だけど見応えありです
リトルダンサーやものすごくうるさくて、ありえないほど近いの監督なので子供に自然な演技をさせるのが上手い!あとブラジルっぽさ全開の音楽もよかったです。
ルーニー・マーラはメイク薄いと賢いかんじが出てていいなー。あとマーティン・シーンも強さと優しさ溢れる神父様でさすが。チャーリーいいお父様持ったよね。ジェゼ役のバグネル・モーラ、エリジウムに出てたらしいんだけどどこへ?ラストは大人2人も子供4人も大丈夫か!とハラハラしたけど一応解決方面に進む展開でちょっと安心。4人は子供達だけでどうやって?と思うけどブラジルだから大丈夫なのかな。そこらへんはちょっと寓話ぽかった。


地味ですが子供達を観るだけでも価値あります。音楽や映像もよいので是非!
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by 7_7seven | 2015-01-27 21:10 | た行の映画
フリーパスにて「12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ」を見ました。
2012年にニューヨーク州及びニュージャージ州を襲ったハリケーン「サンディ」へのチャリティーを目的にしたコンサート「12-12-12 ザ・コンサート・フォー・サンディ・リリーフ」を追ったドキュメンタリーです。窓口で言いにくくてニューヨークのライブのやつお願いしますって言って買いました…。やっぱポールファンなかんじの中年以上の男性が多かったです。


製作総指揮: ポール・マッカートニー  製作: メーガン・オハラ
監督: アミール・バーレフ / チャーリー・ライトニング

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面子が豪華すぎ!ミックも言ってましたが英国アーティスト多くて楽しかったです


正に奇跡のチャリティーコンサート
災害が起きてコンサートを実現するまでが早い!10月29日にハリケーンが来て12月12日にコンサート当日って早すぎでしょ!しかもこの豪華なキャストで!
NYというのも大きいんでしょうが各界のトップが即決で色々指示していくとこういうことが出来るんだろうな〜と感動でした。


疎い私でもおおっと思う贅沢コラボ
ポールとニルヴァーナ、ピンクフロイドとパールジャム、コールドプレイとREMとすごいコラボの連続!更に誰より元気で動き回っていたのがミック・ジャガーというすごさ。
ストーンスはもうミラクルというか、メンバー変わらず現役でライブで大暴れしてるのが観るだけでありがたやーという気分になりますね!ミックの爆笑太田に江頭を足したような摩訶不思議、でも格好いい動きがまだ健在でうれしいよー。キース達もしびれるかっこよさで最高でした。ポールとかビリー・ジョエルはまた違う次元の大御所感漂わせてよかったです。


セレブなら電話でも人の役に立てる
ミュージシャン達は歌で、俳優とかのセレブ達は電話で寄付金の受付っていうのは定番のスタイルで、特に電話はすごくアメリカっぽい。日本もやって欲しいけど事務所とかあれこれ難しいんでしょうか。ジャニーズとかやったら回線が怪しいけどすごい寄付金集まりそうなのに。ソプラノズのキャスト一行とか他にもドラマ単位でキャストが参加したりとかいいアイデア。ジェイク・ギレンホールが話した相手が彼を知らなくて、「じゃあジェシー・ジャクソン牧師は知ってる?」と自分の電話をジャクソン牧師に代わってもらってたのが笑った。いかにも弟っぽい対応でマギーはほんとに可愛いだろうなーと。


いい人だと思ってたけどやっぱりいい人だった
クリス・マーティンが出る直前にスタッフの人に「綺麗にしておくのがファンも喜ぶわ」な事を言われてて、ステージに出たらきちんとネクタイしめてジャケット着てて、おおっ確かにファンは喜びそうと思った。「もうワンダイレクションは寝る時間だ!」とか言ってTVで見てたポール達も「おお〜www」みたいに受けてて、おっクリスも英国的シニカルジョーク?と思ったら続く言葉が「だから僕で我慢してね〜」でズコーッてなった。まあクリスらしいといえばらしいけどさ…。


長持ちボン・ジョビの素晴らしさ
ボン・ジョビが鉄板のLivin' on a Prayerを披露で客席大盛り上がり!終始楽しそうだったジミー・ファロンとかも大喜び。ボン・ジョビが醸し出す雰囲気が健全というか前向きポジティブでスコーンと明るいオーラ全開で素晴らしかった。裏方では寄付受付のシステムがダウンして寄付金受け付けられない!って大騒ぎしててプロデューサーがウェブ担当の人をお前が寄付金どうにかしろよ的に責めてて、その担当の人がアジア系ですごーくいたたまれない気持ちになってたところに出番終わったジョンが通ってにこやかにプロデューサーにハグ。プロデューサーも思わず笑顔に、でジョンありがとう!と拍手したかったです。


消防士や警察官を讃えよう
昔消防士で911の時も活躍したスティーブ・ブシェミが今回も大活躍で消防士や警察官、他の活躍した方々を讃えてました。表情とかがほんとに真摯で真面目なんだろうなー。
ビリー・ジェエルは歌は劣化してなかったけど誰?格闘家?ってくらい容貌が変わってて驚いた。
あと同じコメディ俳優でもアダム・サンドラーとベン・スティラーは醸し出す雰囲気が全く違っててベンの方は宗教家みたい。映画畑からはタランティーノとかブレイク・ライブリーとかも出ててやっぱスター感溢れてた。


ポールはやっぱすごかった
大トリのポール御大がやっぱりパワフルですごかった。「もう娘の方が有名だよね。僕ビートルズなのに!」とかジョークいってたけどステージ直前に廊下を歩きながら即興で歌ったり、本番ニルヴァーナにINしても、もう余裕というかほんとに自由にやってんなーと。ジョン・レノンの映画でジョンの母親が騒いでいるのを「お前の母親どうにかしろよ」ってジョンに注意する場面があったけどそれくらいいいそうと思いましたよ。来日キャンセルしたりでどうなのよっと思ったけどかなり見直しました。

出て来るミュージシャンのファンの方はもちろん、チャリティーコンサートの裏側も面白いので興味のある方は是非!スクリーンで観るのがやっぱ臨場感あっていいと思います。5000万ドルが一夜で集まっただけはあります。
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by 7_7seven | 2015-01-18 22:00 | た行の映画