映画やあれこれ


by 7_7seven
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カテゴリ:ま行の映画( 18 )

元仏版VOGUEの編集長だったカリーヌ・ロワトフェルドが自分の名前を冠した新しい雑誌を作り上げるまでを追ったドキュメンタリー「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」を見ました。監督はファビアン・コンスタン。

今雑誌に載りまくってて正直綺麗か?ってかんじでしたが動いたらまあチャーミング!そして何に関しても自然体。周りの人に恵まれているのも納得です。有名な米版VOGUE編集長・アナ・ウィンターと双璧のファッション界の重要人物ですがいい意味で対照的で面白かったです。一番面白かったのはカリーナの周りの男性陣でしたが…
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59歳とは思えないスタイルのよさ!元モデルとはいえ12センチヒールはあっぱれ

芸術と笑いの狭間で
何の仕事も大変ですがファッション業界も大変!カリーナの創刊する雑誌は自ら広告主を選ぶ!という超異質なタイプなので宣伝主に営業しまくって頭下げたり…っていうのはないですがその分クオリティに妥協出来ないで予算倍増とか違う大変さがありました。大衆向けではないハイレベルのセンスなので撮影現場はカオス。鏡の上でくねくねしたり、屋外で半裸で逆さ吊りになったり、君は王子だ!といわれながらマッパで号泣したり、芸術と笑いは紙一重状態で正直これどうなるの?でしたが後半出て来る完成した雑誌で仕上がった写真を見るともう見事に芸術!プロって素晴らしいと思いました。


やりたくなる母親って言われたよ
カリーナの息子さん(もちろんイケメン)がカリーナと一緒の時に駐車場の係員かなんかに言われた言葉だそうで、息子も嬉しそうに語ってて、フツーならキモッ!息子もマザコン全開にしてんじゃねーよと思う私ですがカリーナに関してはあーまあそうかもねーと。若作りも媚びもないし、気さくぶったりもしてないし自然体で女性性を保っててオバちゃん感ゼロ。可憐でさえある59歳ってどうなのよ。フランス人、かつファッション業界で結婚はしてないけど同じパートナーと共に30年っていうのも、孫きっかけで赤ちゃん推しになるのも微笑ましくて好感度アップ。


まわりの男性陣が素敵すぎる
まず雑誌VISIONAIRE でお馴染みのスティーブン・ガンもうひたすら気遣い、カリーナを盛り上げようとしてて頑張れーって応援したくなりました。次にブルース・ウェーバー見るからにもういい人!って感じで(見た目キャプテンサンタそのまんま)人間大好き!って感じでニコニコしながらシャッターを押す姿見てるとこちらも笑顔に。そしてなんといっても御大カール・ラガーフェルド!。もう彼のドキュメンタリー何本か見てる私でも飽きない底なしの魅力。今回は幼児と会話したり(もらった人にお礼言わなきゃねーとか普通にいいおじいちゃん状態)カリーナの孫ちゃんのバギーを押す姿は必見!気難しそうに見ててめちゃくちゃノリいい天才です。男性じゃないけどドナテッラ・ヴェルサーチも相変わらすの迫力だった。

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ノリノリでバギーを押すカール御大。色々わかっててすごい。


お仕事への気合い
カリーナは一見ファッショニスタ丸出しの格好をしてるわけでもないし、ものを作る人にありがちな繊細さとか圧迫感とか以上な厳しさとかこだわり、そういう所はないのでフツーの人が何でここまでいい地位につくのー?って感じなんですが見てると頑張りも自分へのストイックさも自分が納得する分だけやってて他人には押し付けないし、やりたいことがはっきりしてるけど他人の意見を聞く耳は持ってる。ひたすら自然なんですね。そしてリスクを承知で新しい事に挑戦する気合いがあるという。どれも長い間仕事してるとなかなか出来ないことです。

始めDVDでもいいかーと思ってましたが映画館で見てよかったです。迷われている方、カリーナの魅力が写真でわからない方、またカール御大のバギー押しをみたい方も是非劇場で!
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by 7_7seven | 2014-05-18 22:24 | ま行の映画
試写会で「マラヴィータ」見てきました。何を思ったのかベッソンとスコセッシ、デ・ニーロとトミーリージョーンズの初コラボ。デニーロ来日して宣伝しまくり。観賞後はなぜこの作品で?と思います。

監督リュック・ベッソン  脚本リュック・ベッソン マイケル・カレオ
原作トニーノ・ブナキスタ(『隣りのマフィア』より)
製作ヴィルジニー・ベッソン=シラ ライアン・カヴァノー
製作総指揮マーティン・スコセッシ タッカー・トゥーリー
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ここ最近はアメリカ人をフランスに送り込んでは破壊させてるベッソン

予告見てるとガンアクションしまくりのREDのファミリー版というかコメディアクションみたいなかんじ?と予想してたんですが当たってるようなそうでないような、不思議な映画でした。

※ネタバレあるので未見の方はお気をつけ下さい

見所は
1・デ・ニーロとトミーリーのほのぼの・ツンデレなブロマンス!
2・これが最初で最後?デ・ニーロの自作解説!
3・誰が見てもマフィア!な人たちの顔芸(曙に似た人あり)
4・ベッソンの女の趣味がちょっとよくなった!

1…初共演というデ・ニーロとトミーリーの枯れたかんじのブロマンスぶり素晴らしいです。映画賞の客席で眠たいのを隠そうともしないデ・ニーロとコメディアンの渾身のギャグにニコリともしないトミーリー、現場でどんな会話したのかな?なんかルパン三世と銭形が晩年こんなんだったら楽しい(ルパン達年とらないけど)正直ここだけでごちそうさま!ってかんじです。

2…まさかの解説!この本編より解説が聞きたいよ!

3…ここだけスコセッシを感じた。本当に本物にしか見えないし。しかしレオとかベッソンとか組む相手との相性が悪過ぎる…。デ・ニーロとの相性はさすがでしたが。しかし必要以上に人が死ぬもんでコメディとも受け取れず試写会場も困惑気味だった。フランスの一般人とかFBIの人たち(すごいいいキャラだったのに…)とか無駄死に過ぎて家族のアクションにも乗れず(といってもアクションは姉弟だけという…デ・ニーロアクションより一般市民相手にキレてる方が多いってどうよ(なつかしの邦画「バカヤロー」の乗り)。姉弟のガンアクションはよかったです。弟面構えがいい!)

4…最近はお天気お姉さん(アデル)とか美容師(トランスポーター史上最悪ヒロイン)とか素人ブームだったベッソン。一周したのか「やっぱ細身の派手な美人」に戻りました。ミッシェルやっぱ綺麗だしコメディもなかなか。デ・ニーロといちゃいちゃしてる場面がよかった。
ディアナ・アグロンは華やかだしボコる姿はよかったけどキャラがめちゃくちゃというかあんなヴァージンさんがいるんでしょうか(いたらごめんなさい)ベッソンの色々な願望が入ったキャラってかんじでした。ボロボロで泣きながらガンアクション!がなかったのはベッソンの成長。

デ・ニーロとトミーリーがなぜ出演しようと思ったのか謎ですがスコセッシ作品と思ったらちょっと…だけどスコセッシ作品見返したくなったし(特にあの作品!)ベッソンがデ・ニーロとスコセッシに書いたファンレター(トミーリーのおまけつき)と思えばよい作品じゃないかと思います!
ベッソン、次は誰をアメリカから送り込んでフランスを破壊させるのかな?
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by 7_7seven | 2013-11-13 23:48 | ま行の映画
これはフリーパスでなくちょっと前に見た「マジック・マイク」

昨年くらいからいつ公開されるか…って一年も遅れてしまった作品。ソダーバーグだしアメリカでもヒットしたのになぜ?やっぱチャニング・テイタムまだ知名度ないんでしょうか。チャニングがストリッパーだったという過去を隠したり卑下したりすることなく作品として昇華したのが素晴らしい。それ以上にチャニングの劇中ダンスは素晴らしい!!
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こんなゴージャスな店があったら通うかバイトで下働きしたい

ニコラス・ウィンディング・レフンが当初の監督だったそうでそれもちょっと見たいかも。ストーリーとしては現実を見つめ直して生き方を変えて行こうともがくマイクと彼の弟子で夜の世界にどっぷりはまっていくキッド、迷いがないオーナーのダラスのそれぞれの生き方が交わったりすれ違ったりする様が面白い。

マイクは「今とは違う世界に行きたいけど」って状態で足踏中で見ていてももどかしい。セフレな扱いの子の顛末にびっくり。「マイレージ・マイライフ」のGクルーニ−もだけどあんな扱いしといて本命居たらショック受けるとか自己中だなあと思いましたよ。


キッドはいるいるこんな子!って笑ってしまった。全然気が利かないのになぜか女子受けがいい子。大変な目に遭ってもなぜか誰か助けてくれるし、全然反省しないし、感謝もしないし。でも度胸とか根拠のない自信は底知れずあるという…すごく夜の世界に向いてるなーと。ホステスさんも売れる人は美人とか気遣いとかじゃなくてキッドみたいな気質が必要だと思う。

そしてマシュー演じるダラスはすごかった!夜の世界を渡って来ました!もちろん一生ここで生きて行きます、というかここでしか生きて行けないし!これからもオトコの裸を売って上に行く!なオーナー。これはマシューしか出来ないわー。バッキバキに割れた腹筋と全身から立ち上る夜と金とセックスの濃厚な雰囲気はマシューにしか出せないと思いました。オスカーノミネートされなかったのはおかしい!

チャニングはダンスはもうすごいの一言でもう姉ちゃんとの恋愛パートとかどうでもいいからダンスだけ見せてて!ってかんじだった。動きがキレキレなのはもちろん、ダンサーと違って俳優ならではの魅せ方がわかっててすごく表情があって見とれる。DVDにダンスだけの特典つかないかな。「バーレスク」はそういう特典あってすごい楽しかったんだけど。しかしチャニングのダンスはうますぎて洗練されすぎてて最高にセクシーだけどエロいかんじはしないんだよね。キッドの方が女の人はキャー言うと思うわ。そういう風に見えるように演出してあるんだろうけど上手いなと思いましたよ。


他のダンサーも個性あるわルックスもレベル高いわで姉ちゃんとの恋愛パートどうでも(以下略)皆のダンスもっと見せてて!ってかんじだった。
ジョー・マンガニエロもよかったけどナイスアイデアと思ったのがマット・ボマーのケン!バービーのBFケンのイメージで本当にケンが生きてる!ってかんじで感動。人形の箱から出て来るところがかわいい!全編見たかった。しかし女子大生の寮にストリップ出前(それも警官コスプレ)とかパーティついでに同僚夫婦と3Pでクスリとか乱れてますなあ…。

あと大変だなと思ったのが女性客との絡みが駅○スタイル(今回下品な単語連発ですみません…)が基本ってこと。身体の接触は少なくて見た目盛り上がるからいいんだろうけど、これはきついわー。いくら鍛えていても結構がっちり体型のお客さんもいるだろうし、体力一番だなと。
あとダラスの個人レッスンは笑った。


…軽く書くつもりがつい熱が入ってしまいました。お話的にはホロ苦だけど映像は綺麗だしいい男はてんこ盛りだししかも踊ってくれるし!ということで機会があったら是非!
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by 7_7seven | 2013-09-09 23:04 | ま行の映画
ずーっと更新してなかったけど今回めでたく東宝のTOHOシネマズ一ヶ月フリーパスポートを使えるようになりまして。これをきっかけにまた更新続けようと思います。

TOHOシネマズのフリーパスポートですが今回が初。そんなに東宝で見てるつもりなかったのにマイルたまるもんですね。発券機で引換券を出して窓口に持って行くとスタッフさんが写真撮ってくれます。その日から有効になるんですがパスポートもらえるのは観賞後で顔写真入りのIDカードみたいなのくれます。観賞する時はこれとシネマイレージカードを提示すればOK。これから張り切って観賞します!


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一本目は「マン オブ スティール」。スーパーマンリターンズ、傑作ではないけど悪くなかったのにどうして?(特にブランドン・ラウスとかよく見つけて来たな!と感心した)ですがノーランとザックに期待!で映画館へ。

よくも悪くもノーランとザック!なスーパーマンでした。ケン・ワタナベ曰く「監督の仕事でよかったね」「ちょっとおかしい」のノーランと「This Is Sparta!」のザックが合わさると「たしかにすごいけどこれスーパーマン?」な出来に…。

映像はすごい!超高速で飛んで行く表現とか異星人同士の殴り合いの表現とか見ていておおおーって思う映像でさすがなんだけど、ザックの癖というか、あれも見せたいこれも見せたいのサービス精神が高じてすごい長い。殴り合いもちょこっと見せてくれれば印象に残るのに延々続くから「お互い痛いの?そうでもないの?そうでもなかったらこの戦い終わらないんじゃないの?」って麻痺しちゃうというか。あと街が壊れ過ぎ。エメリッヒみたいな事になっちゃってるしあの後いわゆるスーパーマン的な「鳥だ!スーパーマンだ!」なスーパーマンになるの?って心配になってしまった。皆「あいつが出て来たときとんでもなく街壊れたよね…」って目でみるような。心配といえべ今回あまりに超人だったのでバットマンとの共演が心配です。あちらは金持ちだけど中身は普通の人間だし。

俳優さんはよかったです。ラッセルはいつもいいけど今回もよかった。今回は博士バージョンのラッセルでした。船の中でいっぱい出て来た時はなんか嬉しかった。いつもいいといえばゾッド将軍もよかった。マイケル・シャノン素晴らしい。なんとなくラッセルパパに一方通行な執着っぽいところとかもよかった。

あとケビン・コスナーとダイアン・レイン夫婦もよかった!ダイアンの綺麗に見せようとか微塵も思ってないのが伝わるお母さんっぷりに畑が似合いすぎるコスナーどちらも素晴らしい。
そして主役のヘンリーだけど身体はすごい!これぞスーパーマン!を体現してる。
影のある感じが今回のテーマに合ったのかもだけどスーパーマンの真っ正直なイメージからは遠いというか。悪役とか一癖ある役ならすごいはまると思うんだけど、今まで主役をギリギリで降ろされて来たのも納得というか目に険があるんだよね。ラストのクラークになったところもイケメン隠しきれず、なところが気になった。

とか好き勝手書いてますが続編決定らしいので安心して見られました。フリーパスで時間が合えばもう一回見ようかなと思います!
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by 7_7seven | 2013-09-07 23:22 | ま行の映画

マイティ・ソー THOR

マイティ・ソー THOR
感想はのちほど
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by 7_7seven | 2011-07-07 23:07 | ま行の映画
午前十時の映画祭で 真夜中のカーボーイ MIDNIGHT COWBOY
感想は後ほど
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by 7_7seven | 2011-04-24 23:45 | ま行の映画
そういえばマンマ・ミ−アMamma Mia!の感想を書いていなかった!
明日はまた新しい映画を見る予定だし覚えてるうちに書いとけってことで。
聖子母子がCMってどこらへんを狙っているんだろう…。
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びっくりのメリルなし!アマンダかわいいけど大女優様を省くとは…!

舞台中心の女性監督だからなのかとにかく素朴全開!な映像が逆に新鮮でよかった。計算しつつもアバウトでさあ踊って!はい穫りました〜ってかんじで勢いでどんどんいきましょ〜っとやる気まんまん状態の現場が目に見えるようです。ギリシャの陽光に負けないくらいみんなテンション高え〜〜。
監督が女性と知らなかったんだけど若い男性の撮り方とかおっさんのだるい裸体をえろく撮ってるのをみて監督ってゲイ?と思ったくらいゲイな目線というかゲイなセンスを持った監督さんです。EDもそうだし、コリンが久々に色気たっぷりに撮られているし、何よりおばさん三人組が全く綺麗じゃないのにとんでもなく元気ではじめはうんざり気分で見てたのにあまりのはじっけっぷりに段々なんかおもしろいじゃないのという気持ちに。監督の気合い勝ち?特に金持ち妄想シ−ンでの船上でのセリ−ヌディオン状態のメリルとかもうあんたの好きにやっていいよ!という心境に。芸達者だしね、三人とも。しかしメリル、とても20そこそこの娘のお母さんには見えず。やらないだろうけどデミとかお方が年相応では。そこはつっこまないお約束なのか。

お父さん候補三人組、全員魅力全開で監督のいい意味での男好きが伝わるようでした。なんかめちゃくちゃ酷評されてたけどピア−スの歌もうまくはないけど味はあったよ!しかし元ボンドが数年経ったら歌って踊ってなんて、ダニエルもやってほしいな。ピア−スは元々軽さがあるとこがよかったんだろうけどちゃんとメリルの一番の思う相手ってかんじが出ててさすがだった。
あとコリン!さすが上手いわ色気あるわ、オチは笑ったけどちゃんとあるあるなかんじで演じてたし。で、また水にぬれたのにも笑った。ライフワ−ク!

歌だけどABBAに特別興味がない自分でもほぼ聞き覚えのある歌で、すごく魅力的なメロディラインにおもろい歌詞ですごく聞いてて楽しかった〜。また日本人にはポップな中のちょっと哀愁な味にがつんとやられちゃうんですよね〜。特にダンシングクイ−ンとか何とも言えない泣きたくなるような気持ちに。音楽の人の心を動かす強さを感じます。

エンディングまで楽しめて特に好き!っていう俳優がいなかった(強いて言えばコリン好きくらい)のにみてよかった〜と思える映画でした。そういえば濃いディカプリオみたいなドミニク・ク−パ−君は次はキ−ラの相手役なのね。アマンダもだけど魚眼レンズで見たような面白い顔。

なんだかんだ楽しんでるうちに終わった映画でした。メリルがこの映画をやろう!と思ったきかけにもつながるけどこんな暗い話題がおおいなか、こういう楽しい映画ってすごく大事というか貴重だなとしみじみ思いました。それも家でDVDじゃなくて劇場で見知らぬ人と楽しい時間を共有するのってすごく素敵だなと思った映画でした。

明日は出来ればパッせんジャ−ズかダウトみたいな(またメリルか)と。
チェの感想がなかなか書けません。
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by 7_7seven | 2009-03-06 00:51 | ま行の映画
試写会で「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」を見ました。ナタリー・ポートマンとダスティン・ホフマンが出るってことくらいしか予備知識がない状態で見ました。
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こっちの方が作品の雰囲気にあってるかも。OPとEDのアニメーションがかわいい!

監督は「主人公は僕だった」の脚本を書いたザック・ヘルム。「主人公〜」は地味だけどきちんと感情を積み重ねていく演出でよかったけどこの映画も画面は派手だけど登場人物の感情に沿って展開しててよかった。やっぱ地味だけど…。そしてその堅実な演出がいいとこであり、悪いとこでもあるというか個性的なキャラクター、マゴリアムおじさん、自信喪失中のモリー、堅物の会計士ヘンリー、風変わりな少年エリック、それぞれの心象を少しずつ描写しているので(でも群像劇ではない)焦点が定まらずちょっともったいないかも。ターゲットがどこにあるかわかりにくい。はじめカラフルな映像から子供向け?と思ったけど人生を自分なりに終わらせようとする心境は(ダスティン・ホフマンがナタリーに語る場面は特に素晴らしい!)ある程度年齢がいってこそ味わえるものだし、モリーの自分に自信が持てない等身大の悩みを抱えたかんじは若い女の子向けだし。話も暗喩的で子供が見ても面白いといえるかどうか。でも100分以内だし吹き替え版もあるしやっぱ子供版なのかな?

俳優はダスティン・ホフマンはもちろんナタリーもよかった…んだけどナタリー地味ふだなあ。堅実なとこが地味に見えちゃってるというか。キーラが脱ぎまくりつつ色んな作品に出まくってプロデューサー的な仕事もこなして見事評価の高い作品をつくってるとこと比べるとちょっと慎重になりすぎて女優として伸び悩みつつあるかんじ。どっちも好きだから冒険もしてほしいなー。

会計士のヘンリー役のジェイソン・ペイトマンは地味(また地味かよ)なユアン・マクレガーってかんじでなかなか。子役出身で成功した希少な人らしい。「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」は刑事の役?話題作「juno」にも出演してるようで楽しみ。とにかく!ぬいぐるみとのからみがかわいすぎ!!!あれだけでご飯三杯いけます。特に中盤〜ラストとか涙ですよ。あとエリックとの筆談も。エリックとの寸劇もうまかった。主役でもあるおもちゃ屋もすばらしかった。すーっといたくなるような雰囲気でいいなあ。ラストのアニメまであっという間で見た後もふわふわしたかんじのなかなかよい気分になれる映画でした。感想短いつもりが案外書いてるし。
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by 7_7seven | 2008-02-06 00:32 | ま行の映画
実質はじめてちゃんと見たMr.ビーン。なぜTV版も見た事なかったのに見る気になったかというといきつけのシネコンで完売が二回も出ていたから…(ミーハー)。
ウィレム・デフォーも出てるし、舞台はフランスだし、各国でNo.1とったらしいし、大変なことにはならないのではと期待しつつ見に行きました。
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ビーンの身体芸はすごいなあ

映画のハズレで何がつらいといって笑いのツボが外れた時でしょう。元々アメリカよりイギリスの笑いが好きだと思っていた(古いけどモンテぃ・パイソンとか)けど最近はすっかりアメリカコメディもOKに。そんな私にビーンはハズレかもしれない…とちょっと不安な面もあったのですがあっさり劇場の皆と爆笑。

ところどころイギリスらしい辛辣なとこもあるんだけど基本小さいギャグの積み重ねでラストちゃんとそれが収束する(すごい収束の仕方)という長編コメディ作品ならではの面白さもあり。イギリス人、フランス人、ロシア人と言葉の通じない同士が誤解もありつつ目的地へ向かうロードムービーになってるのもよかった。フランスの海岸への旅いいねえ〜。

個人的に一番受けたのは巨匠・カーティス・クレイ監督作品「PLAYBACK TIME」!NYでの演劇・インディペンデント映画のカリスマのデフォーがやるから余計面白いクレイ監督。すごい自分撮りアングルで「Nothing Nothing Nothing …」ってクレイ監督勘弁!な映像、ぜひ特典で見たいです。(3時間以上ありそうな悪寒)

あとビーンとステファンの市場でのオペラ芸も面白かった。ステファン役のMax Baldry君、すごいルックスいいし演技もいいなあと思って調べたら私が今大ハマりしているドラマ「ROME」にカエサリオン役で出演してると知って驚喜。まだ6話までしか見てないから続きが楽しみ!「ROME」の感想はいずれ書きます。いや書かせてください。あとドラマは「Lの世界 L word」と「ハゲタカ」にも同時期にはまってしまったのでそれについても書きます。いや、書かせてください。(しつこい)「ハゲタカ」はキャスティング病が再発したのでハリウッド俳優版を考えています。

細かいギャグはいろいろ面白いのあったし(遅すぎ自転車じいさん、電話のシーンの繰り返しなどなど)ビーンかなり面白かった。映画版はかなりハートウォーミングな出来でおそらくTV版はイギリスっぽいひねったり毒があるんだろうけど今度旧作で借りてみようかな〜という気になりました。食わず嫌いはよくないね〜。あ、あとサビーヌ役の女優さんエマ・ドゥ・コーヌ Emma de Caunesがすごい魅力的。恋愛睡眠のススメに出てたらしいけどどの役だっけ?そして今一番の期待「潜水服は蝶の夢を見る」にも出演、とかなり楽しみな女優さんです。笑顔に華があるよね〜。

クレイ監督のPLAY BACK TIME、ほんとに特典つけてくれたらDVD買うかも。
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by 7_7seven | 2008-02-04 00:23 | ま行の映画

ミュンヘン MUNICH

見てて書き損ねシリーズ「ミュンヘン」これは二回も見たのに感想書く気に中々なれなかったんだよねー。今日は久々に野球観に行ったのに負けちゃうわ乱闘はあるわでしょんぼりだった。ほんとはかもめ食堂でも見るかと思ったけど時間も合わず…。
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エリック・バナの顔がほとんど見えないという悲しいポスター

見る前は「精鋭のモサドがひとつひとつターゲットを消して行き、主人公の隊長が悩む」というのを予想してたんだけど精鋭でなかったのでびっくり。ものすごいプロ集団じゃなかったのが意外だった。あと「スピルバーグの持論が延々と続くユダヤ寄り」の映画なんだろうなーという予想も見事に外れた。どっちからも抗議されてるし。しかも「暗い真面目で退屈な社会派映画」なんだろうなーというのも外れた。こういう自分のバックグラウンドを探るような重いテーマでも面白く(というと語弊があるけど人に見せる作品としてレベルの高い作品に)撮ってしまうところにスピルバーグの監督としての力と業を感じてしまった。

話としては場所が淡々と移動してるし今どの国でどのターゲットを狙ってるのかがわかりにくいけど命令を受ける所からラストシーンまであっという間に感じた。長尺なのにすごい。重いシーンと食事のシーンなどのコントラスト、隠れ家とパパの家などの対比などメリハリが効いてる。キャラクター描写も的確で特にアリとかは短い場面ながら品格を漂わせて演出と合わせて素晴らしかった。

主役のエリック・バナは(80%はバナ目当てで見た)さすがのさすがに上手く、確かに力はいりすぎてる感はあるけど主人公の持つ「どこにでもいる感」を上手く出しててよかった。これがスター俳優や演技派と名の通った人なら見る方も自分からは遠い事としてみたんじゃないかと思う。バナは演技もだけど当時のファッションも似合っててこれまたよかった。スタイルよくていいなあ。なんだかんだいわれてる新ボンドもいい演技してた。ちょっとした女性キャラまでキャスティングにかけては他の人が考えられないくらいはまり役のひとばかりだった。バナに関してはこの後ラブコメ「ラッキーユー」が楽しみ。来日しないかなあ。って公開するよね…。

テーマだけど「今更なことを映画にしたスピルバーグ」とかあちことで目にしたけどこんなに自分を偽らずいいたいことを作品にしたスピルバーグに感動した。特にアブナーがアリに問う「なぜパレスチナにこだわるのか」というのはアメリカで育ったユダヤ人のスピルバーグの正直な気持ちだと思う。この映画で自分が理解出来る事と理解出来ない事、皆に考えて欲しい事、をきっちり表現してあとは見た人に委ねたスピルバーグに大人になったスピルバーグというかアーティストとして生きて行こうという気概を感じた。もう家族の愛情も地位も金も名誉も手に入れて後は好きなスタッフと好きな作品を作っていけばいい人生なのに敢えてそうの道を選ばずユダヤ系の友人や色々なバッシングを受ける覚悟を決めたのはすごいと思う。私はスピルバーグを応援します。(ナイナイのオールナイトの口調で)
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by 7_7seven | 2006-04-16 23:34 | ま行の映画