映画やあれこれ


by 7_7seven
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カテゴリ:読書( 3 )

そういえば書いていなかった「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の感想。著者は弁護士の山口 真由さん。東京経済のインタビューを読んで興味を持ったところに著書があるらしい!と去年の春に手に取ったのがこの本です。ちょうど去年は仕事の関係で資格試験を受けなくては行けなかったのでこの本の方法で勉強しよう!合格したらブログに感想を書こう!と思ったのでした。

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最近の著書には写真入りが多いです。やっぱ美人弁護士は大きい売りですよね


チートすぎる経歴
筑波大付属高から東京大学、3年生で司法試験合格、4年生で国家公務員第1種試験合格。東大法学部を首席で卒業(成績はすべて優!)、財務省から弁護士へ、しかも美貌の持ち主、という漫画のキャラでもちょっとやりすぎな経歴を持つ方ですが、従来の東大出身の有名人女性、例えば高田真由子さんや菊川怜さん、勝間和代さんのようにエキセントリックさが感じられなくて、でもちょっと変わってる風なのが面白いです。



勉強し慣れない人におすすめ!
本は前半が山口さんの幼少期からこれまでの話。勉強し過ぎて幻聴が聞こえた話など盛り込まれています。その後は努力する為の方法論、勉強法について。いかに楽に、効果的に努力して結果を出していくかが語られます。
勉強法としては自分の基本の本を一つに決めてそれを7回は読む!ということ。
この本の後もシリーズのように図解版とか7回読みに特化してる本も出版されているので好評だったと思われるのですが、確かに勉強し慣れていない私のような人間にはぴったりです。


ノートがはじめだけ綺麗な人におすすめ!
ノートが一枚目だけ異常に綺麗に書いて後ぐちゃぐちゃ、歴史の勉強するぞ!と縄文時代まで丁寧にやって後放り出す、参考書買っては数ページで次のを買ってしまう…学生時代の私のことですが典型的な勉強出来ない人の勉強法、というか勉強までいってないっていう…。この本を読んだら基本の署を一冊に決めて(その代わり吟味する)何回も繰り返し読む。じっくり考えながら読まないでとにかく最後まで読み切って繰り返すのが大切みたいで、大事な事を何回も繰り返していくのが大事、と。本当に自分正反対のことしてきたんだなーと眼から鱗でした。


とにかく一冊読んでみる!
という訳でとにかく読む!わからなくても読む!と資格のテキスト300ページをひたすら読みました。今までだったらわからない言葉が出て来たらネットで調べたり、ノートにメモしたりしてたんですがぐっと我慢してどんどん読んで一冊読み切り!一冊読むと、一応範囲全部読んだ安心感や自信も出てきます。1回読んでも全く記憶には残っていないんですが二回目三回目と続けていきました。


本式のやり方からはズレてたけど…
私の試験勉強は実際二ケ月くらいだったので結局5回目までしか繰り返し読みできなくて、それからまとめノートを作って試験に臨んだのと、図解版による詳しいやり方とはちょっとズレてたんですがなんとか試験無事合格しました!職場で他にも受ける人がいたし、落ちたら本社や他の支店にもバレバレなので何が何でも合格しないと!だったのでよかったです。正直読み返し3回目までは全く覚えてなくて「大丈夫かこれ」状態だったけど不思議と本番覚えてて乗り切れました。
やっぱ反復は大事!


覚え書き
○本気で努力するのは長所、得意な事で
○四分野(読む、聞く、話す、書く)に評価を分ける
○苦手なものとは自分の土俵で戦う
○上位三分の一を目指す
○出来ないと感じる新しい環境に飛び込み戦略的に謙虚さを身につける
○教本は一冊に
○読書は精読より何回も素通しで読む
○自分から小テストの機会を作る
○小さくてよいので成功体験を積み重ねると確信が生まれる
○楽8割・努力必要2割が黄金比
○努力発動のスイッチを作る
○食事の時間で一日を三分割する
○努力の優先順位を決めておく
○努力は継続させなければ意味なし
○外圧を利用する
○努力は客観的評価のあるものを(自分との戦いにしない)
○具体的な量の数字を目標に
○努力の対象は一つに
○とりあえず早起きしてみる
○勝負スポットを複数作り疲れる前に移動する
○酷使した器官を変える(書き疲れたらしゃべってみるとか)
○道具を絞り努力の見える化を図る
○数字の単位を買えて努力の結果を実感しやすくする
○一つ抜け道を造る事で他の抜け道を許さなくする
○一日一分自分と向き合う
○理想像は自分の一歩先
○挑戦する事から逃げない
○失敗しても次の機会に備えて努力する
○自分の自分に対する信頼を裏切らない

特にラストの自分の自分に対する信頼を裏切らないっていうのが好きです。
誰の為でもなく自分の自分に対する信頼の為に努力するのを続けていけるのですね〜
努力や勉強ができる人には当たり前のことが書いてるかと思いますが、努力が続かないタイプの人にはおすすめです!
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by 7_7seven | 2015-01-22 22:12 | 読書
昨年80才で亡くなられたファッションジャーナリスト大内順子さんの自叙伝「お洒落の旅人」を読みました、上海で過ごされた幼少時代から晩年まで、当時の写真を交えて綴ってあります。

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ずっと印象が変わらなかったので80才と聞いて驚きました

豪華絢爛かつ波瀾万丈な人生
幼少を過ごした上海から帰国後も日本全国を転々とし、でもどこでも土地の人と仲良く過ごしていて、コミュニケーション能力の高さはもちろんですがどこに移動してもよい所をみつけて楽しんでいるのが素晴らしいです。しかし女子大生が30才のクリエイターにスカウトされモデルに、なら現代でもありそうですが、すぐにプロポーズされ19才で学生結婚はなかなかないのでは。
その後ファッションライターへ転身、留学の直前に自動車事故で大怪我を負われます。

出来ない事じゃなくて何が出来るかに焦点をあてる
彼女のトレードマークのサングラスはその事故が原因なのは知っていましたが、事故の詳細は知らず、今回内容を知ると心身ともにどんなに苦しかったか胸が痛くなり、またどれだけ努力されたか改めて頭が下がりました。拡大鏡を置いたり持ち歩いたりライトを持ったり、工夫を重ねておられたそうです。


美意識が高い人のつらさ
たまに「センスがある人ってそうでない空間やものを見るとつらいだろうなー」と思う事があるのですが大内さんの旦那様の宮内氏がまさにそうで、晩年入院したときは病室が汚い、美しくないとケチをつけておられたそうです。入院する位の体調なのにそういう美意識が働いてしまうくらい本物の感覚だったのでしょう。宮内氏は何十年も前にイタリアン・モダンな家を独自の感性で建てていたり、仕事も何でも出来てしまうので次の興味ある事へ転職、の繰り返しだったそうでセンスや才能は間違いないのだから一つの事に集中したら世に名を残す巨匠になっていたと書かれていて、ある話を思い出しました。


行動だけが嘘をつかない
昔ウェブデザインの先生が言われていたんですが、デザインを習っていた学生時代に自分よりセンスや才能のある学生はたくさんいた。でもそんな人はなぜか辞めてしまって教室では別に目立つ存在ではなかった自分ともう1人だけが業界での生き残りになったと。仕事において才能とかセンスとかは絶対じゃなくて、とにかく続ける事、やること、行動すること、形にしていくことが大事なんだろうなと思います。大内さんは自分は対照的にファッション一つに絞って長く続ける事で認められたと語っています。


ファッション通信やパリコレの舞台裏も楽しい
やっぱり地上波復活して欲しいファッション通信。コレクションが見られて、大内さんの解説も楽しかったです。始めた頃の大変な話、デザイナーの人となり(カール御大が大内さんの手をとって「いつもサポートありがとう」という場面は感動)大内さんがアイデアと行動力を駆使して何もないところから番組の形にしていくところetc読み応えあります。
文章も読みやすく写真も多いので大内さんの足跡が知りたい方はおすすめです。
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by 7_7seven | 2015-01-20 22:53 | 読書
連休は買い物、映画、読書三昧で満足でした!あっという間に読んだのが
ぼくの名はチェット (名犬チェットと探偵バーニー1)スペンサー・クイン著 東京創元社 です!
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片耳だけ白いのがチェットの特長です。

バツイチの冴えない探偵(元警察官)バーニーと警察犬学校を卒業しそこなった大型雑種犬のチェットの活躍を描くシリーズです。

動物は好きだけど特に犬派でもない私ですがこれはもうチェットの可愛さに身悶えしながら読みました。思考や行動が人間まんまというパターンじゃなくて犬らしくすぐ拾い食いするし、難しい話がわからなくなったり、食べ物で大事なことを忘れたり、な描写が色々楽しいんです。
飼い主のバーニーへの信頼も様々な場面で出て来て、じーんときたり。ご主人と犬というより立派に相棒、パートナーでチェットがそれに誇りを持っていて、バーニーもすごく自然に犬をパートナーにしていて本当にいいコンビです。

2人の思い出は楽しい事も大変だった事も輝いていてわくわくさせられます。チェットの語りを読んでいると、ちょっとした事にも幸せを感じててバーニーが大好きで、毎日に最高!楽しい!大好き!が溢れていて幸せってこういうことだよなーとしみじみ。もちろん苦手なことや不本意な出来事もあるけど全体を包む前向きさ、明るさであっという間に読み進みました。ミステリの筋的にはおおっというものはないけど脇役の動物まで生き生きと描かれていてとても魅力的な本です。
スティーヴン・キングやロバート・B・パーカーが賛辞を贈ったのも納得。
アメリカではThereby Hangs a Tail、To Fetch a Thiefが刊行済み、The Dog Who Knew Too Muchが2011年の9月に刊行予定みたいです。このシリーズは4作あるらしいので完結編?もっと長く続いてほしいなあ。

チェットのブログです→ http://www.chetthedog.com/
ツイッターもやってるチェット→ http://twitter.com/#!/ChetTheDog
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by 7_7seven | 2011-07-18 22:20 | 読書