映画やあれこれ


by 7_7seven
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<   2004年 12月 ( 13 )   > この月の画像一覧

2004年最後の映画はディズニーでピクサー最新作。
トイストーリーとかと比べると画質が物凄くよくなってるのにびっくり。
質感や動きの滑らかさ、色の多彩さ、全てのレベルが高くなっている。
キャラの造型もシンプルで(日本受けはあんましないかんじだけど)表情も豊か。

キャラクターの性格もそれぞれ面白いんだけど、肝心の主人公と悪役にあんまり魅力がない…。特に悪役は「いつ大ボスが出てくるんだろう」と待ってたら話が終わってしまったというくらい存在感がなかった。悪事を働く理由もなんだかなーだし、もっと造型も性格も個性的なものにして欲しかった。主人公のパパも子供っぽすぎるこころが見られて(そこが可愛いと思う人もいるかもだけど)奥さんの活躍に霞んでしまっているかんじ。おかげで話全体が平板な印象を受けるところもあった。アメリカの家族物といったらどんなしょぼい親父でもどうにかして最後には「強くて優しい父親」に持っていくのが手腕の見せ所なのにしょぼさもかっこいいところも中途半端で勿体無かった。

ぐだぐだいってるけどデザインはいいしエドナ・モードとフロゾンの場面は何回も見返したいくらいかっこいい。エンディングも気が利いててある程度の年齢の人間のツボを押しまくり。DVD発売されたらも一回みたいな。

日本実写キャストなら
インクレディブル:Dondocodonの山口 (あの体型といいパパっぽいところ)
イラスティガール:藤原紀香(こういう役とかやってみたらどうか)
シンドローム :くりいむ有田(に見えた)
フロゾン :新庄(我ながらナイスキャスティング)
エドナ・モード:市原悦子(これは自信ない…)
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by 7_7seven | 2004-12-29 02:16 | ま行の映画

パニッシャー(1989)

1989年作ドルフ・ラングレン版のパニッシャー。トマス・ジェーン版との対比が面白い。トマス版の陰湿ねちねちでせこい復讐の仕方に比べるとドルフ版はかなり普通のアクションもの。アパートの愉快な仲間達とのふれあいがたっぷりのトマス版に比べ下水道に住み、ほとんどの人と関わりを持たないドルフ版の孤独感が際立ちます。
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ドクロTシャツ似合うのにー


ストーリーもわかりやすく、ドルフはあんまり台詞がないまま(演技が下手なのでラッキー)にフランクの苦悩を表現出来てた。しかしいくらなんでも152人は殺し過ぎ。トマス版は家族残殺のシーンに時間を割いていたがドルフ版は回想シーンがちょっとだけなのでほんとにやり過ぎのヤバい人にしか見えない。親友の刑事が心配するのも納得。この親友の存在がかろうじて普通の人に見せてたかんじ。


しかしこの監督が本当にやりたかったのはヤクザ描写であった。頻繁に入る胄や剣道着を着た群衆などの監督の中の独特な日本イメージ。特に女親分タナカヒデコ(恐ろしいくらい普通な名前)の設定は凝り過ぎ。孤児院で育ち、ハーバードを卒業。最愛の双子の弟も組の見せしめの為に自ら殺す(その描写も秀逸)。毒を操り、水色かと思うくらいの白塗りで日舞等謎の行動も多い。
イタリアンマフィア相手に
『あなたらマフィアが羊飼いだったころからヤクザは悪の世界の貴族なのよ!!』と吠える場面はBrothers・北野武の『ファッキンジャップくらいわかるよこの野郎!』を凌ぐ名啖呵シーンである。監督と脚本家のイメージするヤクザがすげえ格好よくてこの台詞だけで見る価値あります!



暗い過去を持つ女親分、美女の用心棒、同じ衣装を着た手下達、などはタランティーノのKILLBILL1のオーレン・イシイに少なからず影響を与えているはず。大ボスはこのくらいキャラがたってないといけないという好例。フランクVSヤクザ軍団の演出もいろいろ凝っていてかなり面白かった。吹き替えで見たいなあ。深夜にTVでやらないかなあ。


日本人キャストなら
フランク:竹内力(復讐の鬼と化してほしい。ついでに督促)
親友刑事:哀川翔(甲高い声で友情を叫ぶ)
女親分:藤純子(似てる女優さんがいたけど思い出せないので暫定)
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by 7_7seven | 2004-12-27 03:04 | は行の映画

エイリアンVSプレデター

あんま期待しないで見たらめちゃくちゃ面白かった!すっきりさっぱりした気分になれる。もっと人間側の描写があるかと思ったら主人公の探検家みたいな女の人のみみたいだったのもよかった。他の人は紹介もそこそこにガンガン殺されていくし…。あのもう1人の女の人もっと活躍するかと思ったらあっさり…。

プレデターがかっこいい。というか可愛い。
多分若めの設定で主人公?の女の人と友情っぽい描写になってたし、結構いい奴ぽかった。エイリアンはやっぱりデザインがよすぎ。プレデターと向かい合う場面とか飛び蹴りとか笑える場面もたっぷり。対決の設定も面白かった。
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by 7_7seven | 2004-12-25 02:42 | あ行の映画
CMは詐欺としかいいようがないのでは。レオンがどうこういってたけどおっさんと少女の組み合わせってだけじゃん。原作も有名らしいのに変な邦題つけてるし。

さすが職人面してしらっと自分の趣味映画を撮るトニ−・スコットの念願の企画らしくいつも以上にエフェクトかけまくり。空撮しまくり。いい人専門のはずのデンゼルの悪い事悪い事。パニッシャーに弟子入りして欲しいくらいの復讐のすごさ。アイデアもおっさんの尻に爆破物突っ込んだりと多種多彩。現役時はウォーケンとどんだけすごいことをしてたのか。

アメリカ公開なのとダコタちゃん起用ということで原作と大きく違う所があってそこがネックになって感情移入できないようになってるのが惜しい。トニ−の描く無情感みたいなものはよく表れてた。役者もデンゼルもダコタちゃんもウォーケンもめちゃくちゃ演技が上手く、ミッキーの整形失敗顔もあり、それを見るだけで満足。メキシコの空気と渋い音楽もよかった。

日本人キャストなら
クリーシー:大杉蓮(地味すぎ?日本のデンゼルって誰だろう…)
ウォーケン:小林薫(いい人もやばそうな人も出来るんで)
ピタ:安達裕美(そっくりな瞬間があった。というか日本の子役わかんないんで)
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by 7_7seven | 2004-12-24 02:50 | ま行の映画

ネバーランド

映像といい台詞といい役者の演技といい、素晴らしい出来。主題も伝わってくるしパーフェクト。ジョニ−・デップ作品でここまでバランスのいいのは今までなかったのでは。実際評論家受けもよく、アカデミーノミネートは確実、受賞もありえるかもしれない。ジョニ−の演技は手本のような神経症演技で実在した作家の空気を壊さない。子供に対する優しい目や夫婦の危機に接する時のおぼつかなそうな表情等、本当に魅力的な演技をする役者さんである。対するケイト・ウィンスレットも上手く、子供達に好かれる母親そのもの。弱さも完璧に演じ切っていて本物の女優さんだと思った。4兄弟も上手く、ほめられてるピーター役のコも上手いけど長男役の一瞬で大人になる演技は鳥肌もの。

ここまで褒めちぎっていてあれだけどあんま好きな作品じゃない。人には自信をもって薦められるいい作品なのは確かなんだけどピーターパンそのものがあんま好きじゃないというか、主人公の作家バリと4兄弟の母がどうしても好きになれないというか醒めた目でみてしまった。あれじゃバリの奥さん気の毒じゃん。浮気女みたいな描写されていたけどさ。実在のバリは性的不能というか大人の女性に興味がなかったとか、実の兄の死の関係で成長するのを拒否したようなところがあったらしく、この映画は名作が生まれる時の美しいエッセンスのみをとったようなものかもしれない。4兄弟と母との交流からああいう発想が浮かぶのは本当にすごいと思った。あの窓から飛んでいく場面は秀逸。前売り買ったからもう一回見る。2回見たら好きになるかもしれない…。

現代のバリ、マイケルは幸せになれるのでしょうか。
日本人キャストなら
バリ:本木雅広(日本のジョニーっぽい。作家役も上手いし)
4兄弟の母親:松下由樹(あのどすこいっぷりを見事に演じてくれるはず)
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by 7_7seven | 2004-12-22 03:06 | な行の映画
ロブ・ライナー監督らしいいい意味での普通さが出ていたと思う。
男女を出会わせたり、関わりあう設定が少し強引なのもラブコメならでは。昔だったらメグ・ライアンあたりがやっていたっぽい役を新しいラブコメ女王ケイト・ハドソンが古典的美女から変わり者まで何役も演じている。美人じゃないけど魅力的。

ルーク・ウィルソン本人はこういう路線でいいのかなあ。踊りのシーンは面白かったけど、あまりに予定調和な役でやってて面白いのかなと思った。
そしてそしてソフィー・マルソー!老けたというか魅力がなくなったというかはじめてみた時わからなかった。
日本人キャストなら
ケイト・ハドソン:仲間由紀恵(なんとなくもの書き役が似合う)
ルーク・ウィルソン:金城武(踊ってほしいんで)
ソフィ・マルソー:南野陽子(往年のアイドルということで。ドラマでないのかな)
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by 7_7seven | 2004-12-21 04:10 | あ行の映画

ドット・ジ・アイ

予想した話とかなり違っていってびびった。ガエルは普通っぽさと得体のしらない部分を持つ青年を上手く演じてたと思う。微妙な恋愛感情の表現の仕方も上手くてやっぱいい俳優さんだわーと再確認。

話は二転三転して(でも何となく読める展開)目が離せない。ガエル役が魅力的でないとすすんでいかないのでそういう意味でもキャスティングが上手い。女の子はかわいそうな場面もあるんだけど元々があんまり性格でないので同情出来ない。男の子にはもてるだろうけどさ、仕事に不真面目なのがちょっと。それに引かないガエルもどうよ。婚約者役は嫌なやつ(この話の登場人物皆嫌なやつ。下っ端二人は違うけどいっちゃってるし)で、特にネタばらしする時の表情がすごかった。
ポスター見たらお洒落映画みたいなのにクルーエル・インテンションズみたいな印象。
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by 7_7seven | 2004-12-15 04:24 | た行の映画

ターミナル

トム・ハンクスはやっぱり上手いけどちょっと主人公のキャラクターがフォレスト・ガンプっぽい。英語があまりしゃべれないだけで後は愛すべき性格の普通の人なんだから必要以上に滑稽な描写はいらないのでは。特に冒頭から30分ほどのドタバタが気になった。あと局長の性格の描写も中途半端なとこと後半御都合主義が強かったのが気になった。

その他はいつものスピルバーグ、というかこの頃のスピルバーグっぽさが出てた。手堅い、でもぬるい。やっぱり父親エピソード出てくるし。役者陣は脇まで皆上手くてよかった。インド人の清掃員とルナ君は特に。キャサリンも客室乗務員役がよく似合う。今回もスピルバーグの恋愛ベタっぷりがよくわかった。苦手なら省けばいいのに…。しかしラストは空港の遠景で終わってほしかったなあ。
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by 7_7seven | 2004-12-08 21:35 | た行の映画

BENT 堕ちた饗宴

役所やリチャード・ギアが演じた伝説の舞台の映画化。ミック・ジャガーの演じるドラァグ・クイーン?が歌い出す衝撃の幕開けからゲイが大騒ぎの場面(ここらへんが饗宴?)、収容所と最初から最後まできつい場面の連続。あまりに痛い展開になぜこの映画を借りたんだろう…と思ったりもしたが見てよかった。主演二人の立ったままの会話のすごさ。舞台向けの脚本で実際映画でなければ!の場面もなかった気がする。遠景くらいかな?

英国の今旬の役者さんがいっぱい出てて、ポール・ベタニ−はわかったけどジュード・ロウは???サディ・フロストに至っては??あとクライブ・オーウェンが色気があるのでびっくり。キング・アーサーのあの中間管理職のおっさんが嘘のよう。
クライブ・オーウェンといえば役所とそっくり。オーウェンの役は舞台ではリチャード・ギアと役所。役所とギアといえばShall we dance?という訳でオーウェンがShall we~を舞台でやれば素敵なトライアングルの出来上がり。あーそういえばイアン/マッケランがいい味だしてた。さすが。
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by 7_7seven | 2004-12-07 22:00 | は行の映画
PCで作った映像が認められて映画化が決まったというのとキャシャーンっぽい映像にひかれて見たけどあんまり期待してなかったせいかすごく面白かった。

こういう映像は長時間見ていると飽きるかもと思っていたけどそういう事もなく、異常に少ない登場人物にも違和感も感じず、この作品と自分は相性がよかったよう。
ストーリーやキャラクターの性格が昔のハリウッド映画っぽくて、その雰囲気にジュード・ロウがはまってる。この位作りこんだ映像でも負けていないのはちょっと懐かしいかんじの二枚目のジュードだから。これがトム・クルーズだったらまんまコミックになってしまう(でもちょっと見たい)。

アンジーもこういう「ちょこっと出てきてインパクトだけ残して去っていく」役が一番合っているし印象に残る。主役になるとどんどん印象が薄れてしまう不思議な女優さんだと思う。

グゥイネスの自分を高く見せる事のテクニックには毎回脱帽。今回も美しくセットした金髪、仕立てのいいスーツ(ヴィヴィアンっぽいと思ったらソフィア・コッポラとか)口元にポイントをもっていくメイクで3割増し位綺麗に見える。間違っても西海岸を水着で走ったりするような役はやらないのが賢い。制作側もグィネスを面白く料理していて「むかつくけど憎めない」という役柄にしている。上手い。
爽快な飛行シーンから往年のハリウッドっぽいちょっと笑えるラストシーンまで楽しんで作ってるのが伝わってきた。次作が楽しみ。
あんまヒットしてないらしい。残念…。
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by 7_7seven | 2004-12-04 22:51 | さ行の映画