映画やあれこれ


by 7_7seven
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<   2005年 10月 ( 12 )   > この月の画像一覧

フィンランド映画久しぶりーという訳で「ヘイフラワーとキルトシュー」
少ないかと思ったら結構観客多くてびっくりした。始まる前になぜか10分モグラのアニメ。
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独特の色使いとアングルが素晴らしい

小さな怪獣キルトシュー、キャリア志向激しく家事がへたくそすぎのお母さん、芋の研究に没頭してるお父さんを抱えて7歳なのに皆に気を使いまくるヘイフラワーがかわいそすぎ!なんかフィンランドの名作童話らしいんだけどこんだけ長女に過酷な思いさせるって一体どんな童話だよ。しかし広大すぎるフィンランド、綺麗だけどお隣にいくのも結構な労力が。お母さん働くとかいってたけど通勤も相当大変なのでは。って一番大変そうなのはあんな遠方の学校に通うヘイフラワーだけど。スクールバスとかもなかったしどうなるんだろう。

兄弟姉妹を持ってる人はもちろん、持ってない人も小さい頃の理不尽な怒りを思い出すはず!ひとり篭城とかやったよ。なつかしいなあー。小さい頃って小さい世界に短い歴史なりに(だからこそ)すごく色々な事を真剣に考えたりするんだよね。小さい子の言う事はおざなりに聞いたり、何でも言う通りにしたりとかよくないなーとつくづく思った。しかしヘイフラワーの心労ってこれからも増えそうでちょっと心配。

映像がめちゃくちゃ可愛い!特にインテリア!壁紙とか色使いもポップで結構激しかったりするのに絶妙な組み合わせでまとまってる。緑とか空の色も微妙にトーンが違ってて北欧の独特の空気感がいい。子役ふたりは上手いわかわいいわでほんとに見てるだけで幸せに。服もかわいいしねー。お父さんがなにげにヴィゴ・モーテンセンに似ててこれまた眼福だったなー。あとは音楽がもっとよければねえ。チープさがかわいいといえなくもないけどやっぱ安い感じ。そこがちょっと惜しかったけど秋にぴったりのかわいい一品でした。
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by 7_7seven | 2005-10-30 23:21 | は行の映画

メゾン・ド・ヒミコ

ロングラン中の「メゾン・ド・ヒミコ」。なんかオダギリジョーがえらく評判よいらしく結構期待して映画館に
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なにげにライターの伏見氏が出ててびっくりした

なんか綺麗すぎる。ファンタジーというかまあそういう世界を楽しむ映画なんだろうと思った。オダギリジョーはたしかによかったけど結構謎。ヒミコさんとの関係がよくわかんないというかゲイとしてヒミコの男役?みたいなものだったのに何とか専務とはどんな役割をするつもりだったんだろう?それともどっちの役もいける口だったの?ゲイでないからよくわからないけどそこらへんが?だった。登場するゲイの人たちもファンタジーな味付けで皆が「こうあってほしいなー」と思う姿を投影したと言うか。柴崎コウは健闘。元の顔がきれいなだけにあそこまでブサイクにするのは骨だったろうなあ。ヒミコさんはすごく女性らしい人てイメージだったんだけどフツーに男らしいおじさんだった。動きはダンサーだけあって美しいけど床について以降、男らしさが増したというか。

あと美術関係がつらい。大切な舞台のはずのメゾン・ド・ヒミコがやっすいラブホにしか見えない。照明も煌々と照らしてて興ざめ。唐突なミュージカルなシーンも乗れなかったし、ラブシーンもキスシーン音させればいいってもんじゃないのでは。この監督と趣味が合わないんだろうなー。「ジョゼと〜」見ようかと思ってたけどやめた方がいいかも…。あ、でもラストシーンはいいかんじだった。
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by 7_7seven | 2005-10-29 00:51 | ま行の映画

ALWAYS 三丁目の夕日

試写会で「ALWAYS 三丁目の夕日」。ラジオ番組の主催だけあっていつもの試写会より年齢層が幅広い。というか高い。リアクションがでかくてびびった。「なつかしいわねええ」とか家でTV見るみたいにしゃべってるのにびっくり。
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ビジュアルイメージがトム・ハンクスものみたいになってる

予告であんまり期待してなかったんだけど結構面白かった。場内終止笑いがあるか涙ってかんじだったし。特に年齢高い人にはツボ場面が多かったみたい。ベタというか説明調のところも多くて(コーラとか)閉口したところもあるけどしょうがないのかー。


原作は知らないし話自体細かいエピソードのつなぎ合わせで(それってシン・シティと一緒なのにこの距離感は一体)ラストも派手ではないんだけどじんわりくる。幸せの一形態を感じていい気分で見終われた。堤真一が口は悪いけど気のいい人間を演じててよかった。京極堂の百倍似合ってた。薬師丸ひろ子もいそうでいないお母さんを微妙な間で演じきってた。小雪は他の女優だったらドロドロしたものになりそうな場面をサラッと実現させてた。堀北真希もかわいい。はじめ堀越のりかと思ってて「苦労人がついに…」とか感激してた…。

CGは正直どこまでがそうで繁茂のはどれなのかさっぱり…。建設中の東京タワーを使った演出が上手い。皆やさしくてお互いを気遣ってて、そういう時代を派手じゃなく描いてるのはいいなーと。平成も捨てたもんじゃないけどこんな映画にはならないもんね。
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by 7_7seven | 2005-10-28 23:27 | あ行の映画

春の雪

試写会で「春の雪」。三島由紀夫作品って映像化されないのは遺族が許可出さないからとか思ってたけど今じゃ池田理代子のマンガにまでなっててびっくり。「世界の中心で〜」他行定監督の作品を見た事なかったのでわくわくしながら会場へ。
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東宝が金かけてる割に「携帯のない恋愛〜」とかのコピーやポスター等のビジュアル面がお粗末なかんじ

三島作品が映像化されない理由がわかる。普通に筋を追っていけば主人公の顛末は自業自得以外の何者でもないし、ヒロインも世間知らず故辛い選択をしたお嬢様にしか見えない。しかもこれを悲恋とか純愛みたいに宣伝しちゃってるのがどうもねー。登場人物に感情移入するタイプの映画ではないからそれを期待したらつらいかも。

原作は三島由紀夫の美意識を堪能する作品だと思うのでそれを再現出来れば合格ってことだと思うけど、肝心の台詞がちょっときつい。うわっすべりというか。映像はさすがに綺麗で大正時代のデカダンってかんじは薄いんだけど邦画によくあるお洒落映像とは一線を画している。俳優は頑張ってるーんだけどやっぱ役者不足なかんじ。妻夫木は自分の能力出してるけど任じゃないというか、やっぱりフツーの家のフツーのおにいちゃんにしか見えない。主人公の持つ屈折した感情は難しかった。窪塚とか伊勢谷とかが若かったら似合ってたかも。若い頃のジュード・ロウもいいな。竹内結子は白塗りすぎ。深窓の令嬢は荷が重すぎ。主役二人が恋愛してるように見えなくて密会場面も盛り上がらなかったなー。輪廻転生も重要なキーワードなのにとってつけたみたいになっちゃってるし。脇役はすごくて特に大楠道代と岸田今日子が飛ばしまくってた。

しかし清顕はスター・ウォーズのアナキンみたいなやつだねー。自分の才能を持て余し、現在の恵まれた境遇も醒めた目で見ていて何が欲しいかわからず苛つく若者。彼の魅力に惹かれ、その欠点も含め見守る友人は自分の勝手で振り回す。年上の女性に惹かれるが間違った方法で恋愛を進めていってしまうあたり。
これはぜひ映画化を切望してたコッポラにハリウッド版で撮ってほしい!勿論顕=ヘイデン・クリステンセン、聡子=ナタリー・ポートマンでヨーロッパ貴族社会を舞台に三時間ぐらいで。
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by 7_7seven | 2005-10-27 23:59 | は行の映画
試写会で「ブラザーズ・グリム」テリー・ギリアム、7年ぶりの新作らしいけどずいぶん撮ってなかったのねー。撮ってないといえば周防監督の新作はどうなってるんだろう。
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マットもヒースも別人のよう…。音楽がチャイコフスキーのロミオとジュリエットに似てた

タイトルだけだと地味ーに民話収集を続ける真面目な兄弟ってかんじだったんだけどやっぱギリアム監督なのでそんなことは全然ありませんでした。CG少なめのヴァン・ヘルシングというか 暗さのないジェヴォーダンの獣というか純愛のないスリーピーホロウというか、ギリアム作品らしくどこかすっとぼけたかんじで面白かった。チラシとか見ると全然違う方向で宣伝するみたいで、ダークファンタジー期待していくお客さんには酷なことになりそう…。でも普通のギリアム作品を期待していってもがっかりするという難しさ。ギリアム作品にしては不思議なくらいまとまってるし。

映像の独特さは健在。でも洗練してえぐみはなくなったかも?塔や村、脇役のキャラクターまでしっかり凝っててよかった。ストーリーは単純なんだけど組み方が変則的で見てて疲れる。俳優は皆素晴らしかった。グリム兄弟サイコーにおかしい。マットはもみあげがやばいしヒースは髪がやばい。(ヒースの地毛でありませんように…)そしてなぜか兄のウィルが好かれまくりキャラに。特に後半はギリアムのウィルへの思い入れなのか悪ふざけなのか面白い事になってた。ラスト近くのあるシーンの時、観客が一斉に前のめりになったから監督の狙いは正しいのかも?続編あったら見たいなー。モニカ・ベルッチがとんでもなく美しかった〜。
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by 7_7seven | 2005-10-26 23:41 | は行の映画

ドミノ DOMINO

己の道を爆走する映像馬鹿兄妹・スコットブラザーズのひとり、トニー・スコットの新作「ドミノ」

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なぜグリーン?なアメリカ版ポスター

いやー前作「MAN ON FIRE」(マイ・ボディガード←?な邦題…)に続いてトニー節炸裂!というかさらに訳わかんないくらいいじりまくり!映像エフェクト、音楽、カメラのぶれ、時間軸、といじれるものはなんでもいじるぜ!とトニー御大、編集の鬼と化してます。ぬるいMTV出身監督には真似出来ない濃さで見てて「このやりすぎ感こそスコット兄妹!」と感激にむせぶばかり。有名俳優の娘に生まれ、モデルにもなれるような美貌と財産を持ちながらバウンティ・ハンターになったという、リュック・ベッソンが考えそうな少女マンガな設定なのに実在した人物っていうのにびっくり。ストーリーはほぼフィクションみたいだけど、凄まじい人生だなあ。

ストーリーはともかく、俳優は豪華!なぜかメイシー・グレイ出てるしどさくさに紛れてジェリー・スプリンガーまで出てるし。トニー映画の常連クリストファー・ウォーケンもさらに存在感に磨きが。SIN CITYで大復活のミッキー・ロークも顔に「紆余曲折ありました」って書いてあるような味のある表情をするようになっててすごくよかった。そして今回の掘り出し物、エドガー・ラミレス!!!かっこいいー。ほとんど英語しゃべらない役柄なのに表情や仕草だけで表現しきってた。視線の強さと目の表情がすごい。特にドミノを見る目が圧巻で、きっと今回やられた人が多かったはず。ラテン系の役者さんで今回がハリウッドデビューらしいのでこれから絶対注目。キーラはあっさり脱いでびっくり。ルーシー・リューとの会話もセクシーな空気を作ってて面白い芯を持った女優になれるかもと思った。

<アイドル映画の天才・スコット兄妹>
アイドル映画を撮らせたらスコット兄妹の右に並ぶものはいないとしみじみ。手法としてはりドリーは主人公(アイドル=オーラのあるスター役者)を追いつめていき、(ブラック・ホーク・ダウン、グラディエーター、キングダム・オブ・ヘブン等)トニーは画面から浮かせる。(トップガンのトム・クルーズ、スパイゲームのブラッド・ピットなど)他の役者と相容れない部分を強調して画面から浮かせ、存在感を際立たせる。(大根に見える諸刃の刃な手法)今回もキーラは存分に浮かせられていた。審美眼も磨きがかかるスコット兄妹の次作に期待。
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by 7_7seven | 2005-10-25 23:08 | た行の映画

ドッジボール DODGEBALL

レンタルで「ドッジボール」。公開時郊外のシネコンに行くのに迷って諦めたということもあって楽しみに借りてみる。
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アメリカではかなりのヒットだったのに…日本ではビデオスルーじゃないだけましなのかな
んー同じベン・ステイラーなら「ズーランダー」の方がばかばかしくて好き。これも十分面白いけど、もう少しベン・スティラーの出番が多かったらなあ。奥さん(大活躍!)との絡みはいいなあ。ジェンもヴィンスとあんなかんじの夫婦になればいいのにーと思ってしまった。ドッジボールのルールが日本と違ってて面白い。あとこういうお笑いスポ根ものにつきもののバラエティ豊かな敵チームがもう少し工夫があったらなー。英語のスラングとかがわかればもっと面白いんだろうけどー。

こういうコメディ映画、たまーにしか来ないけど、しかもあんまヒットしないけどベン・スティラー来日しないかなー。ちょっと前にアメリカでヒットしてた40years old Virginとか(邦題はどうするんだろう…)ウェディング・クラッシャーが公開されるか心配。ウ゛ィンス・ボーンはMr.&Mrs.スミスにも出るみたいだからもしかして来日するかも?
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by 7_7seven | 2005-10-17 19:17 | た行の映画

ナイン・ソングス 9SONGS

レンタルで「9Songs」。主演俳優ふたり、全く知らないけど監督がウィンターボトムだし作品の評価も高いので期待して見始める。
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日本版ジャケットもこっちも裸を全面にもってきてるのねー

いやー音楽は思ってたよりよくて見入った。すぐSEXシーンになっちゃうけど。ライブ・SEX の繰り返しでうーんってかんじだった。イギリス人男性が振り回される奔放な性格の彼女=アメリカ女性って設定多いけど(クローサーとか)イギリス人から見たらやっぱりこんな彼女に自分を変えて欲しい(結局変わらないけど)っていう願望があるのかな。恋愛といえばフランスとかイタリア、スペインとかの方が情熱的な感じするけど言葉の問題があるし、距離の面でいずれ別れる可能性が多いってところも一時の恋人=アメリカ女性っていうのが一番都合いい設定なのかも。元モデルがやってるだけあってSEXシーンも全然いやらしいかんじがしなかった。音楽とふたりの心情がシンクロしててそこらへんは面白かったけどここまで会話も少なくやってるだけの映画っていうのもどうかと。しかも本当にやってたっぽいっていうのがどうもねー。演技でいいじゃないの。
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by 7_7seven | 2005-10-16 05:50 | な行の映画
久々のラッシーの映画なのに乱暴者ニュースばかりが有名に…。さらにプロモーションに来日したレネーはスピード離婚だし。あの「新婚レネーおのろけ会見」は一体なんだったのか。女優も大変。
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かっこいいポスター!日本版の方がお客は入りそうだけど

ロン・ハワードお得意のど真ん中映画。実在の人物+ボクシングというオスカー狙いなかんじもするけどこれみよがしに泣かせにもいってないしすんなり見れた。でも実際家庭を持ってるお父さん方には泣けてしょうがないかも。不況とはいえ家族にお腹をすかせてしまう自分への不甲斐なさとか辛さが上手く描かれていたと思う。父性第一のアメリカーってかんじ。ボクシング映画って自己実現とか主人公の葛藤や成長が描きやすいけど今回はそれより金を稼ぐ仕事としてのボクシングが全面に出てて面白い。

演出はリアルなボクシングシーンをって気持ちは伝わるんだけどラウンドが進んでも顔や身体が綺麗なまんまなところが?だった。「シービスケット」と似てるけど時代や一般人との一体感が少し薄いかんじ。俳優はラッシーはさすがに上手いしレネーもよかったんだけど何と言ってもセコンド役のポール・ジアマッティが最高!もうけ役でもあるけど絶妙な距離感で演じててすごくよかった。全体に文句つけようがないんだけどあまりに直球でするっと見てしまうかんじが勿体ない。大ヒットしてないのはそんなところが原因かも。
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by 7_7seven | 2005-10-15 05:10 | さ行の映画
今日が本当の試写会でやっと見られる「コープスブライド」
ナイトメア〜が好きなのですごく楽しみにしていた。
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相変わらず美術センスがすばらしい

んーやっぱジョニーとバートンのコンビは素晴らしい。美しい動きに美しい色彩と造形。キャラのデフォルメも本当にセンスがよく、かつ可愛い。毒が薄い分日本受けする可愛さだと思う。とくに犬のスクラップの仕草とか見たらもう…!犬好きの人が見たらたまらないと思う。色もグレーのトーンだけで何色あるの?ってかんじのデリケートな色使い。動きも面白い(特に執事)し音楽も楽しいし、やっぱチャーリーと会わせてみると楽しさ倍増。あとバートンらしく女性キャラも芯がしっかりしててよかった。ふたりともすごく綺麗でかわいい。仕草もユーモアたっぷりだし、何と言っても表情がすばらしい。ビクトリアはもっさいルックスなのに表情がすごく可愛いしブライドも表情に憂いと凛としたところがあっていい。主人公はいつものバートン主人公でちょっとスリーピーホロウっぽい。ビクターはジョニーが生き生きと演じててものすごくものすごくかわいい。実写にしてジョニーもこういう役やってほしいなー。ダンスとかピアノとか。

ストーリーはロシアの童話をベースに(雰囲気もヨーロッパというよりロシアっぽい。バレエにしてもいいような)したらしくひねりがあるとかじゃないんだけどラストまであっという間だった。主役三人、全員好きなので三人で結婚しちゃえばいいのに、と思ってしまった。上手くいくと思うんだけど。
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by 7_7seven | 2005-10-13 23:05 | か行の映画