映画やあれこれ


by 7_7seven
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<   2005年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

オーランドの現代もの+キャメロン・クロウの新作ってことと予告で結構期待してた「エリザベスタウン」
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こっちの方がおしゃれでいいなあ。日本の方が内容にはあってると思うけど

んー予告と違う!なんか「ビッグフィッシュ」みたいな父息子の話かと思ったんだけどどっちかというと死者より残された人がどのように自分に折り合いをつけるかという話だった。というかそれも一部でなんか恋愛要素や地元にまつわるコメディぽいところとかいろんなものがごっちゃで散漫なかんじが。

しかしキャメロン監督、自分大好きに拍車がかかっているような。なんといっても自分=オーランド。しかもこのオーランドがまた「頭文字D」に続くお膳立てされ男で、作品中自分の意志でなんかした場面ってほとんどないのでは。最終的には超力作ノート(あれはいつ作ったんでしょうか)を元に旅行。フツー父子で旅行する予定でそれが亡くなって駄目になった設定だったら自分でルート考えていくだろうよ。

「あの頃ペニーレインと」ではどんな描写だったか忘れたけどキャメロン監督は父親と衝突とか葛藤とかなかったんじゃないか。スピルバーグやバートン監督作における父親と比べるとあまりにも父親像が曖昧。好かれてた人物だったみたいなのにその人柄を思わせる描写がほとんどないし。ドリュー長男で家も離れて色々あったはずなのに「いいお父さんだったなー」ってくらい。どっちかというとお母さんの方に気持ちがいっていてその場面は監督の思い入れが強そうだった。

あとキャメロン監督って「一見気が強くて、でも人の気持ちがわかって貧乏くじを引く男運が悪い」女性が大好きなんだねー。今回のキルスティンが監督の好みを集約させたヒロインだと思う。女性側からガンガン押してくるから男側はらくちん。
はじめの解雇の場面(ウィリアム・ボールドウィンの肥えっぷりに驚愕)から現実離れしてるし(マーケティング大好きアメリカであんなのありえねー)ファンタジーとみた方がいいのかな。役者も監督も好きな作品なのに微妙な気持ちになってしまった。音楽とかはよかったんだけどなー。

あの赤ちゃん騒ぐのやめるビデオは欲しかった。
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by 7_7seven | 2005-11-11 00:49 | あ行の映画

SAW 2 ソウ2

なんかアメリカでは「マスク・オブ・ゾロ2」を抜いて一位だったらしい「SAW2」
1は「セブン」に「CUBE」を混ぜたような独特の質感とゲームのような謎解きが面白かった。痛い表現はつらいんだけど…
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いたそうなポスター

いたたったたたったったな場面がパワーアップ!しょっぱなから「そりゃないでしょ」な展開の連続で結構目を伏せちゃったりした。今回は人数も多いからますます「CUBE」っぽくなってるんだけどージグソウの人の悪さというか悪意の質がなんかなー。例えばレクター博士やジョンドゥとはまた違った人の悪さであんま後味よくなくて(前出のふたりも後味悪いけど妙な覚悟は感じる)なんかなー。1が結構飛び道具的なストーリーだったんでそれから逆算するとなんとなく大筋が見えちゃうのがつらい。こういうのの2ってものすごく難しい。「CUBE」も2は散々だったらしい(見てない)し。でも3が公開されるけど…。スリラーとかホラーってキャラクターや世界観で何作も作れそうな気がするのかなー。

オチやストーリー全体の展開はともかく、ずっと緊張状態が続くのはすごい。見た後すごいつかれたー。
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by 7_7seven | 2005-11-10 00:36 | さ行の映画

フォーガットン

なぜか見る機会がなくてレンタル待ちしてた「フォーガットン」
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日本版よりこわいポスター。でもこれジュリアン・ムーア怒らなかったのかな

いやーびっくり。この映画、やたら映画を見てた時期(プー時期)に予告がかかっててすごく見たかったんだけどその後就職しちゃったから見る機会なかったんだよねー。予告編ではすごい面白そうだったんだけど、これは一体…。ジュリアン・ムーア、なぜ引き受けたんだろう…謎は尽きません。

とはいえ前半はすごく引き込まれた。これでオチがあれでなかったらなー。というかオチあれでいいんだけど表現方法が…。呆れを通り越して笑ってしまいました。おもろい。案外映画館で見てても怒りを感じなかったかも。この駄目具合はTV東京系でガンガン放送されそうです。放送されたら見るなー。(結構好きなんじゃ)

この作品のよく出来た予告とものすごく似た作りの「フライト・プラン」がひじょーに不安になってきました。楽しみにしてるのに。ジョディとジュリアン、かぶるところあるしなー。フライト〜は興行成績も結構よかったから心配しないでいいのかもしれないけど。ショーン・ビーンって飛行機嫌いじゃなかったっけ。なぜ機長…。
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by 7_7seven | 2005-11-06 23:36 | は行の映画

ヴェニスの商人

アル・パチーノがシャイロックを演じる、しかもちゃんとした実写ははじめてらしい「ヴェニスの商人」

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こっちのポスターの方がいいなー

実写が難しいなーとしみじみ。元々はコメディなのにあまりにもシャイロックに対する仕打ちがひどくて笑う場面でもいまいち気持ちよく笑えないというか…。パチーノがまた悲しい表情するものだから本来は拍手喝采のシーンがシャイロックに感情移入しちゃって正直泣きそうだった。宗教まで奪うなんてやりすぎ。いつものパチーノ節は抑えてじんわりかなしみを表現してて素晴らしかった。ヨーロッパものにもっと出て欲しいなー。なんでもパチーノ出演ってことでイタリアのロケ許可降りまくったらしいし。

ストーリー的にはおなじみだったけどゲイな場面がしっかり表現されててびっくり。テイベリアス、いやジェレミー・アイアンズがうますぎ。息子の婚約者やら義理の娘やら男やら、やばい相手ばっかり好きになっちゃうのね。またそんな役がぴったり。相手のジョセフの馬鹿なボンボンっぷりを見てたら仕事浸けの自分の青春時代を補完出来るようでうれしかったのかなー。またバッサーニオもアントーニオの気持ちをしっかり知ってて利用してるけど奥底では奥さん以上に繋がっている、でもそこは自覚なしというのが切ない。それを見抜くポーシャも賢すぎる女性のかなしさが出てた。ジェレミーは「父子的な愛情」とかでぼかした言い方してたけどアントーニオのバッサーニオを見つめる目、キスされた時の表情、ポーシャから顔を背ける場面とか見てたら父子ではありえないってかんじ。あと美術や色使いが素晴らしかった。ヴェニスっていいなああ。
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by 7_7seven | 2005-11-05 00:51 | は行の映画
試写会で「イン・ハー・シューズ」。「ヘイフラワーとキルトシュー」に続いて姉妹映画な秋ですね。地味だけど見応えのある、でも重くない映画を撮るカーティス・ハンソン監督(次作はエリック・バナ主演!たのしみー)の新作。
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お姉ちゃんの立場が…。アメリカではキャメロンってこういう位置づけなのかなー

やっぱこの監督の作品いいわー。結構きつい題材でもさらっと重くないし明るいし苦い現実の中にも希望が描いてある。そこが甘いとかんじる人もいるかもだけどほろ苦ってかんじでいいなあ。それにこれスコットフリーのプロデュースだし。さっすがスコット兄弟!

前半のフィラデルフィアの暗い景色から一気にマイアミにいくところとか靴(ジミー・チュウとかブラニクとかよだれがでそう…)の演出、鏡の使い方、犬とかおいしいご飯とかお洒落なおばあちゃんたちとかストーリー以外も色々ツボだった。泣かせようっていう演出じゃないのにじんわりくるところが何度もあった。上手くいかず右往左往する人に向けての監督の視線が真摯でそれぞれのキャラクターの心情がすごく上手く演出されてる。男性と継母はちょっと類型的なかんじもしたけど他のキャラクターがよすぎたからねー。

キャメロンの表情も(褒められたときの笑顔とか泣ける)すばらしい。しかし足長いねー。出演作は多くないのにポイントごとにいい作品を選んでてセンスいいなーと思う。トに・コレットは苦手な女優さんだったけど(6センスもアバウト・ア・ボーイも駄目だった…古くはミュリエルの結婚から)今回は拒否反応でなくてうれしい。しかしサイモン、パーフェクトすぎてなんか裏あるんじゃないかと最後まで気が抜けませんでした。(かんがえすぎ)教授や女友達やおばあちゃんたち等脇も魅力的であっという間の二時間でしたー。エリックの映画も超期待。
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by 7_7seven | 2005-11-01 23:31 | あ行の映画