映画やあれこれ


by 7_7seven

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予告があの珍作「フォーガットン」に激似というだけでも不安になってくる「フライトプラン」
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またの名を「パニック・プレイン」もう子を守る強い母しかやりたくないのかジョディ
次はVSプレデターとかジェイソンとかでもいいよ。多分勝つよ。

なんか前売りの特典欲しくなってついついビジネスクラス買っちゃったよ!ファーストはさすがに金がなかった。1800円で外国の航空券風の前売りチケットと案外しっかりめに作られたパスポートケースはなかなかよかった。これで今年は海外行くぞ!!!(やっぱ願望は書いといた方がいいぽいね。去年はつい「マリーンズ優勝したら面白いかも」みたいな(願望じゃないけど)のここに書いたらちゃっかり優勝しやがって!(絶叫&号泣)うっかりでも実現しそうな事はかいちゃだめだね。今年はホークス優勝で。あとジョーとイチローの2ショット(なにげにコリン・ファレルとブラピの2ショット?)の写真撮りたい。それはともかく映画の感想を

ジョディ強い!っっていうか強すぎ。確かに飛行機の機会には強いだろうけど走るわなんだわでダイハードみたいなアクションだし。と思ったら元々主人公は男性だったのね。なんか納得。男の人の方が面白かったと思う。家族を最新鋭の飛行機に乗せるのを励みに仕事に頑張っていた男がいきなり事故で妻をなくし、娘とNYへ帰る。しかし娘とは深い溝が出来ていた。みたいなかんじでさ。

あまりにも「むすめはどこなの!!」が勢いよすぎて文句いえないけど段々主人公に同情出来なくなっちゃう…っていうのが辛かったんで。だってジョディ怒り過ぎ。確かにパニックになるのはわかるけど飛行機が飛んでる間は犯人もいるんだしもうちょっと落ち着いて協力を求めたら見ている方も「がんばれジョディ」な気持ちになるのに。あやういかんじの主人公という意味なら100点満点の演技だったと思うけど、あのヒスっぷりを「母親だから」みたいにいわれるとうーんってかんじ。顔が中森明菜みたいだった。

映画自体の出来は…フォーガットンが笑える珍作ならフライトプランは「えっまじで?」な珍作。ネタばれせずに書くのが難しいけどさ、このプランって相当の偶然が重ならないと実現不可能っていうかほとんど無理。「あーなるほど!」っていうのがなかったもん。伏線?って思ったのほとんどスルーだし。スチュワーデス刑事の方がまだまともなトリックのような。まあでもこれはトリックを楽しむ映画じゃなかったと思い込もう。

俳優。ジョディひとり舞台かと思ったらピーター・サースガードが。「ニュースの天才」でヘイデンを追いつめてなかったっけ?一時はヨーロッパゴージェス美女の代名詞だったグレタ/スカッキが出てるーどれだろ?…まさか眼鏡のセラピストですか。ちょっとがっくしきちゃった。そしてすごーく楽しみにしてたショーン/ビーン!!

ふつうの機長でびっくり。

いや、めちゃくちゃかっこよかったけどさ。そして恐ろしく気の毒な役だったけどさ、私はいつ犯人になるか心待ちにしてたのにさ、いい機長のまんまで。大ボスはショーン・ビーンで飛ぶジャンボジャッとの中ジョディと乱闘!最後はさすが設計に詳しいジョディ、みたいなアイデアで機長を機外にすっとばず(エイリアンかよ)というdぽ派手なエンディングになるかと思っていたのに。まあ映画ほとんどジョディが青筋立てて怒ってるから「これで眼の保養を」っていう役割だったのかも。
しかしジョディ、あのひとには謝った方がよくない?あそこで誤ってくれたらかなーり印象違うのにな。あーでもやっぱ謝らないか〜〜〜。
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by 7_7seven | 2006-01-29 23:18 | は行の映画
昨日の「ダウン・イン・ザ・バレー」があまりにもどんより気分にしてくれたので今日はからっと元気に!と「レジェンド・オブ・ゾロ」キャサリン姐さんの来日効果はいかに?と思ったら案外空いてました。あれ姐さんは目立ってたけどゾロからは離れちゃったのかな。
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うおっかっこええー!!かなり身体のラインに修正が加えられたような…

スペインからのバンデラスとウエールズからのキャサリンがアメリカ万歳!というまでの話。歴史に明るくないから?だけどあのラテンな人たちはアメリカに入れてもらうのそんなに嬉しかったの?ものすごい貧困とか政治が駄目だったらそういう心境になるのかな。自分の国が他の国に取り込まれるのってそんなうれしいか、とそこらへんが乗れなかった。

あとはアクションから会話からラブシーンからもうベタの嵐でいっそ気持ちよかった。最強の古典ネタは神父さんがやってたし、クライマックスの機関車シーンはまるでシベ超。音楽も「あっホーナーだ」ってくらいわかりやすいし、またサービスなのかずーっとかかってて少々うるさかった。でも正月映画だからいいか。夫婦でラブコメやってるし、子ゾロもかわいいし、なんといっても馬!トマホークだっけ?馬最強。すごいよ。
バンデラスは一時期まじでやばいと思ったけど持ち直し中。キャサリンはもうオーラばーんどすこーいおりゃあ!っってかんじで走るわ飛ぶわ爆破するわで大活躍だった。なんというかお母さんが激強いとことかラテン版Mr.インクレディブルというかなんというか。悪役が石けんで悪さしようとしてて、それがまたものすごく地道な作業で「ファイトクラブ」を彷彿とさせたなー。バンデラス、もうちょっと絞ってくれたらもっとうれしい。
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by 7_7seven | 2006-01-25 23:24 | ら行の映画
無理矢理仕事終わらせていってきた「ダウン イン ザ バレー」
ノートン久々!なのに今週一週間過ぎたら一気にレイトショー行きが決まっているという恐ろしさ。公開館も少ないし。なぜ?と思ったけど観たらその謎が解けました。
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日本のはポストカードのように美しいんだけど、あれにだまされちゃ駄目!

いやー、前情報なしで観にいったけど今ものすごいどんより気分。中盤までだるい展開でおじさん(ノートンごめん)カウボーイと女子高生の恋物語、ちょっと苦い版みたいな(イメージとしてはヴィンセント・ギャロのバッファロー66)。とんでもなかったです。現代アメリカの病とのギリギリの狭間を見るような映画でひじょーに疲れが。後半の展開がまた「うわああ」といいたくなるようなシーンの連続で最後までハラハラ。しかし登場時から「うわやばいよこの人」といいたくなるような駄目オーラむんむんのノハーレンになぜ惚れるトープ。ロニーもなぜかいう事きいてるし。お父さん(デヴィッド・モースが好演)がかわいそうでさ。(でもあの事態で息子ひとり家に残すってあり得ないと思う。脚本が荒かった。心理描写も?なとこ多かったし)

ラストシーンあまりの理不尽さに愕然。あんたら姉弟ってどれだけの目にあったらわかるんだ。それともハーレンどこかすごく魅力的なとこあったのか。もう私が年取っちゃったからわかんないのかな。とにかく最初から最後までハーレンが怖くてたまりませんでした。危うい目でまともと異常を彷徨ってて段々境界を外れて行くんだけどノートンだからめちゃくちゃ怖い!ハーレン本人は悪気ないから却って悪い。ものすごくフツーに家宅侵入してるのにぞっとした。この微妙なかんじをノートンはほんとに存在する人みたいに演じてました。エヴァン・レイチェル・ウッドもよかっったし(コーヒーショップでの表情の変わり方が秀逸)カルキン兄弟末っ子のローリーもさすが。演技一家って末っ子が一番上手い気がする。ホアキンも上手いし。

何の感情もなく映されるアメリカ郊外がほんとに味気なくて殺伐とした雰囲気がよく出てた。観た後おもーい気分だけどしばらくたつと妙な味が出てくる。不思議な映画。でも人には勧めないなー。なぜ正月映画になっているのやら。そしてチラシの「ダウン・イン/ザ・バレー」を見てカワイク変身しちゃおう!ってホワイトトラッシュのネックレスやらネイルやらCA4LAの帽子やらラブリーグッズプレゼントキャンペーンやってるけどこれお洒落映画だったの?エヴァンがMIUMIUのキャンペーンモデルだからでしょうか?
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by 7_7seven | 2006-01-24 23:22 | た行の映画
一月も半ばですがやっと2005年の感想書き終えたので模様替え(すぐ戻すかも)総括というか自分のベスト・ワーストあたり決めていこうかと思います。今回は1-3月の今現在の印象。三月は数週間プーだったのでかなり見たはず!と鼻息荒かったんだけど数えたらそんなでもなくしょんぼり。今年は本数増やしたいのはもちろんだけどドキュメンタリーとかもっと見たいなと。それと英語をもっと聞き取れるようにしたいなと。(たしか去年も同じような事を…)
それはそうと公開作が微妙な立ち位置のため来日しないかもと思ってたバナちゃん(37才。195センチ)が地味に来日してました!
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…問題作だけど普段着でやってきました。実はキアヌ系(服装なんてどうでもいいよの一派)かも。LUCKY YOUでも来日してね

<2005年1月>
1ーカンフーハッスル
CMで小林サッカーみたいに煽ってたのが嫌だった。ブラックな面が好き。シンチーの好きなもの丼映画
2ーオーシャンズ12
(今思えばこの時からアンジーとつきあってたのねブラピ。映画としては酷評されてるけど独特のぬるいかんじが好き。といっても3まで作らなくていいよとも思う)
3ーボーンスプレマシー
マットがほんとに賢い子というのが改めてわかった。カール・アーバンもかっこよくて眼福。ダグ・リーマンの渋いアクションににやにや。しかしマットも奥さん微妙でうーん…。ジョージにはどかんといい奥さん見つけてほしいものです


<2005年2月>
4ーローレライ
とにかく原爆を使って娯楽作を作ろうとしたのだけで拒否反応

<2005年2月>
5ーオペラ座の怪人
四季ファンにはブーイングを浴びたけどジェラルド・バトラーのプチブレイクという現象が。エミー・ロッサムがかわいかった
6ーネバーランド
この作品みたいなきれいなジョニーは当分なし?パイレーツ2もやんのかよというかんじだったけど今では楽しみに。それより待望してるのがリバティーン!見たいよー
7ーレーシングストライプス
この娘役やったこ、案外売れっ子になってるような。
8ー運命をわけたザイル
今年公開してたら寒さ倍増。NHKでやってる氷壁も似たような話でしょうか
9ービヨンド・ザ・シー
今CMでかかってる!いい声&そっくりぶりにびっくり。ケイトも可愛かった
10ーセルラー
なんか面白いのない?って時におすすめしてるNo.1。クリスとステイサムかっこいいし彼女役ジェシカ・ビール!豪華な娯楽作。超おすすめ
11ーサイドウェイ
今度のスパイダーマンの悪役やるらしいんだけど大丈夫でしょうか。下戸でも楽しいワインと寄り道の話
12ーサスペクトゼロ
後味悪かったくらいしか覚えてない。あとトリニティが老けててショックだった
13ーレイ
オスカーとってアクションに出てやらかす、という春苺ちゃんと同じ道を歩む事に。オスカー受賞のスピーチには泣いた
14−ロングエンゲージメント
試写会の前の人の頭が邪魔で内容わからずじまい。ダヴィンチ・コードにも出るらしい。また謎解きです
14ーアレキサンダー
大コケ映画らしいけど切実&ヒリヒリ感があって好きだったなー。コリンのニューワールドも早く見たい(マイアミ・バイスは…)
15ーナショナルとレジャー
おまぬけ悪役をショーン・ビーンが生き生きと演じ、ラックスのCMではブサイクにとられてるダイアンが変な美人を演じ、見てて楽しい。結構、というかかなり好きかも。
16ー英語完全征服
韓国ラブコメ、苦手かもと気付き始めた。役者はかわいいんだけど話がなー。
17ーダブリン上等!
コリンいいわー。ダブリンいいわー。出てる人売れっ子になっていくダブリン版踊る大走査線
18ー世界で一番パパが好き!
ほんとにパパになったベン。おめでとう!当時交際中のJLoとの仲良さそうなとこが泣けた
19ーロードオブザリングSEE
一気に三本見ると爽快。またやってくれたら会社休んでもいく!
20ーロードオブザリングSEE 二つの塔
なんだかんだで評価の低いらしい2が一番好きかも。ボロミアの演説なら何回でも聴きたい
21ーロードオブザリングSEE 王の帰還
アラゴルンが死ぬと思って見た初回…。くるくる廻るわ歌ってても「もう終わりそうなのにいつ死ぬんだろう」とハラハラ。あれはなんだったんだろう。
22ーアビエイター
オスカーとれなくてひどいよね!と怒って見たけどこれはちょっと無理かもと思った。でもいつか穫れるはず!がんばれレオ
23ーブリジット・ジョーンズの日記
高慢と偏見の聡明なエリザベスがなぜかデブでドジなブリジットに。プライドと偏見観た後だとトナカイセーターはかなり笑える

一年近く経つと印象変わるような変わらないような。もう一回見たいのもあればそうでないのもあり。一応全国的に劇場公開されたものだけにしてロード〜を入れた訳だけどどうだろう?明日は4-6月の予定。それぞれリンクも貼りたいけど(自分が便利だから)時間が出来たらやろう…。明日はノートンさんの新作を見に行きたいんだけど仕事が終わるか微妙。
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by 7_7seven | 2006-01-23 00:30 | あれこれ
久々のドキュメンタリー「ジョージ・マイケル 素顔の告白」
久々来日会見での様子が面白かったので見てみたいと思っていたけどかなーり楽しめました。初日二日目でお客さんまばらだったけど…。
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日本版のポスターの方がかんじでてるかも

特にファンでもなかったのに出てくる歌ほとんど知ってたからPOPスターとしてものすごく成功したんだなというのを再確認。プロモも印象に残ってるのばかりだし歌でもビジュアル面でも才能あったんだねー。しかしスーパーモデル5人使ったプロもも綺麗な事!今あんなゴージャスなモデルいないよ。いても受ける時代じゃないし。しみじみ時代と共にあったスターだなと思う。それをよく表したのがマドンナのスピーチでグラミーを受けるジョージ。マドンナ、当時から「私のDIVA」っていっててゲイって見抜いてたのかなと思った。ジョージのビジュアルがどんどんフレディに近づいてくるのもちょっと怖かったり(今は自分に戻った感じで安心)

コメントを寄せるのもすごい面子で、お姐さんなエルトンにボーイ・ジョージ(サイテーのカムアウトよ」は笑った)、ソニー絡みでも関係あったマライア、びっくり坊主のアンドリュー、イギリスブラックコメント炸裂のノエル・ギャラガー等等かなり率直で面白かった。昔からの友人も結構きついこといったり(でもあたたかいかんじ)こんなん日本じゃなかなか作れないだろうなーと。あとベッカム夫人はイギリスではキャラ化してるというか揶揄の定番みたいになってるのね。今回イギリスとアメリカの考え方やらかなり違うというのがわかった。同じ英語はなすけど遠い考え。アメリカの商業主義に辟易してまたプロモ始めようと思うまでの道のりがすごかった。

お笑いコンビであまりにも才能や華がかけ離れてるのがあるけどワム!のジョージとアンドリューのように実は才能ある方がない方に依存している例が多いのかもと思った。ジョージの繊細さと奔放さはアーティストならではで、トイレ事件の顛末は人生、自分を笑えるくらいじゃないと楽しめないなーとつくづく。やりすぎのところがジョージらしい、というかそこが愛される由縁なんでしょう。歴代彼氏もいい性格ぽいし、今の彼氏はかわいいクリストファー・ウォーケンみたいでもう10年つきあってるらしく、そこらへんの落ち着きもあってこういう作品をつくると決めたのかも。しかし人間ユーモアと楽しむ気概と誠実さが大事なんだということがしみじみと。かなり面白かったです。ファンじゃなくてもおすすめ。
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by 7_7seven | 2006-01-22 20:49 | さ行の映画

あらしのよるに

やっとこ2006年に戻ってきました。もう21日なのに。実は2006年一本目に見た「あらしのよるに」。本当は原作知らないしアニメも苦手なので見る予定はなかったんだけど意外に楽しめましたよ。ええ。
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この山羊の独特の質感はどうやって出してるんでしょう。

あらしのよるに出会ったガブとメイの友情物語。といいつつ描写がどうにも「それ友情かよ」みたいなかんじなんですが、(声優が声優だし)実際生まれてはじめてかんじた友情はこんなだったかもと思い出しました。今までの親や目上のひととは全く違う複雑かつストレートな感情。はじめて経験するその感情に心動かされそのままに行動するガブとメイ。話の展開が韓国ドラマ並みに急展開に次ぐ急展開なのでふたりとも盛り上がるをえないし、そこらへんはちょっとやりすぎかもと思いつつまんまと手に汗を握りふたりを応援しました。

ちょっと調べたら監督はアニメ界でも才能ある方らしく、あのベタな展開でも引き込まれ、陳腐にならない手腕はすごい。ディズニーやピクサーには出せない味わいというか。海外で公開されるらしいけど色々深読みすれば友情や愛情は勿論、捕食者と非捕食者、差別や自分とは違うものとの関わり、などなどテーマがてんこ盛りでかなり楽しめるのではないかと期待。ジブリや押井だけじゃないんだよーというとこを見せてほしい。しかしラストシーンへの盛り上げ方は卑怯と言うかじーんとしてしまった。あとガブの捕食者としての苦悩のシーン。小さい頃に一度は思うことだし、(でも仏教的な考えなのかも?)やっぱ小さい子にも見て欲しいなあ。

海外版なら誰が声を担当するのか楽しみ。主演二人と竹内力は熱演だったなあ。
ハリウッドなら
ガブ=ラッセル・クロウ(へたれ暴れん坊)かジェイミー・フォックス(ステルスの汚名を晴らすためにも)
メイ=オーランド・ブルーム(山羊っぽい)かジュード・ロウ(私の中では成宮=ジュードなので。AIでも吹き替えてたし。あのころは下手だったなー)

HMVが3倍ポイントだったのでclap your hands say yeahを買う。へんな声にへんな音。でも惹き付けられる。久々にジャケットまでヒット。かっこいい…!
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by 7_7seven | 2006-01-21 00:13 | あ行の映画
まだまだ続くよ2005年にみたやつ。いつ見たか忘れた「ロード・オブ・ウォー」
ニコラス・ケイジの割にあんまりヒットしなかったような。この題材ならしょうがないか。アメリカでも微妙(当たり前)だったらしいけど資金を海外から調達してまでも作りたかったのが伝わる力作でした。ヒットしなかったの残念。
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データベースみたらケイジの出演作予定ぎっしりにびっくり!!めちゃくちゃ売れっ子だったのね

おもーいテーマをただ重いだけでなく描く監督の距離のとり方が絶妙でそこに一番感動した。ユーリはほんとビジネスみたいに武器をやりとりしてるんだけどその怖さとか底知れなさをケイジが普通の人っぽく演じててうまいなーと思った。ユーリにとっては誰かがやるなら才能がある自分がやった方がいいっていう考えで、その先になにがあるかは知ってるけど考えないようにしてる。考えても変わるわけないし、自分がやめても誰かがやるんだから。そういう考えについていけず壊れて行く弟とのやりとりがすごくせつない。ジャレット・レトって私生活ではアイドルとつきあいまくりで押尾学みたいなもんだけどこういう愚かなくらい普通で真摯ではかない人間を演じたら上手いなー。アレキサンダーもだし、この映画でも存在感あってよかった。

奥さんの生まれ持った才能(美貌)を上手く活かせず悶々とする凡人とユーリの才能あるもの・ないものの対比も面白かった。あとイーサン・ホークもちょっと美形なケビン・ベーコンみたいになってきた。執拗なかんじは出てたけど、ラストああいう構図とかはインターポールならわかりきってるだろうに真剣にショック受けてたのが?だった。あそこで平静だったら盛り上がらないからでしょうか。

わかってたけど映像で見せられるとやっぱショックで特にアフリカの描写とか武器ショーとかはやりきれないものをかんじた。ほんとになくならないのかなー。でもこれだけ大きな産業になったらどうしようもないのかもしれない。でもなあー。
山になった武器のショットが圧巻だった。
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by 7_7seven | 2006-01-20 04:06 | ら行の映画
2005年版はまだつづく。これこそいつ見たんだという「フォー・ブラザーズ」
ひっそり公開されてたんだけどトロイのギャレッド君が出るのと久々のマーク・ウォルバーグを見たいのが目的で期待しないで見たのがよかったのかすごい面白かった!ので結局ン二回見ちゃったくらい気に入った作品。喧嘩上等四兄弟にわくわく。
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このポスターじゃ日本じゃ客はいらないよね…。日本版はすこーし明るめ。

例えば新鮮な魚を刺身で食べる。いい肉を焼いて塩こしょうで食べる。そんなかんじの映画。妙なことしないでひたすらストーリーと俳優の演技で見せます!なかんじ。といっても演技合戦とかじゃないし、監督も自分の技量を見せつけるようなことはしない。ひたすらシンプル。すごいストーリー展開やアクションがあるわけじゃないけど面白いです。

西部劇が元ネタっていうのもあるけどストーリーも凝ってない。でも筋を負っていきたくなる演出。4兄弟のキャラが立ってて、皆それぞれ魅力的。その四兄弟のやりとりとか見てるだけでも笑えます。基本的にやんちゃを通り越した暴れん坊揃い(特に長男)だけど義理のお母さん(これまた出番少しだけど魅力的)の為に協力する流れもいい。こういう男性主体のアクションものって女性キャラがえらく都合良く描かれたり、ただの花添えるだけだったりするけどここではちゃんと存在意義あるしキャラもたっててストーリーにも絡んでくるのがいい。街の人とか警察とかも適当に描いてないし、ほんとエンターテイメントの基本を押さえてると思う。

見どころはなんといっても4兄弟!見た目「こんな兄弟ありえん」ってかんじなんだけど見て行くうちにしっくりくるというか、特にマーク演じる長男がいいんだよね。暗いマックスとかかっこええのなんのって、高倉健かビーバップハイスクールかと思ったよ。小さいんだけどがっちりしてて見のこなしも喧嘩慣れしてるというかマークってほんとに狂犬みたいな悪ガキだたtらしいし実戦慣れしてるかんじが出ててさすがだった。マークのパンチ痛いだろうなあ。お目当てのギャレット君はますます男らしくなってて期待値が上がりました。若手では地味だけど「プライド」とかこれとか男臭いいい映画に出てるのが好感持てる。がんばれー。この映画ではトロイとデジャブーな場面多かったのがツボだった。

とにかくシンプルに映画楽しみたいならおすすめ。今回感想書いて思ったけど良さを表現しにくい映画だから宣伝もあまりしなかったのかな。全米ではNo.1とってるし、日本でもレンタルでは地味に高位置をキープすると思う。そして木曜洋画劇場の常連となるでしょう。「またフォーブラザーズかよ!ってなると思う。あ、日曜洋画劇場にも似合うなー。
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by 7_7seven | 2006-01-19 23:56 | は行の映画
実は2005年最後にみた映画「ロード・オブ・ドッグタウン」(見た順番がめちゃくちゃに…)殆ど内容知らなくて今年最後だから若い人が無茶してそうな映画っていうので見たんだけどものすごく拾い物!2005を締めるのにいい映画でした。
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アメリカと日本ほぼ同じデザインだけど顔が見えてないからなんか怖いかも

今のスケボーはもちろん、その歴史とかも全く知らないしZ−BOYSやドッグタウンの知識も全くなかったけどものすごく楽しめた。新しいカルチャーが生まれる時の熱気とかうねりみたいなのがよく出てたけどそういうのよりすごく真っ当な青春映画になってた。好きな事を通して友情を育んで、でもその好きな事が発端になって壊れる関係のせつなさ、それぞれの思惑は理解出来るから誰が悪いって訳じゃないのに皆で造り上げて来たものが破綻してしていく様を一歩引いたかんじで撮っててよかった。主要3人の誰にも寄らず、しかし突き放さずの視線を監督がもって撮ってるのが伝わって、ラストまでのそれぞれの感情の揺れや流れが手に取るようにわかる。ラストは美しすぎて場内涙の嵐。決して「泣かせますよ」な盛り上げはしないんだけど静かに心に感動が満ちるような映像で泣けた。

俳優3人はこれから絶対ブレイク(死語)すると確信。皆ルックスもいいけど演技も絶妙で青年期特有の頑さや狡さまで見事に演じててすごいなと思った。ジョン・ロビンソンはエレファントでも透明感あって素晴らしかったけど今回も独特の存在感見せてた。

遊びまくったり逆に勉強ばっかりしてたり友達がいた人もいなかった人もどんな青春を送った人にも響く青春映画。めずらし。フィンチャーが製作と知って大納得。さすが&早く新作とって。
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by 7_7seven | 2006-01-18 23:09 | ら行の映画
公開終了前に「ディック&ジェーン 復讐は最高!」
実はクリスマスに見たんだけどね…。しかし復讐は最高!ってフレーズはつけない方がよかったのでは?なかなか日本受けしないジム・キャリー、この映画もそのパターンのままのようです。なんでだろ。
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ピンのコメディ映画って日本じゃなかなか出来ないのはなぜだろう。

微妙に古い時代(って5年くらい前だけど)という設定が?だったけど話を見ていてあーなるほどねと合点が行きました。もっとその頃の流行ものとかやってくれたらわかりやすかったけど。ストーリーも頂点から堕ちるまでと堕ちてからの流れが悪かったように感じた。時間配分うまくなって伏線をもっとはればなーとちょっと勿体ない。
ジムは自分的にこの頃あたりまくりで「エターナルサンシャイン」みたいな演技もいいしこれも芸人と俳優の配分が絶妙で一番見てて楽だったかも。前のは芸人というか「わらわせないと!!!」っていう強迫観念に憑かれたかんじで見てて心配というか息苦しいかんじだった。ここらへんでオスカーとかとらせてあげたい。頼みますよ協会の人たち。

ストーリーは後半もだれる事なく(中盤だれるけど)ラストも後味よく、いいかんじのコメディに仕上がってた。エリザベスタウンに引き続き倒産社長を演じてたウイリアム・ボールドウィン、どこへいく…。チームアメリカでも妙に叩かれてたし、密かにブレイク中?「マスク」以来?のジムとキャメロンのコンビが見たかったな。キャメロン、もうコメディには出ないのか。
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by 7_7seven | 2006-01-17 03:24 | た行の映画