映画やあれこれ


by 7_7seven
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<   2009年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

アン・ハサウェイの新作パッセンジャ−ズを見て来ました。
監督はガルシア・マルケスの息子っていうのがびっくりなロドリコ・ガルシア。
予告がサスペンスっぽかったのとこのごろ若手では一番活躍してるアン主演ってことで前売り券買って待機してたんだけど特典が飛行機のデザインのポストイットでちょっと嬉しかった。
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アンのアップの日本版よりこっちがいいかも?でも映画の内容とかわかんないよね

ネタバレなしで書こうとするとすごく難しい作品です。
かなり初期にあっこれってもしかして…と思うんだけど、私は違う方向に思い違いしてしまって恥ずかしい。普通に見てたらわかる仕掛けなんですが、わかんなくてそのまま見た方が盛り上がれるかも。
仕掛けがあるんだけど語り口が柔らかく、仕掛けでびっくりさせるのを狙ってのものでないのが伝わります。それと俳優陣の演技がよいのでクライマックスからの流れは本当にやさしく美しいです。
アンも綺麗だしダイアン・ウィストも深い表情をしてるし、何よりデヴィッド・モ−スがなんともいえない表情をしてて泣かせます。出番は少ないんだけど存在感たっぷり。ダウンインザバレ−もよかったな〜。

そして映画には全く関係ないけどこれ見て確信したことが一つ。
自分がパトリック・ウィルソンがかなり駄目だということ。ほんとどうでもよい話ですみません。でも『いつか眠りにつくまえに』でも超イケメンハリス役にどうしても納得出来ず、ヒロイン2人の気持ちがわからず、だったんだけど今回もおそらくクレア目線だと『ハンサムでナイスバディ、ちょっと強引な所も魅力の心が傷ついてるカウンセリングのクライアント』なんだろうけどどうにもこうにも目が怖くてやばい人にしか見えず。いつか眠り〜でもなんか思い詰めたような目がちょっと怖かったんだよね〜。なのでクレアんいきなり尋ねて来たりとかスト−か−っぽくて勘弁!だったんだけdキャラ設定通りどんどん親密になるし、そこらへん、クレアのプロのセラピストとしてどうなのよ的なのも含めて乗れませんでした。男前ではあるんだけどやっぱ怖いよ!ウディ・ハレルソンの方がよっぽど心安らぐ。しかし、ラスト当たりの演技はすごくよくて怖くなかったというかちゃんとかっこよかったからどうも私は「魅力的な男です!なキャラ設定の時のパトリック・ウィルソンが苦手」ということみたいです。って激しくどうでもいいことを書いて終わります。

映画自体、短いけど監督その他の誠実なかんじが出てていいかんじです。言いたい事のある時はすぐ相手に伝えた方がいいね。冷たい湿度のある映像、アンのゆるいかんじのファッションもよかった。
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by 7_7seven | 2009-03-08 23:47 | は行の映画
そういえばマンマ・ミ−アMamma Mia!の感想を書いていなかった!
明日はまた新しい映画を見る予定だし覚えてるうちに書いとけってことで。
聖子母子がCMってどこらへんを狙っているんだろう…。
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びっくりのメリルなし!アマンダかわいいけど大女優様を省くとは…!

舞台中心の女性監督だからなのかとにかく素朴全開!な映像が逆に新鮮でよかった。計算しつつもアバウトでさあ踊って!はい穫りました〜ってかんじで勢いでどんどんいきましょ〜っとやる気まんまん状態の現場が目に見えるようです。ギリシャの陽光に負けないくらいみんなテンション高え〜〜。
監督が女性と知らなかったんだけど若い男性の撮り方とかおっさんのだるい裸体をえろく撮ってるのをみて監督ってゲイ?と思ったくらいゲイな目線というかゲイなセンスを持った監督さんです。EDもそうだし、コリンが久々に色気たっぷりに撮られているし、何よりおばさん三人組が全く綺麗じゃないのにとんでもなく元気ではじめはうんざり気分で見てたのにあまりのはじっけっぷりに段々なんかおもしろいじゃないのという気持ちに。監督の気合い勝ち?特に金持ち妄想シ−ンでの船上でのセリ−ヌディオン状態のメリルとかもうあんたの好きにやっていいよ!という心境に。芸達者だしね、三人とも。しかしメリル、とても20そこそこの娘のお母さんには見えず。やらないだろうけどデミとかお方が年相応では。そこはつっこまないお約束なのか。

お父さん候補三人組、全員魅力全開で監督のいい意味での男好きが伝わるようでした。なんかめちゃくちゃ酷評されてたけどピア−スの歌もうまくはないけど味はあったよ!しかし元ボンドが数年経ったら歌って踊ってなんて、ダニエルもやってほしいな。ピア−スは元々軽さがあるとこがよかったんだろうけどちゃんとメリルの一番の思う相手ってかんじが出ててさすがだった。
あとコリン!さすが上手いわ色気あるわ、オチは笑ったけどちゃんとあるあるなかんじで演じてたし。で、また水にぬれたのにも笑った。ライフワ−ク!

歌だけどABBAに特別興味がない自分でもほぼ聞き覚えのある歌で、すごく魅力的なメロディラインにおもろい歌詞ですごく聞いてて楽しかった〜。また日本人にはポップな中のちょっと哀愁な味にがつんとやられちゃうんですよね〜。特にダンシングクイ−ンとか何とも言えない泣きたくなるような気持ちに。音楽の人の心を動かす強さを感じます。

エンディングまで楽しめて特に好き!っていう俳優がいなかった(強いて言えばコリン好きくらい)のにみてよかった〜と思える映画でした。そういえば濃いディカプリオみたいなドミニク・ク−パ−君は次はキ−ラの相手役なのね。アマンダもだけど魚眼レンズで見たような面白い顔。

なんだかんだ楽しんでるうちに終わった映画でした。メリルがこの映画をやろう!と思ったきかけにもつながるけどこんな暗い話題がおおいなか、こういう楽しい映画ってすごく大事というか貴重だなとしみじみ思いました。それも家でDVDじゃなくて劇場で見知らぬ人と楽しい時間を共有するのってすごく素敵だなと思った映画でした。

明日は出来ればパッせんジャ−ズかダウトみたいな(またメリルか)と。
チェの感想がなかなか書けません。
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by 7_7seven | 2009-03-06 00:51 | ま行の映画
昨日見て来たベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて。
音楽系のドキュメンタリ−ですが音楽の出来て行く過程というよりはコミュニケ−ションの媒体としての音楽とか芸術と個人とか才能とか、色々考えさせてくれる映画でした。
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日本版は団員さんも大きくのっています

世界最高峰のベルリンフィルのアジア・ツア−の様子が国々の個性が出てて楽しい。毎回その国の公園(中国ではほんとに太極拳やっててびっくり。日本はヒップホップだった)や寺院、生活を感じさせる商店街とかを撮ってて、空気はアジアで似てるんだけどやっぱり夜景とか同じようで違っていて面白かった。北京〜ソウル〜上海〜香港〜台北〜東京はラストだったからどうなのかな〜がくっと落ちたらいやだな〜とちょっと心配(なぜか)してたけど明治神宮とか公園とかすごく神聖なかんじで(自分の国だからそう見えたのかも)ちょっと安心した。→評価を気にする日本人っぽいわああ。

音楽がどうやってオ−ケストラとしてまとまっていくのかな〜と思ってたらそれより団員やまだ団員未満の候補生やサイモン・ラトルの言葉の方に引きつけられます。
かなり突っ込んだところも話す団員たち。自身の子供時代、才能や芸術と楽団の一員としてのバランス…。特に子供時代は独自の世界を持っている為なのか才能を持っていても自信がなく、他人との折り合いがつけるのが下手でとことん己を見つめ、そこから音楽を現実の世界に引きだして来た、音楽を媒介として世界とつながっている感の人が多いのにも納得。こんなレベルまで音楽を追究する才能があるならなかなか普通の人にはなじめなかっただろうな、という思いと、でも根底には誰もが持つ自分や他人との折り合いの付け方、他社との関わり方を語っていて興味深かった。

なのでクライマックスは屋外エリアで大歓迎した台湾!すごいよ。思いっきり音楽を楽しんであたたかい感謝の仕方で、台湾の人の心のあたたかさにこちらも涙でした。ここまで日本は盛り上がれないからな〜。やっぱ国民性でしょうか。そして小さい頃ははみだしものだった団員の人も受け入れられること、人とつながること、最終的には音楽と一体になり、世界のあらゆるものとつながることが出来るんだからほんと素晴らしいなと。クラシックはほぼ全世界同じものを共有出来るのがいいよなあ。
同じアジアでも観客やスタッフも各国個性が出てて、かっこよかった北京のコンマスさんや各国ホテルも見所だった。日本では引退するヘニングさんがちゃんと浴衣きてたのが笑った。あそこ帝国かな?

属する団体がものすごいレベルを要求する所でそこでの不安定な立場や才能や私生活とのバランスや一人のア−ティストとしての自分と団体の一員としての義務とか私生活と仕事のバランスとかバレエのオペラ座のドキュメンタリにも通じるものがありました。
最終的には音楽への献身ということになるんだろうけどどこまで出来るか、というところで分かれるんだろうな。芸術と個人、一つの事を極めたらすべてのものにつながるんだなとか人と関わる媒体は自分の内面から掘り出すしかないんだなとか色々考えさせられました。
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by 7_7seven | 2009-03-02 23:45 | は行の映画

オ−ストラリアAustralia

映画の日!ということでヒュ−・ジャックマンがオスカ−司会直後にめちゃくちゃ張り切ってPRしてたオ−ストラリアを見て来ました。
予告は風と共に去りぬ風、でも北米での興行は散々だったという(たしか初登場5位くらいだったような)rottentomatoでもあんま評価高くないし、でも他の国じゃそこそこ稼いでいるし実際どうなの?というのとヒュ−PRがあまりに楽しかったんで乗ってみました。パ−ルハ−バ−は結局観なかったんだけど予告でも悪役っぽかった日本軍どうだったんでしょう〜と思いつつ映画館へ。
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ほんとにこのまんまのラブものだったらどんなによかったか…

はじめはラッセルだったのがヒュ−になったらしいんだけどこの物語だったらやっぱラッセルに当てて書いたんだなあ。今のでぶちんでなかったら。でも動物的勘で逃げたラッセル、さすがです。トロッピクサンダ−のオスカ−常連俳優のカ−クのモデルの1人らしいけど、そこでもオスカ−受賞のコツを語ってたけどそういうこれはやばいっていう映画への勘は働くんだろうね。

いやヒュ−は素晴らしいです。というかヒュ−しか見所がないというか。めちゃくちゃかっこいいし衣装(カウボ−イスタイルに髭剃って正装(←無理矢理入れた感が…)も披露!どアップから超引きの絵でスタイルの良さ強調!などヒュ−のプロモビデオとか思えば納得です)もというのが言い過ぎならあとニコ−ルの衣装と豪州の景色くらいか。零戦の飛びっぷりも予告で見たパ−ルハ−バ−よりも負けてたし、豪州の景色もただだだっ広いとこ撮りました!ってかんじで、やっぱりこの監督、作り込んだセットみたいなとこで撮ってエフェクトかけまくった映像の方がらしいなって思ってしまう。ヒュ−に変わった時点でニコ−ルとのラブロマンスミュ−ジカルでよかったんじゃ。

そのくらい話に乗れないです。長い割に何がやりたいのか伝わらないし。歴史ものなのかラブなのか家族愛なのか豪州愛なのか人類愛なのか戦争ものなのか。
ツンツンしたニコ−ルが英国から来て牛追い〜の流れも旦那死んだのにあんま悲しんでないし(案の定まわりから旦那死んで間もないのにね〜みたいなこと言われるという風と共に〜と同じような場面があるんだけどスカ−レットの時はそんな反感感じなかったんだけどな。なんでだろ)即ヒュ−の裸見て「すごいわ!←確かにすごい」みたいな(この顔は笑えます)顔してるし。その後速攻いい雰囲気になってるし。これ、男女逆ならかなり嫌なかんじなんですけど(英国から奥さん尋ねて来たら死んでて即現地のナイスバディ女性と恋愛)ニコ−ル出演、トム出演のやっぱりつまらなかった「大いなる大地へ」にも通じる大味感。

ツンデレもつかの間、あっという間に恋愛成就する2人。その後も牛追いが続くので劇場内も「何がやりたいんだよ」的なイライラした空気が充満。ラブでも戦争でもいいから何かすすんで!って雰囲気。そのくらい中盤はぐだぐだしてます。
後半は戦争突入で一気にくらい気分に。劇場内も「ああ悪役の時間がきたのね」などんよりした雰囲気に。と、ここまで前半の牛追い(ちょっとコメディ風あり)〜中盤家族もの〜後半戦争ものとどれも中途半端でキャラも感情移入するところまでいけない魅力にも欠けていて長い割にクライマックスの感動が薄く…。ヒュ−は文句なくかっこいいんだけどこのドロヴァ−も信念があるんだかないんだか?だしサラもがんばれ!ってかんじのヒロインまでいかなかったし。
劇中、色々主要キャラが亡くなったりするわけですが、見てる方はそれにショック受けてるのにこのふたり、あんまダメ−ジ受けてないのが一番嫌だったな。もちろん受けてるんだろうけどすぐ恋愛モ−ドとか自分ら家族のモ−ドになっちゃうとこがね、切り替え早いとこがなんか好きになれないというか。そこまでやってたら長くなりすぎるんだろうけどなんか解せなかった。

あといまどき珍しい位悪役が一人に集中してて驚きでした。悪を固めて煮込んだような無茶なキャラをLOTRのファラミアでも気の毒な役をやってたデヴィッド・ウェナムが好演。ちょっと可哀想なくらい救いどころのないキャラなんだけど何でそんな人物なのかって描写はなく(驚愕)ひたすら悪いです。よくやりきったなデヴィッド!ちゃんと老けてて(メイクだよね?…ほんとに老けてたら悲しい)えらいです。あとアボリジニのおじいちゃんも不思議な存在感(あのまなざしがすごすぎ)に目が離せませんでした。

なんかつかみどころがないまま終わったかんじです。ゆるいTVドラマずっと続けてみたような疲れが…。編集を上手くやったらずっと面白くなるんじゃないかな〜と思うんだけど撮影大変っぽかったし、ざっくり切るのは忍びなかったんだろうな。
歴史物としても食い足りないかんじだし、恋愛ものとしても中途半端だし、なんだかなな出来でした。ニコ−ルもヒュ−も好きなのに残念。怒るとかまでいかないけど人にはすすめないかな。恋愛ものも戦争ものももっと面白いのあるしってことで。ヒュ−大好き!って人ならプロモとしておすすめ。

あと今日はベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めても見て来ました。感想はまた次の機会に〜。
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by 7_7seven | 2009-03-01 22:56 | あ行の映画