映画やあれこれ


by 7_7seven
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天使と悪魔Angels & Demons

すごく楽しみにしていた天使と悪魔Angels & Demons見て来ました。
一年前、ロ−マに行く時の機内で原作読んで、観光+原作に出てくるベルニ−ニの彫刻廻るのもテ−マのひとつだったので色々思い出&思い入れが。四大大河だけ工事中でちゃんと見られなかったから映像で見られて感激。これからロ−マ行く方、映画を見た後だとさらに楽しいと思うのでぜひベルニ−ニ廻りしてみて下さい!コンパクトに見所が詰まった街なので主要観光+ベルニ−ニでかなり廻れます。天使と悪魔には出てこないけど晩年の傑作、福者ルドヴィカ・アルベルトーニもおすすめ。ロ−マ中心から離れた小さな教会(サン・フランチェスコ・ア・リーパ聖堂)だけど行く価値あり。雰囲気もいいけど神父様が「ベルニ−ニ見に来たの?こっちですよ」とにこやかに迎えてくれたのがよい思い出です。
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トムメインのポスタ−。バックの緋色の服がかっこいい。

文庫本にして3冊の原作をどうまとめるのか?そして驚愕のあのクライマックスをどうするのか?あんな無茶な役をユアンはどう演じるのか?が気になってたけどさすがベテラン、上手くまとめてました。前作ダヴィンチが正直いい出来とは思えず(ベタニ−はじめナイスキャスティングだったのに。一番あちゃ−だったのはラングドン役がトムだったこと。原作じゃ原作者の希望込みのイケメン学者で知的なハリソン・フォ−ドなルックスなのに…。)どうなのよとハラハラしてたけど今回は原作読んでても読んでなくても楽しめる、おまけにロ−マ観光気分も味わえる、王道エンタテイメントに仕上がっていました。

今回トムはあまり邪魔にならず(プ−ルのシ−ンは誰向けのサ−ビス?)ひたすら金田一状態(謎を解くのも早いけど間に合わず、事件を全てきっちり起こさせてガンガン人は死ぬ、事件解説/案内人タイプ)。
金田一型ならやはりメインは謎解き&犯人役の演技。前回もシラスが一番印象的だったけど今回もユアンはじめアサシンやらが映える映える。特にイタリア&ヴァチカンの警察関係者が欧州美に溢れたキャスティングで監督の審美眼が素晴らしい。ヴァチカンに集まった枢機卿たちも緋色の服が美しかったな〜。広場でタバコ吸ってたのは笑った。ラングドンの警備の人も大変な後に吸ってたし、タバコ推進映画?。

4大元素+1とか暗号絡める古典ミステリっぽいところとコンクラベとか観光地でおなじみの美しい歴史的建造物&彫刻とかを上手く絡めてるとこが上手いよなあ。これ見るとナショナルトレジャ−とかがちんまりに見える。日本だったら京都の寺の国宝がガンガン燃えたり金閣寺から清水寺へ移動!とかになるのかな。

話の展開の仕方とか彫刻や建造物の撮り方とか(でかいスクリ−ンで見る彫刻やシスティナ礼拝堂に感激)コンクラベの描写とかすごくよかった!!文章を映画に昇華させるという点でも前作よりずっといいと思います。トムの髪型も普通になったし。
…だけどしつ原作のあのクライマックス、あの設定が見たかったのも事実。宗教と科学というテ−マも薄まった気もするし。原作読んだとき、これはないだろと思いつつ、すごく気持ちを動かされた場面だったのでトンデモ映画になるのを覚悟で(映画会社は嫌だろうけどさ!)あそこは原作通りにして欲しかった。原作未読で見た方、特に犯人のあそこまでの行動に移させた動機が弱いんじゃないのと感じた方は是非是非原作を読んでみて下さい。もちろん一本の映画としても素晴らしいし、映画→原作コ−スが一番楽しめるかと思います。

エンタテイメントミステリ映画としては話面白いし風景も俳優もいいし、飽きさせずあっという間に感じるような楽しませ方をしてくれる久々の映画でした。ヒットしてほしいな〜。
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by 7_7seven | 2009-05-16 23:16 | た行の映画