映画やあれこれ


by 7_7seven
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ネタバレあるので未見の方はご注意ください。
監督ラッセ・ハルストレム 脚本 サイモン・ボーファイ 
原作ポール・トーディ『イエメンで鮭釣りを』

ユアンとエミリー・ブラントの共演・好きなラッセ・ハルストレム監督・前売特典のエコバッグに惹かれて見てきました。ベストセラーの映画化ということですがなんだかなーな主人公とヒロインにがっくりという…。脇のクリスティン・スコット・トーマスとシャイフ役のアムール・ワケドが救いになりました。以下ネタバレあるので注意。

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キャストにスタッフも好きなのになぜこんな内容…


ハルストレム監督の自然とか動物に対する視線とか脇の人のキャラの演出の上手さはいつも通りでよかったんだけど主人公とヒロインは一つの目的に頑張る同志愛と恋愛を間違えてるような〜。仕事放り出す程心配してた彼氏が生きてて、しかも自分の存在を心の支えにしてくれてたなんて気持ちが深まるはずなのに自分のプロジェクトへの無理解とかで醒めた風な態度とかさ…いきなりの帰還にびっくり&元々よく知らないってのはあっても大変な所から帰った彼氏のPTSDの心配するより自分の気持ち優先で「抱いて寝て」だもんでびっくり。


ユアンもユアンで元々自分の話を聞いてくれない、仕事に興味ない奥さんに不満があったとしても自分の方は奥さんの仕事を理解してあげてたのかと。海外に長期出張を相談してくれなかった!とか言う前に多忙な奥さんの身体の心配するもんじゃないの?とにかく自分の言い分ばっかりで挙げ句あっさり仕事で盛り上がった相手と特に葛藤もなく乗り換える二人なのでお似合いかなーとは思ったけど。

シャイフの言う「相手の言い分もわかる。わかってほしかったが自分は相手に求めすぎた」の台詞がすごーく皮肉な響きでよかったです。(本当に皮肉な意味がこもっていたならだけど)

クリスティンはイングリッシュ・ペイシェントの時はこのまま薄幸美人ヒロインを続けるのかと思ったらコメディもうまくて脇で出てきて場面をさらうのは鉄板。キャスティングされてたら嬉しい女優さんの一人です。
シャイフ役のアムール・ワケドはシリアナにも出てたらしいけど覚えてない…こんなにイケメンかつ独特の雰囲気あるので色々活躍してほしいです。

ユアンは若いときは暴れん坊脱ぎ要員だったのにすっかり迷ったり割り切れなかったりの役がはまるようになりましたね〜。
あとユアンの家の鯉の池が超すてきだった!NUMB3RSもだけど鯉はKOIなんですね〜。餌をやりつつ重〜い会話・それを鯉目線で撮ってるところは監督らしくて印象に残りました。
ユアンファンとイエメンなイケメンが見たい方・当代屈指のコメディエンヌの演技が見たい方は是非。
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by 7_7seven | 2012-12-08 23:35 | さ行の映画

スカイフォール Sky Fall

ちょこちょこネタバレ書いてますので未見の方はご注意ください。
監督サム・メンデス 脚本ジョン・ローガン/ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド
原作イアン・フレミング

制作が発表されてから二転三転してどうなることか状態だったダニエルボンドの3作目。
2作目はマチュー氏が出たりで個人的に好きなんですが評価は1作目に比べたら微妙な感じだったみたいだけど一転オリンピック効果かやっぱり皆ボンドが好きなのか日本公開前に海外で大ヒットの話を聞いたのでやたら期待が大きくなってしまいました。
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こんなポーズでも素晴らしいスーツの着こなし

サム・メンデス監督って役者を追い込むサドタイプのインテリ系アート監督のイメージ(すごい突き放し系の作風)だったのと女優にもてまくりとかケイト・ウィンスレットなどのあれこれで(そういえばダニエル奥のレイチェルの元彼だけどそこらへん気まずい感じにはならなかったんでしょうか)作品はすごいなと思うけど(レボリューショナリーロードで実の奥さん使ってあの絶望感って…鬼やと思いました)今回やっぱあんた天才や!と感動。


007でアート感出しまくり(上海のシルエットアクションとか美しすぎる)とかボンドガール最高齢とかボンド映画のお約束に乗っ取ってちゃんとアクション入れましたよ〜がばりばりボーンシリーズぽかったり、悪役がノーランワールド炸裂したり、アストンマーチンネタ入れた後にあんな目に遭わせたり(ビートルへの仕打ちとかこの監督に車とかガジェットへの愛は薄いと思う)色々人を食った演出の数々でこの監督やるな!の嵐。


そして「お約束だから入れるけど〜」程度のボンドガールとの絡みが超しょぼい。R指定食らわないようにだろうけどボンド裸→女とちょっといちゃいちゃ→終了の繰り返し。すごいおざなりでびっくりですよ。監督がモテてるとこういう場面淡泊になっちゃうんでしょうか。


そして必要以上にダニエルは見せ場満載!
何かというと脱ぐ・飲む(マティーニはともかく海辺のサソリ一気は必要なかったような…)・走る・撃たれる・ドレスアップ・ジャージもみたい・水に濡らしたい、火であぶりたい、男に迫らせたい!と監督のこんなダニエル(注:元カノの旦那)見てみたい!が炸裂。そしてラスト、監督の思惑通り「男だらけのMI6」ができあがっていたのでした…メンデス監督恐ろしい人…!

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ケンブリッジ大卒、数々の映画や舞台の賞、英国より勲章、女優達からモテまくりの屈指のリア充監督!

旧作のゴールドフィンガーネタとかイギリス人監督ならではのコネタも楽しかった。
ゴールド〜みたらコネリーボンドは隙あらば女口説いてて笑った。あまりに自然でホテルのメイドさんもつい不法侵入許す始末。それに比べるとダニエルボンドは女性好きというか女性と接すること自体が楽しいかんじ(イタリア人要素)のがあんまなさそうなのが新しいというか個性なんでしょうか。


今回よかったとこはママと息子のあれこれ。道はずしてそうで案外孝行息子ダニエルと相変わらず顔自体の力がすごいハビエル。ハビエルにくらべたらダニエル薄くみえちゃうので出番控えましたって感じで正直悪役としてはかなりやりにくい〜もうちょっとどうにかって役を力技でよくぞ!でした。Mがボンドとシルヴァへの扱いが違いすぎてやったことは許されないけどちょっと同情。シルヴァはダークナイトのトゥーフェイスとジョーカーを足したようなキャラですね。


もひとつよかったのは新・男チーム!M大好きだったけどあの人が後任となると話は別ですよ。そして全世界のメガネッ子好きを歓喜させたであろうQ。おじいちゃんQ大好きだけど今回のQはボンドとの会話が楽しい。前回・前々回も早く次がみたいなーと思ったけど今回が一番このチームの次の活躍みたい〜と思いました。その前にもう一回見に行く予定です〜。
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by 7_7seven | 2012-12-01 23:44 | さ行の映画