映画やあれこれ


by 7_7seven
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万能鑑定士Q モナ・リザの瞳の試写会に行って来ました。原作は400万部突破の超人気ミステリー松岡圭祐作「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ。天才鑑定士凛田莉子役に綾瀬はるか、彼女と共に謎を追う雑誌編者小笠原悠斗役に松坂桃李。監督 佐藤信介。※ネタバレあるのでお気をつけ下さい

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パリで大活躍!ってお話に見えますが…

辛口女子に大人気!綾瀬はるか
周りの女子に大人気の綾瀬はるか。それも辛口の女子に限ってべた褒め。「はるかちゃんだけは変わらないで欲しい!」と何度も聞きました。私もかわいいなーと思っていたのですがよく考えたら演技はマジックアワー以来久しぶり。タレントとしては好感度抜群ですが女優としてはどうなの?と思いながら試写会へ

頭を切り替えて観よう!
試写会中、えええっこんな事あるかな?→…いやこの世界ではアリなのねきっと→いやーこれはちょっと→…この世界ではアリってことで、の繰り返しでした。「鑑定士と顔のない依頼人」もだけど鑑定士ってものすごい世間知らずというか色々信じやすい質なのでしょうか。
原作がミステリーというより凛田莉子のキャラクターを楽しむラノベだし、それが出来てればOKなんだ、と思う事に。しかし、この莉子ちゃんがきちんと描けていたかというと?だし。原作未読ですが原作のイラストから考えても、もうちょっと無名でもキャラが合ってる女優の方が面白くなったのでは。綾瀬はるかとはお互いの個性を消し合うかんじになって勿体ないかんじに。


上手いのか素なのか松坂
びっくりするほど懐が深い月刊角川編集部。全く使えない編集者・小笠原をクビにすることないのがすごい。小笠原も小笠原で「莉子さんに会うまで今までこんなに一生懸命(だか楽しいだか)になったことなかった!」とか半人前のお前が言うか!!でした。大体入社数年の記者がヨーロッパへ単独自腹取材、しかも出会ったばかりの若い女の子を追いかけて、って端から見たら危険なかんじもするのですが不問だし。松坂がまたイラッとさせる演技炸裂で上手いのか素なのか。この綾瀬&松坂の並びがもうちょっとワクワクしたりドキドキさせるものがあったらまた違ったんですが


これを日仏文化協力90周年記念の映画にしていいのか…
一番言いたかったことは↑です…。試写会でもらったチラシに日仏文化協力90周年ってことで日仏の文化に関わる人たちがよさげなコメントをしていて、へー面白いんだ!と期待値上げてみたのですが、犯人(出て来た瞬間に誰もがわかるんですが)及び犯行の内容が明らかになるにつれ「いや、日仏文化協力に関わる映画がそんな内容の訳ないよね?」と考えを打ち消してたのですがやっぱりそんな内容でした…。よさげなコメントも読み返すとうまーく映画の内容には触れないでパリが素敵!とかにまとめてあって苦心のあとが。お疲れさまでした…。


原作ファン、はるかファン以外の方への見どころ
フランスロケ!と煽ってあるので正直全編フランスで進行するかと思ったらそれはほんの序盤のみで早々に帰国。この序盤のパリの街並(凱旋門、最近映画に出まくりのポンデザール、ポンヌフ、ローゾン邸、カフェ「シェ・ジュリアン」、オペラ座などこれでもか!と名所をいれまくり)やルーヴル内部は素晴らしいです。あと「ATARU」の村上弘明ファンの方は似たような(キャラ全然違いますが)役で出ているのでおすすめ。


TVドラマの方がよかったかも…
序盤の試験以外は映像的な見せ場がなくてクライマックスも棒立ちで延々台詞で説明、小笠原のピンチもダラダラで映画としてはすごくテンポの悪さを感じました。90〜100分くらいにまとめたら面白くみれたかも。モナリザどうこうより万能鑑定士の莉子っていうキャラクターを前面にだして普通の美術鑑定とかじゃない方が綾瀬はるかのよさも伝わったと思うのでやっぱりTVドラマで見たいなー。
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by 7_7seven | 2014-05-23 01:13 | は行の映画
WOWWOWのボンド祭りの時に録画したドキュメンタリー「エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」を見ました。ボンド祭り(イアンフレミングのドキュメンタリー、イアン主人公のドラマ「ジェームスボンドを夢見た男」)で一番面白かったです。007シリーズのプロデューサー、アルバート・R.ブロッコリ、ハリー・サルツマン、原作者のイアン・フレミング(なんとクリストファー・リーが従兄弟ということでコメント)の映画版ボンドを巡る物語。見応えありました。監督’スティーヴン・ライリー
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どのボンドが好き?で盛り上がれる一枚。銃の持ち方でもそれぞれキャラが立ってて面白い


ボンドが映画になるまで
映画になるまでかなり綱渡り状態なのがやはり運命で決まっていたかのように映画の形になって人気が爆発していくのをみるのはワクワクします。ショーン・コネリーより前に違う俳優で映像化されたものとか無名時代のコネリーとか撮影現場(カオスの日本ロケなど)とか初めて見る映像多くて楽しい!現場写真も家族的で見ててほのぼの。それが色んな行き違いで確執が生まれて行くのは悲しかったです。


父と娘のファミリービジネス
娘が映画業を継いでる、というとコッポラを思い出しますがブロッコリもコッポラもイタリア系。イタリア男子はマンマ大好きなのは有名ですが娘もパーパ大好きなんですね。映画の現場を愛する父親と、それを叶えてあげる為奮闘し、受け継ぐ娘のつながりを見てるとじんときます。


大発明!ボンドは継承制
この作品はかなりブロッコリ寄りで歴代ボンドでコネリーのコメントがなかったり色々コネリー側は言いたい事もあるでしょう。ショーンのゴタゴタは悲しいですがそれが大発明「ボンド役継承制」を作り、今まで続ける大きなきかっけになったのですからやっぱりボンドは映画の神様に愛されたキャラクターなんでしょう!何のトラブルもなかったらボンドはショーンの当たり役で一代で終わっていたかも。さらに音楽のジョン・バリーにタイトルデザインのモーリス・ビンダーと天才達も集結。


ボンドみたいの作りたい!byハリウッド
アメリカはインディジョーンズとかかなりボンドを意識して作ったかと思うんですが、アメリカは女たらしだと色々ヒーローとして成立しなくなっちゃうのでいきなり息子がいたり変な展開に。
日本だと金田一耕助ですがかなり昔の話なので今の人にはわかりづらい話になってるからか最近やらないし。。。時代に合わせてキャラクターも作風もどんどん変わって行けるボンド方式本当にすごい発明だと思います。


ボンド俳優悲喜こもごも
何度も候補にあがるけどボンド役にたどり着くのに長い時間を要したブロスナン。TV契約絡みだったんですが人気あるのも辛いですね。ティモシー・ダルトンは個人的に初めて劇場で見たのが「リビングデイライツ」なのでは思い入れあるんですが当時結構な不評だったようで(暗いってことで)びっくり。でもティモシーは前と同じじゃ意味がない!一番ダーティなボンドになってやる!と奮闘した当時を熱く語っててさすが役者だと感激しました。思えばこのダーティボンドがダニエルボンドの先駆けに。ダニエルはダニエルでネットが発達した後だったのでとんでもないバッシング(金髪ボンドありえん!染めるの染めないのと大騒ぎetc)→怒濤の手のひら返し!逆じゃなくてよかった!


早く次作が見たい!
フレッシュにリブートしたはずが二作目にしてすっかりお疲れだったダニエルボンドですが(フレッシュなダニエルって似合わないので…)新MにQと男だらけになったMI6でどんな活躍をするのか楽しみです。ラストにブロッコリが娘に残した言葉を。
「最も大事なのは外の力にかき回させないことだ。ボンドの世界も最高のチームもここにある。それを守って行けばいい」
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by 7_7seven | 2014-05-19 23:42 | あ行の映画
元仏版VOGUEの編集長だったカリーヌ・ロワトフェルドが自分の名前を冠した新しい雑誌を作り上げるまでを追ったドキュメンタリー「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」を見ました。監督はファビアン・コンスタン。

今雑誌に載りまくってて正直綺麗か?ってかんじでしたが動いたらまあチャーミング!そして何に関しても自然体。周りの人に恵まれているのも納得です。有名な米版VOGUE編集長・アナ・ウィンターと双璧のファッション界の重要人物ですがいい意味で対照的で面白かったです。一番面白かったのはカリーナの周りの男性陣でしたが…
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59歳とは思えないスタイルのよさ!元モデルとはいえ12センチヒールはあっぱれ

芸術と笑いの狭間で
何の仕事も大変ですがファッション業界も大変!カリーナの創刊する雑誌は自ら広告主を選ぶ!という超異質なタイプなので宣伝主に営業しまくって頭下げたり…っていうのはないですがその分クオリティに妥協出来ないで予算倍増とか違う大変さがありました。大衆向けではないハイレベルのセンスなので撮影現場はカオス。鏡の上でくねくねしたり、屋外で半裸で逆さ吊りになったり、君は王子だ!といわれながらマッパで号泣したり、芸術と笑いは紙一重状態で正直これどうなるの?でしたが後半出て来る完成した雑誌で仕上がった写真を見るともう見事に芸術!プロって素晴らしいと思いました。


やりたくなる母親って言われたよ
カリーナの息子さん(もちろんイケメン)がカリーナと一緒の時に駐車場の係員かなんかに言われた言葉だそうで、息子も嬉しそうに語ってて、フツーならキモッ!息子もマザコン全開にしてんじゃねーよと思う私ですがカリーナに関してはあーまあそうかもねーと。若作りも媚びもないし、気さくぶったりもしてないし自然体で女性性を保っててオバちゃん感ゼロ。可憐でさえある59歳ってどうなのよ。フランス人、かつファッション業界で結婚はしてないけど同じパートナーと共に30年っていうのも、孫きっかけで赤ちゃん推しになるのも微笑ましくて好感度アップ。


まわりの男性陣が素敵すぎる
まず雑誌VISIONAIRE でお馴染みのスティーブン・ガンもうひたすら気遣い、カリーナを盛り上げようとしてて頑張れーって応援したくなりました。次にブルース・ウェーバー見るからにもういい人!って感じで(見た目キャプテンサンタそのまんま)人間大好き!って感じでニコニコしながらシャッターを押す姿見てるとこちらも笑顔に。そしてなんといっても御大カール・ラガーフェルド!。もう彼のドキュメンタリー何本か見てる私でも飽きない底なしの魅力。今回は幼児と会話したり(もらった人にお礼言わなきゃねーとか普通にいいおじいちゃん状態)カリーナの孫ちゃんのバギーを押す姿は必見!気難しそうに見ててめちゃくちゃノリいい天才です。男性じゃないけどドナテッラ・ヴェルサーチも相変わらすの迫力だった。

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ノリノリでバギーを押すカール御大。色々わかっててすごい。


お仕事への気合い
カリーナは一見ファッショニスタ丸出しの格好をしてるわけでもないし、ものを作る人にありがちな繊細さとか圧迫感とか以上な厳しさとかこだわり、そういう所はないのでフツーの人が何でここまでいい地位につくのー?って感じなんですが見てると頑張りも自分へのストイックさも自分が納得する分だけやってて他人には押し付けないし、やりたいことがはっきりしてるけど他人の意見を聞く耳は持ってる。ひたすら自然なんですね。そしてリスクを承知で新しい事に挑戦する気合いがあるという。どれも長い間仕事してるとなかなか出来ないことです。

始めDVDでもいいかーと思ってましたが映画館で見てよかったです。迷われている方、カリーナの魅力が写真でわからない方、またカール御大のバギー押しをみたい方も是非劇場で!
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by 7_7seven | 2014-05-18 22:24 | ま行の映画
土曜朝の対談番組・サワコの朝に詩人の谷川俊太郎がゲストに登場。
阿川佐和子さんとは遠い親戚だそうで、さらに谷川さんのお父様も哲学者で法政大学の総長だったり、三番目の奥様が佐野洋子さんだったり文学的な一族ですね〜。

現役!な82歳
82歳だそうですがまだまだ現役感満載でちょっと欧州人っぽい。あまりに昔から有名だし作品も年代を感じさせない為か歴史の人物扱いされるそうです。若いアーティストとも一緒に仕事するけど皆硬くなられるのでご本人は普通の老人として扱って欲しいとか。


欠点は指摘して欲しい
他にもなかなか悪い所を皆いってくれないのが不満で自分の欠点は自分ではわかりづらいから人がそれを指摘してくれるのはとてもありがたいとのこと。確かに年齢重ねると人からの指摘って本当にありがたいものだなーと思えてきます。と、思いつつも私はカチンと来たり必要以上に落ち込んだりしちゃいますが…まず感謝しないとですね。


詩人の仕事が面白くなって来たのは40-50代
結構な年齢まで詩人の仕事が自分に合ってるかわからなかったそうで、そこから「自分の仕事に疑問とか反発とか覚えている方が仕事は進化する」とのことでした。こんな天才でもそう考える事があるんだ!と意外でした。そして今はメルマガやスマホアプリとかで新しい詩とのふれ合いを模索されてるとか。やっぱり天才程新しいツールを積極的に使うし、現状を壊しながら進化していってると感じます。
新しいもの、未知の物に対する好奇心や、女性への敬意が感じられてとても魅力的な人だなーと思いました。
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by 7_7seven | 2014-05-17 23:24 | TV
オペラ座のライブビューイング「パリ・オペラ座へようこそ」で「眠りの森の美女」を見て来ました。仕事帰りでめちゃくちゃ疲れてましたが、絢爛豪華な舞台とオーロラ姫とデジレ王子の頑張りを見てたら元気になりましたよ!作曲家チャイコフスキーと振付家マリウス・プティパの大傑作!振り付けに関してはプティパ鬼やな!でした。

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とにかくゴージャス!冠婚葬祭入ってる大満足バレエ。衣装美術は18世紀ロココ調です
今回はヌレエフ版でプティパを再構築しより華やかに。

<主な配役>
オーロラ姫 La princesse Aurore/ミリアム・ウルド=ブラーム Myriam Ould-Braham
デジレ王子 Le prince Désiré/マチアス・ヘイマン Mathias Heymann
フロリナ王女 La princesse Florine/ヴァランティーヌ・コラサント Valentine Colasante
青い鳥 L’Oiseau Bleu/フランソワ・アリュ François Alu

体力の限界に挑戦する2時間47分!
シルヴィ・ギエムが「健康によい」と言ってた「眠りの森の美女」。歌舞伎の女形の集大成「京鹿子娘道成寺」みたいなものでしょうか。技術気力体力充実してないと無理!一回踊りきったら2、3キロ落ちてると思えるくらいハードです。序盤の見せ場ローズアダージョ(片足でバランス保ったまま4人の王子から次々に薔薇を受け取るという苦行)もすごいですが3幕の激しいことといったら、プティパ鬼やな!です。フィギュアでいうと後半に大技ぶち込みまくり、みたいなプログラムで、疲れの頂点みたいな所でめっちゃアクロバティックなリフトとかさ、本当に鬼です。
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↑こんなリフトを疲れのピークで入れ込む(しかも三回連続…)プティパってどうでしょう


今回の「これは!」なダンサー
青い鳥を踊ったフランソワ・アリュ François Alu です!青い鳥は見せ場も多いし注目株の若手が踊ることが多い役ですが、すごい好きなタイプの踊りで目が釘付けに。華があって、且つ自由な雰囲気。青い鳥と本人の素養があってるのか演じて出した雰囲気かわかりませんが引きつける力を持ったダンサーだと思います。青い鳥の場面はこちらでも観られます。
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これからも色々な役で見たい!来日しないかなー(すっかりファン)

眠りの森の美女はどうやって目覚めたか
グリム版とペロー版、バジレ版と色々あるみたいですが、以前聞いてびっくりしたのがペロー版の目覚め方。王子の愛とか何とか関係なく「ちょうど100年経ったので」自分で目覚める…って王子ただのラッキーボーイ?昨日まではどんな人が行っても駄目だったのにタイミングがあえば何もしなくて歓迎されるっていう、たまたま行ったら○万人目の来場者です!みたいな。人生におけるタイミングの重要性を表している?との説もあったような。


やっぱすごいよオペラ座
主役のMエイマン、ミリアム・ウルド=ブラームは2人とも王子と王女になりきってて素晴らしかったです。ミリアムは可憐で華やかなオーロラ姫でうっとり。オペラ座のダンサーは皆美しくて華やかですがその中から登場してもパッと場を明るくしてました。こういう舞台は衣装や美術をケチると一気に安っぽく、偽物感満載になるのにさすがオペラ座余裕ゴージャス、音楽はファイサル・カルイ(最後舞台上に出てくる姿が絵になる!)指揮のパリ・オペラ座管弦楽団で本当に気持ちの栄養チャージしまくりです。美しい物を見て、聞くことって大事ですね〜次回のオペラ「清教徒」も行きたいです!
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by 7_7seven | 2014-05-16 23:58 | な行の映画
2013年カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した「アデル、ブルーは熱い色』La vie d'Adèle – Chapitres 1 et 2」の監督、アブデラティフ・ケシシュのインタビュー。NHK教育のフランス語講座で放送された分です。

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監督だけでなく主演女優2人もパルムドール受賞という特別な作品


本屋で偶然このコミックに出会いました。グラフィックの美しさに心を奪われたのです。それでページをめくって読んでみたんです。まず情熱的な愛というのが感動的だと思いました。「偶然」や「運命」など前に扱ったテーマもありこの作品にそれを掘り下げようと思いました。

この女の子は彼氏とのデートの日、人生を一変させる出会いをします。“ひとめぼれ”です。このほんの一瞬によって彼女が体験する全てが映画のテーマとしてとても面白いと思いました。愛の出会いとして…



どんな運命をも受け入れて力強く生きる姿こそ人間の美しさだと監督は感じているそうです。

私はいつもより真実なもの、美しいものを求めています。この真実を求めてさまざまな可能性を試していますがうまくいったときもすごく集中しているのでどうやったかわかっていないのです。その方法を忘れてしまうのです。だから私たちはいつも模索するのです。映画とは旅のようなもの発見のあるものです。そうした探求に向っていけることがこの上ない喜びです。


淡々とした口調ですが情熱的なのが伝わって来る語り口でした。
まさに真実の探求!という感じのケシシユ監督の作風は好き嫌いはあると思いますが、見応えはたっぷり、世界一恋愛映画に興味がなさそうなスピルバーグが選んだのも納得の作品なので興味もたれた方は是非!
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by 7_7seven | 2014-05-15 23:39 | 面白かったインタビュー
林先生の痛快!生きざま大辞典で取り上げられた棋士の森内プロ。羽生プロとの対決から導きだした負
けについての考え方で興味深かったものを覚え書き。


・負けを大切にする。負けが決まった試合でも負けながら分析する
・勝負では2回目のミスが致命傷になる
・ミスが出た時取り繕うのではなくミスを認めて1から出直した方がよい
・好調は続かない。同じように不調も続かない。不調のときは好調になったときの準備をしておく


森内プロは負けると動揺するタイプだったらしく、自分もそうなので上の言葉もすごい身にしみます…動揺するのが傷を広げて一番良くないんですよね。なるほどーと思うけどなかなか難しいことです。

4つめの好調も不調も続かないというのは世阿弥も男時・女時という言葉を使って同じようなことを言ってます。当時の能楽は対抗戦だったので勝負事面が強く、自分が不調(女時)で相手に勢いがあるとき(男時)は対抗して何かしようとすると必ず失敗したり意味がなかったりする。その流れ(女時)のときはただ黙って自分に流れ(男時)が来るのを待つ。只待っているだけでなく反撃の準備をして己を信じて待つと。信あれば徳あるべし。


林先生は調子に乗ってタレントに〜と思ったけど本人曰く講師だけをずっと続けてたら行き詰まるので敢えてアウェーに身を置いたり、新しい事に挑戦することが必要だったと言われててなるほどなーと。やっぱり頭の良い人でサクサク進んで面白いし、適度に隙があってタレント業も成功だと思います。
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by 7_7seven | 2014-05-14 23:31 | TV
昨日に引き続き2014 MTV movie awards 2014MTVムービーアワード受賞後の言葉。MTVトレイルブレイザー・アワード(Trailblazer先駆者・草分けを意味)を受賞したチャニング・テイタム編。といってもチャニング自体はフツーの言葉しか言ってないのですが、彼への賞賛の言葉が2つとも素晴らしかったのでそちらを書きます。
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犬顔!瞳の色も独特で綺麗ですねー。クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンス、チャーリー・ハナムと犬顔マッチョ集まった映画あったらいいな



受賞するチャニングを紹介するミラ・クニスより

「チャニング・テイタムはそこらのイケメン俳優とは違うわ。
「ステップアップ」では股関節全開のキレのあるダンスを、「21ジャンプストリート」では観客を爆笑させるコメディの才能を披露。
アクションには笑いを、コメディにはセクシーを、そして私たちには笑顔をもたらしてくれる


…すごい賛辞です。個人的にコメディ演技ってものすごい難しいと思うのでコメディだけでもすごいなと思うのに、コメディ上手いってだけでなくセクシーだったり、アクションできるだけでなく笑いも入れられるって最強じゃないですか!!


賞を授与する「21ジャンプストリート」で共演したジョナ・ヒルより
(前振りにイケメンがこんな賞とるのはものすごい大変、だってイケメンだぜ?俺なんかフツーの顔だからめちゃくちゃ楽だけど、みたいなフリした後観客が心配になったのか「笑ってくれてる?」って聞いてて笑った)


「僕はチャニングに電話してこう切り出した「21ジャンプストリートで相棒を演じて」と。その電話で初めて言葉を交わした。
返事は『ジョナ、僕面白くないよ』Jonah、I’m not funny
…出演作は「シティオブドッグス」しか見てなかったが演技は最高だった、それで僕は言った。
「君は誰よりも真実味に溢れた俳優だ。そのリアルを役に吹き込んで信じて欲しい。どんなくだらない冗談の台詞でも信じれば必ず面白くなる」
結果彼が笑いを誘った。実生活でも実に愉快な奴だ。彼は本当に素晴らしく最高の人間だ。彼も彼の家族も彼の全てが好きだ。賞を授与出来て光栄だよ。チャニング、取りに来て!」


…ジョナ・ヒルにここまで言わせるチャニングもすごいですが演技見て「コメディやれる!」って見抜いてさらに現場で才能を引き出したのジョナもすごい。そしてコメディの神髄というか「信じれば必ず面白くなる」ってのは目から鱗の言葉でした。


そんなジョナからのラブコールに「俺、面白くないよ」ってチャニング可愛いな!
受賞後のチャニング。ミラとジョナのドッキリ企画かもと疑いながらのスピーチ。

「演技どころか自分に取り柄があるのかもわからないが…おそらくこういうことだ。俺が今までやってこれまでやってこれたのは皆のおかげだ。心からありがとう」



…至ってフツーですが誠実な人柄っていうのはガンガン伝わります!ステップアップで共演して結婚した奥様とも仲睦まじくて微笑ましい。英国俳優みたいに捻ったジョーク言ったり(ウィル・ポールター君さえも携帯小ネタ披露)ジャレッドみたいにポリシーを詩みたいな表現にしたりはちょっと苦手そうだし…でもチャニングを賞賛する人たちからは素晴らしい言葉が次々と!そういうタイプの俳優さんなんでしょう。21ジャンプストリートの続編も期待です。あとやっぱりまた踊って欲しいなー。
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by 7_7seven | 2014-05-13 21:46 | セレブの印象的な言葉
2014 MTV movie awards 2014MTVムービーアワードの記事で書いてたジャレット・レトの受賞スピーチ。

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新お洒落番長ルピタちゃんと。彼女から受け取るのをとても喜んでました。


最優秀変身賞(BEST ON-SCREEN TRANSFORMATION)を受賞して
AIDSへの理解を呼びかけた後で

愛したい人を愛し、生きたいように生きる。他人の意見で自分の夢を諦めないでほしい


オスカーでも自分の母親(高校中退のシングルマザーで兄弟を育てあげ、創造力を使って特別なことをするように奨励した。超若く美しいお母様)に感謝し、

僕らは今夜、夢を実現するのが難しく、必死で頑張っているあなた達のことを想っています。これは、エイズとの闘いに敗れた3600万人の人達、そして、ありのままの自分でいることや誰を愛するかによって不平等だと感じたことがある人達へ捧げます。僕は今夜、あなた達と一緒に、あなた達のためにここに立っているのです


ミュージシャンでもあるので観客への呼びかけにカリスマ性があって引き込まれます。
常に夢を追いかける人を励ます強い姿勢素晴らしい!
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by 7_7seven | 2014-05-12 22:12 | セレブの印象的な言葉

スティング The Sting

「午前十時の映画祭3」で「スティング」を観ました。
確か3回目ですが観る度わくわくします。
監督ジョージ・ロイ・ヒル 脚本デイヴィッド・S・ウォード
音楽スコット・ジョプリン マーヴィン・ハムリッシュ 衣装デザイン:イデス・ヘッド
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イデス・ヘッドの衣装を観るだけでも満足な一本

何回見ても楽しめる名作パワー
さすがに話の流れはわかっているので「これからどうなる!」系のハラハラはしないんですがその分俳優の演技や衣装の素晴らしさに集中出来てよかったです。ポール・ニューマンかっこよすぎる。今彼タイプのハリウッドスターいないような。イデス・ヘッドは本当にキャラクターにぴったりのデザインをするなーと感動でした。列車の中のポーカーの面々の着こなしでどんな人物かわかります。

詐欺師版マイフェアレディ!
改めて観るとポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのスター共演映画でもある上に2人のアイドル映画でもあり、バディものというよりゴンドーフがフッカーを一人前の相棒に育て上げるという「マイフェアレディ物」でもあり。素材はいいのに見るからにチンピラなフッカーを一人前の詐欺師にする為にゴンドーフが髪から服からスタイリングしていく様は「プラダを着た悪魔」・「デンジャラスビューティ」で主人公がどんどん綺麗になっていくわくわくシーンを思い出しました。素材最高のレッドフォードなのですごい仕上がりで超眼福です。

タイムマシーンで過去にいってこの頃のレッドフォードに「将来アメコミ映画の悪役やるよ!」と言ってもハア?でしょうね。
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by 7_7seven | 2014-05-11 21:31 | さ行の映画