人気ブログランキング | 話題のタグを見る

主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
すごーく楽しみにしてた「インファナル アフェア 終局無間」
インファナル・アフェア 終局無間_c0005072_1483923.jpg

アンディは日本楽しんでくれたかなー

このシリーズ、一作ごとに印象がまるで違ってほんとにゴッドファーザーに似てる。1は今までにない作品として脚光を浴びる。2は暗いけど深い。評論家受けしやすい。3はまとめようとしてぐだぐだになりがち。しかしキャストは豪華に。スターウォーズもこの法則が当てはまるかも。

1で打ち出された仏教的な無間というテーマ、2でのアジアっぽい人間関係がなくなって3は結構薄い、というかまあ舞台が警察の場面と回想場面が多かったからしょうがないのかもしれないけどもうちょっとパンチが欲しかったかも。でも俳優さんの演技は素晴らしい。全体を通してみてもやっぱりいい作品だと思う。ラストシーンがすごく好き。

今回の見所と言えばやっぱアンディの演技、ダオミンの存在感、レオンの雰囲気かなー。関係ないけどレオンって歌舞伎役者の市川笑也に似てる。キョンは巨人の二岡に似てる、とかしょうもない事を考えながら見てた。

んーしかしこれをハリウッド映画にしたらどうなるんだろう。極めて仏教的なテーマが伝わってるのかなーとちょっと心配。

日本版キャスト
ヤン:渡部篤郎(お得意やさぐれヤクザ、実は刑事)
ラウ:唐沢寿明(なんか偽エリートにあうんで)
ヨン:堺雅人(かまぼこ目といえばこの人)
ウォン:村井国夫(いい声で大門サングラスが似合う)
サム:西田敏行(笑顔で怖い事しそうなんで)

個人的希望のハリウッド版キャスト
ヤン:ジョニー・デップ(この役はジョニーしかいないでしょ)
ラウ:ブラッド・ピット(3では坊主だしちょうどいい)
ヨン:エドワード・ノートン(眼鏡姿が見たいので)
ウォン:デンゼル・ワシントン(ブラピとデンゼルの共演が見たいので)
サム:ジャック・ニコルソン(ここだけハリウッドと一緒。ジョニーとの共演が見たい)
…一体いくらかかるんでしょうか。プレミアのレッドカーペットが見たい。
# by 7_7seven | 2005-04-17 01:51 | あ行の映画
試写会で「コンスタンティン」
予告の映像はすごく好みだけどアメリカの興行成績も一気に落ちてたし批評もあんまよくないし正直期待してなかったんだけど
コンスタンティン CONSTANTINE_c0005072_223254.jpg

アメリカのポスターなんか地味。キアヌもう帰国かなー。日本楽しんでくれたかなー

すごーく面白かった!
まさにツボにはまったというかんじ。私が面白いと思う映画って大体こける&批評家受け最悪だからこれもあんまヒットしないと思う…でも宣伝はマトリックスっぽくやってるんだよね。いや、全然違うんでー。天使と悪魔とか地獄とか出てくるけど全然壮大な感じがしないし映像はすごく耽美かつグロなのにすごく笑えるというファイトクラブみたいなかんじ。こういう役をマトリックス明けに選んだキアヌ、いいセンスだなーと思う。

役者は好きな人が多くて期待してたんだけど皆上手くてルックスがスタイリッシュで大満足。キアヌの演じる主人公のキャラクターもいいけど(キアヌ年とって味が出て来たなー)脇もキャラたちまくり。特にルシファーなんてルックスといい仕草といいほんとかっこいい。プロもビデオ出身の監督さんだけあって一瞬の「おお」というような映像作るのは上手い。ストーリーは大きな盛り上がりや派手なシーンがないから何も知らずにマトリックスなかんじを求めて見に行く人は気をつけた方がいいかも。あと絶対エンドクレジット最後までみてねー。

日本版キャスト
ジョン:竹内豊(あの格好でタバコを吸ってほしい。しかし子供時代のジョン…あれから一気に美形になったんでしょうか)
イザベル:アンジェラ:(松雪泰子レイチェル・ワイズいいなあ。あの独特の雰囲気がたまらない。低い声も好き)
ガブリエル:天海祐希(ガブリエルかっけー!さすがオルランド役者。すごい存在感。なんかおなかが出てて妊娠?これもストーリーに絡むのかと思ってしまった。コスチュームもかっこいい。シルヴィ・ギエムにやってほしいなー)
バルサザール:北村一樹(今、怪しい役と言えばこの人)
チャズ:二宮和也(なんか似てると思ったんで)
ビーマン:渡辺いっけい(お人好しで大変な目に遭うと言えば)
ルシファー:平幹次郎(義経でも怪演しまくりなんで)

高木美保渾身のキアヌインタビューはこちら
# by 7_7seven | 2005-04-16 02:23 | か行の映画
「マイ・ボディーガード」以来のデンゼル映画。
「クリントンを大統領にした男達」っていうドミュメンタリー映画がすごく面白くて、アメリカでの大統領選の盛り上がりも納得のシステムの秀逸さだったんだけどこの映画でもその内幕がわかって面白い。

とにかくメリル・ストリープが怖すぎ。演説の目とかマジ怖かったよー。息子を見る目がもっと怖かったけどさ。あの口調で言われたらそりゃなんでもするよ。デンゼルは抑えた演技でほんと上手いなーと思った。リーブ・シュレイバー、全く知らなかったけど遅咲きの新進俳優だけあって確かな演技力と37歳なのに「15年前に恋人と別れさせられてからから真剣に交際していない男」を嘘くさくなく演じる驚くべき表現力。ラストあたりの眼差しは一見の価値あり。特にメリルに負けてないのがすごい。

ストーリーはリメイクだけあってあっと驚くようなものではないんだけどサイコもののの金字塔「羊達の沈黙」のジョナサン・デミ監督だけあって人間の心理のいやーなとこを突く映像満載。今のアメリカの嫌なかんじを上手く掬いとってて、そういう時代の空気感を表現するのが上手いんだなーと改めて思った。

ストーリーは…怖さもあったけど悲しかったなー。デンゼルの表現する個人の意志が持つ希望より、リーブ演じる大きな意思によって自分の心さえままならない悲しみの方が強く響いた。今自分が考えていることが誰かの意志によって動かされているとしたら、と思うとほんとに悲しいし恐ろしいよ。

日本版キャスト
ベン:大杉蓮(日本でのデンゼルって難しい…)
レイモンド:唐沢寿明(政治家役似合うと思う)
エレノア:三田佳子(これはもう決まりでしょ!皆の前で演説やるとこ見てみたい)
クライシス・オブ・アメリカ  The Manchurian Candidate_c0005072_1595774.gif

# by 7_7seven | 2005-04-15 01:59 | か行の映画