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主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
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「王様のブランチ」で「シェイプ・オブ・ウォーター」ギレルモ・デルトロとサリー・ホーキンスインタビュー。


面白かったインタビュー 「王様のブランチ シェイプ・オブ・ウォーター ギレルモ・デルトロ&サリー・ホーキンス インタビュー」_c0005072_04083385.jpeg



デルトロ:美女と野獣を描くならこだわりがあった。野獣は変身させない。

水と愛は似ている。愛と水は宇宙で最も柔軟で力強いんだ。



サリー:人が怪物だと言っても彼女には関係ない。愛が壁を打ち破ったの。愛の力は偉大なの。誰にも止められない。



デルトロ:本作は乱世に語りたいおとぎ話だ。


美女と野獣は確かにどの映像化作品も野獣の方が魅力的ですね〜。

デルトロのモンスター愛が爆発してそうで楽しみ。オスカー間近ですが是非是非受賞して欲しいです!



# by 7_7seven | 2018-02-24 23:50 | 面白かったインタビュー
ジェイミー・フォックス主演の「スリープレスナイト」を観ました。元々はフランス映画のリメイク。批評家からは不評だけど私は面白かったです。※ネタバレしてるのでお気を付けください


監督 バラン・ボー・オダー
脚本、アンドレア・バーロフ
原作 フレデリック・ジャルダン『スリープレス・ナイト』

 スリープレス・ナイト Sleepless_c0005072_05153972.jpg


日本版ポスターはネタバレしまくってるので観るまで見ないが吉です



見どころ1:やっぱりジェイミーいい!

家族を守ることと仕事と、ギリギリの状況で活躍するパパという「96時間」とか連想しますがギリギリ感やヤバイ感は流石ジェイミーで「えっ大丈夫?」な瞬間多数。またタフなのかそうでないのか、不死身っぽくなったりふらふらになったりがストーリーと合わせて不安定なところも魅力!
キーになるブツがあっちに行ったりこっちに行ったり、ラスベガスが舞台なので時間の感覚が良く分からないのも良かった。ラストも含めて色々な意味が重なるからタイトルは原題のsleeplessのまんまが良かったような。




見どころ2:楽しい!豪華脇役陣

ミシェル・モナハンがハイカロリーな刑事をキレキレに演じてて最高。女性が仕事で怪我したら休養ってなんだ!って怒るの良かった。怖くてファザコンなマフィアがバットマンvスーパーマンのウォレスことスクート・マクネイリー でやっぱり上手いし、みんな大好きデヴィッド・ハーバーにダーモット・マローニーも期待通りの活躍で満足です。




見どころ3:休みの前の夜にぴったり95分!

確かにどっかで見たような展開にシーンの連続だけど俳優は一流だし、不夜城のラスベガスが舞台だけどスイスの監督だからか一定の距離感があって独特のトーンが面白いです。

ラスベガスに豪華俳優陣による安心アクション、しかも95分!おやすみの前の夜にビール飲んで観るのにおすすめします!
配信とかになったら人気出そう。


# by 7_7seven | 2018-02-22 23:53 | さ行の映画

レディ・ガイ The Assignment

ミシェル・ロドリゲス主演の「レディー・ガイ」を見ました。男性のミシェル・ロドリゲスが性転換して女性になる!(自主的ではないですが)という設定のみで鑑賞決定!で張り切って観てきたんですが…。※ネタバレしてるのでご注意ください。

監督:ウォルター・ヒル
脚本:ウォルター・ヒル  デニス・ハミル


レディ・ガイ  The Assignment_c0005072_23363376.jpeg
原題はThe Assignmentで課題や任命。ポスターもちょっと…。

見どころ1:どうしてこうなった?夢の設定

私はほぼほぼ大体の映画は楽しく見られる、というか何かしら面白さを拾って観るタイプなので滅多に面白くない作品には出会わないのですが久々にハズれた、というか面白さを拾えませんでした!悔しい…。

2次創作でよくある「男性が女性に」!(自主的ではないですが)とネタってだけでもハリウッドでどう料理するんだろうって感じだし、さらにそれを演じるのがミシェル・ロドリゲス!対するマッドドクターがシガニー・ウィーバーでアバターもびっくりの豪華組み合わせ!脇にモンクさんで期待するなというのが無理な設定なのに見事に盛り上がらない…。結構観客多かった上に上映時間短いのに盛り上がらないので劇場全体がイライラした雰囲気になってました。ラスト、意味ありげなカメラワークで、もしやフランクの○○をドクターに?とかドキドキした自分が恥ずかしい…。


見どころ2:歌舞伎も宝塚も偉かった!

ミシェル・ロドリゲスありきの企画だったのか女性になる前の男性もミシェルが演じるから違和感半端なし。てか女性にしか見えないよ!元々は男性の設定なら普通にシルエットの似た男性俳優→ミシェルでよかったのでは。華奢な男性vsいかつい女性並べたらやっぱり圧倒的に男性の方がごつく見えるので。歌舞伎や宝塚みたいに同性で固めて所作と演技と演出を徹底する、くらいにしないと男女逆転と見せるの難しいと改めて思いました。

また主人公のフランクが魅力的でも無く、女性になったことで何か気持ちに変化があるわけでも無く、これだったら普通にミシェルのアクション映画の方が面白かったのでは。



31%で低いんだけどオーディエンスが更に下がった19%っていうのが全てを表してる。普段はトマトメーター同意しないこと多いけど久々に納得しましたわー。



見どころ3:マジでか!ウォルター・ヒル!

キャストと題材だけで鑑賞決定したので監督誰か知らなかったのでエンディングでか:ウォルター・ヒルって出た時固まりました。えーっ嘘でしょっていう。


題材が際物で難しいといってもネタバレになるので作品名は伏せますが、似た題材で膝を打つくらい面白い作品もあるので、今回は監督と題材の相性が悪かったのかな…。

面白そうな題材にぴったりのキャスティングに最高の監督のタッグがこんなになっちゃって悲しいやらもったいないやら。好きな監督なので復活信じたいし、ミシェルもシガニーもまた違う作品で再共演して欲しいです。


# by 7_7seven | 2018-02-21 23:12 | ら行の映画