映画やあれこれ


by 7_7seven
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
久々のドキュメンタリー。60〜90年代に活躍したバックコーラスの女性たちを追ったもの。原題はスポットを浴びるスターとのステージ上の距離の事です。すごい楽しみにしてたんだけど会社帰りに駆け込んだせいかすっごく眠くて、というか前半ほとんど寝ては起きてを繰り返して話が追えてないという…。なので正当な評価はできないです。残念。


c0005072_19444341.jpg

歌への愛情が伝わる表情ですね


監督:モーガン・ネヴィル
出演者:ダーレン・ラヴ メリー・クレイトン ジュディス・ヒル リサ・フィッシャー クラウディア・リニア タタ・ヴェガ


スプリングスティーンとかスティングとかMジャガーとかトーキングヘッズとか(デヴィッド・バーン懐かしすぎる)はやっぱり知ってる&絵に引力があって見てて引き付けられるんだけど主人公のはずのディーバ達がスプリングスティーンが言うようにエゴが少ないというかキャラクターも普通な人が多くて、もちろん才能あるのに・・っていう悔しい思いはあるけど大成功はしてないけど十分幸せな人生の感じ出てて完結しちゃったというか。寝てた時にものすごい葛藤シーンとかあったかもですが。


なんだかんだいっても歌は抜群に上手いし歌が好きだしである意味満足してるせいか映像が醸し出す雰囲気が淡々としてるというか。さらに心地よい歌が終始流れてるんでさらに眠気が・・。


歌手として大成するのに必要なのは歌のうまさとかじゃなくてセンターに出ていく勇気というかエゴ、精神的なものの差とスプリングスティーンが言っててなるほどと。日本のアイドルとかにも通じる話だし、大衆は何に惹きつけられるか色々考えました。歌手やアイドルで成功することと1人の人間として幸せかは全然別の話だし、このドキュメンタリーに出てた方は幸せに見えたし。


あとレイ・チャールズがぬるい幸せから一歩出る勇気、みたいなこと言っててそれも説得力があった。彼こそ、その勇気の一歩を出し続けて勝ち取ってきた人だから。
自分にスポットが当たるけどソロシンガーで一から客を獲得していくのと、バックコーラスだけどアリーナでミックとデュエット…よほどじゃなかったらバックコーラスでミックとのデュエットを選ぶよ…。


自分も物事を押し進める勇気不足というかぬるい現実に甘んじる癖があるので改めたいと思いました。
[PR]
by 7_7seven | 2013-12-13 19:20 | は行の映画

神々と男達

「神々と男達」


フランス語の授業関係でもかなり前から話が出てて、カンヌでも受賞したということで絶対みたかった作品でした。
で、見た感想は…思ったより地味じゃなかった、キリスト教難しい、でした。

散々地味な作品なので日本公開はないかも、と言われていたので受賞したからか日本公開されたのはうれしかったです。フランスでは知らぬものはない大事件で、映画も大ヒットということですが題材も難しいし、有名な俳優さんも少ないし…。かなり重い、考えさせられるテーマなので体力いりますが見てよかったです。

「汚れなき悪戯」に引き続き修道士が出てきてその慎ましい生活描写が丁寧に描かれます。手作りのはちみつとかもおいしそう。
宗教伝導的な活動はNGなので地元の人の生活支援をしながら共存していく描写がゆったりと描かれます。
音楽も彼らの歌う賛美歌が主で、これがまた美しい!ミニマムな生活にほんの少しの彩りになります。
特にクリスチャン役のランベール・ウィルソンが上手くて、調べたら歌手として日本にもツアー来たことあるらしいです。納得。「華麗なるアリバイ」では現代男性の欲にまみれた役を演じてただけにびっくり。

彼らのとった行動は議論を呼ぶところだと思いますが、キリスト教の考え方がわからないとさらに厳しいのかも。
[PR]
by 7_7seven | 2011-04-05 00:55 | か行の映画

汚れなき悪戯

汚れなき悪戯

午前十時の映画祭で「汚れなき悪戯」
テーマ曲以外全く予備知識なく見ました。が、これはキリスト教に疎い私にはすんなり号泣という流れにはなりませんでした。

序盤子供に祭の由来を教えるという流れにあー悲しい話なんだなと身構えてしまったんですが、途中まではほのぼの可愛い共同生活ににこにこ鑑賞。
マルセリーノの純真さと何とか彼を育てようと奮戦する修道士さん12人に心打たれる。

でもどんなに愛情いっぱいに育てても子供にとって一番なのは母親なんですね。ラストはキリスト教的見方だと奇跡なのでしょうね。自分的には生きて成長しながら母親を思い、人の気持ちを学べば…と思うんですが母親のそばにいけることこそマルセリーノの願いだからこれでよかったのか。そこら辺難しかったです。カソリックの国スペインだからこそのとらえ方なんでしょうか。「神々と男達」に続き何となくわかっているようで全くキリスト教をわかっていないことがわかった作品でした。
[PR]
by 7_7seven | 2011-04-03 00:54 | か行の映画

ザ・ファイター

ザ・ファイター


アカデミーにノミネートされまくりの話題作。去年か一昨年の「しあわせの隠れ場所」もそうだけど実在の人物しかもスポーツ関係って受けがよいのかもしれません。

今回は実在のボクサー兄弟が主題。ボクシング疎いのでどんな選手だったかは?なのですがちらっと調べただけでも伝説の試合があったり、兄弟で大きい試合に出る選手だからアメリカではものすごく有名な話なんでしょう。
その伝説の試合ガッティ戦を描かなかったのはミッキーと家族というテーマからはずれちゃうからかも?見たかったですが…。


主人公ミッキーの足枷となる一家の描き方が微妙で、まあ実在だしひどくは描けないのでこの辺で…な配慮が感じられますが十分お近づきになりたくない一家です。
街もね、平日昼間から道ばたにたむろしてる人多数にも驚くけど仕事したくてもなかったり、あっても超低賃金なんだろうなっていうのも伝わってくるし、道ばたにテキトーに駐車してある車とか荒れたかんじの道とかがどーんと暗い気持ちにさせてくれます。


兄も母親もミッキーの為に!といいつつ一番やっちゃいけないことを次々と。才能あるのにチャンスをふいにしちゃうのが切ない。本人もわかってて断ち切れない。シャーリーンみたいにファイティングスピリット溢れる子じゃないと立ち向かっていけないよね。エイミー・アダムス馬乗りになったキャットファイトすごかったです。プリンセスからこんな役まで幅広い!今時セレブのビルドアップされた体型と逆なかんじがセクシーでした。男の人こういう体型好きだろうなあ。

オスカー受賞のメリッサ・レオは当たり役のホワイトトラッシュ役で怪演。落合夫人とサチヨ夫人足して下町風味にしたようなアクの強さ。愛情深いけど周りは大変、みたいな。娘達も皆パンチの効いた風貌&ファッションで強烈。
制作も担当してるマークも上手いと思ったんだけど素の環境と似たものがあるからか演技面ではあまり評価されなくて気の毒。そして何よりブラピ降板してくれてよかった。
この映画の演技アンサンブルはブラピでは生まれなかったと思うので。降板ほんとにありがとう。

そして怪演ぶりと容貌がなんか演技怪獣DDルイスに近づいて来たようなクリスチャン・ベール。
禿までつくってなりきりまくり。
目の力のなさ、でもギラギラしたかんじがまさに薬中!で見事でした。あのしゃべりとかも英語もっとわかればおもしろかったんんだろうけど。
エンディングで本人兄弟が出てくるんだけどベイル少しやりすぎたんじゃ…それとも薬中まっさかりの時はベイルみたいだったのかな。走り方も上手かったなー。

クライマックスは電話の兄、頑張る弟あたりでしょう。ラストやったー!なかんじに見せつつ、あんま色々解決してなさそうでほろ苦いのがなんとも深いです。
[PR]
by 7_7seven | 2011-04-02 00:49 | さ行の映画

ともだちの家はどこ?

ともだちの家はどこ?


「午前十時の映画祭」で「ともだちの家はどこ?」
キアロスタミ監督なんですねー。なんか枯れた大人を描く監督という印象があるので驚きました。
名監督は子供を撮るのがうまい!の法則。

いやー85分間主人公のアハマッド君になりきってハラハラドキドキしながら見たので終わってぐったり疲れましたよ!おそるべし(この映画の中の)イランの大人たち、子供の意見とか聞く耳持たずっぷりがすごい。お母さんも先生もおじさんもじいさんも自分の話ばかりで子供のいう言葉聞いてないんだもん。「アハマッド君がんばれ!」と手に汗握りましたよ。一人で知らない道を行く心細さ、夜と風の怖さ、何より友達を思う不安な気持ちがひしひしと伝わりました。


自分は小さい頃大人に気安く話しかけるタイプの子供じゃなかったのでアハマッド君の気持ちが手に取るようにわかりました。もちろんアハマッド君よりずっと大人は耳を貸してくれたけどそれでもちょっとでもスルーされるとくじけててしまう。大人になった今この映画の大人みたいな所あるよなー気をつけなければと思ってしまった。

友達のうちにノートを持っていくという素朴なミッションなのにものすごいサスペンスをかんじました。
名監督はストーリーがシンプルでも感動させてしまうの法則。子供の気持ちに戻ってハラハラしたい方におすすめ。
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-27 00:47 | た行の映画
トゥルーグリット True Grit
監督・脚本ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
原作チャールズ・ポーティス『勇気ある追跡』
音楽カーター・バーウェル  撮影ロジャー・ディーキンス

コーエン兄弟監督・ジェフ・ブリッジズと子役のヘイリー・スタインフェルドがノミネートされたというだけで見に行く気満々。リメイク元の「勇気ある追跡」という西部劇は未見です。

c0005072_4214976.jpg

文字だけの大胆デザイン!写真なくても監督と俳優だけで客呼べる自信ありなんでしょうか

コーエン兄弟のテンポ
リメイク作品っていうのとコーエン兄弟っていうのもあってかテンポが独特で今の「数カットで状況を説明して見せ場へ」という手法じゃないので慣れるまで若干眠たくなったりしましたが慣れてからは状況とか心情を丁寧に表現してあって見応えありました。

moreジョシュ・ブローリン
マット・デイモンは西部劇も浮かないでなかなか。器用だねー。ルースターとラビーブの子供の喧嘩か!といいたくなるようなやりとりが笑えた。ジョシュ・ブローリンはもっと出番多いと思ったらそうでもなく。

甘さはないけど温かみのあるつながり
木に吊された男とかにコーエン兄弟らしさを感じたけど全体的に正統派の西部劇(ってわかる程西部劇見てないけど)でした。特に終盤の展開、夜の雰囲気は素晴らしかった。ラストもほろ苦いかんじでよかった。人生のほんのひとときを共有したのに人生の大いなる部分に影響を及ぼした同士というかんじで。ヘイリーちゃんの凛々しい佇まいにこちらの姿勢も伸びるかんじ。そしてジェフ・ブリッジズはやっぱりかっこよいですね〜!
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-21 00:45 | た行の映画

禁じられた遊び

禁じられた遊び
「午前十時の映画祭」で「禁じられた遊び」

誰でも知ってるテーマ曲と子供の映画という以外は予備知識なしで見たんですが結構衝撃でした。

ルネ・クレマン監督だったんですね。さすが子供を撮らせたら天下一品です。作ったかんじがしない。演技じゃないかんじ。
行動も子供ってこうだよねーっていうのがよく出てます。爆撃で親も犬も失うポーレット。死んだ犬が天国にいけるように、寂しくないように…というのが発端で物語が転がっていきます。

子供ならではの発想、行動力で「遊び」は進んでいきます。ミッシェルの行動はポーレットを喜ばせるというか安心させる為とはいえ明らかにやりすぎなんだけどこのくらいのことしちゃうんだよね。子供って…というのがよく描かれています。

子役も上手くてミシェルの気持ちも伝わるし、ラストのポーレットの叫びは忘れられないラストシーンです。
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-20 00:46 | か行の映画
太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男


試写会に当たって見ました。監督と主演の竹ノ内さんが来るということで朝から並んだ人がいたとか。
試写前に登場して少し話されたんですが見た目ちょっとお疲れぽかったんですが、すごく誠実な人というのが伝わって来て好印象でした。

作品は予告で見て予想してたのとちょっと違ってて(アメリカ軍を色々な策で翻弄する、極限状態のサバイバル、などを予想してた)今までの戦争ものとはちょっと違った切り口で興味深かった。撮影はアメリカのスタッフとかで確かにハリウッドぽいというかいい意味で日本映画っぽい湿度が少ないかんじ。変に現代風な思考にもなってなくて、軍人や民間人もちゃんと戦中の人に見えた。

俳優は竹ノ内は上手い俳優ではないけどそこがかえってよかった。ラストの行進や剣の使い方だけでも見る価値あり。あとやっぱりすごいなと思ったのが山田孝之。本人好きではないけど演技見るたびに引き込まれる。今回も出番少ないけど見事だった。あとやっぱり唐沢もよかった。本人の持つ軽さがいい方向に出ていた。

期待してなかったのでかなりよかったです。上映後は拍手が起きました。帰りに折り鶴を折る人も多かった。今の日本だから出来た戦争映画です。
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-17 00:43 | た行の映画
しあわせのはじまりは How Do You Know
監督ジェームズ・L・ブルックス 脚本ジェームズ・L・ブルックス
音楽ハンス・ジマー       撮影ヤヌス・カミンスキー

ポイントがたまったのと時間がちょうどよかったのでみました。リース、オーエン・ウィルソン、ジャック・ニコルソンが出るなら面白いかな〜と。でも自分には微妙でした…。

c0005072_4125527.jpg

ポスターも手抜き感が…、日本版も同じデザインです

ポール・ラッドって合わない…
OPのソフトボールの代表を首になって〜あたりはテンポよかったし、能天気なメジャーリーがーとのやりとりも面白かったんだけど、肝心の主人公?のポール・ラッドが自分にはなぜか見てイライラするタイプで、会社というか父親の一大事なのに運命の出会いがどうたらとか言っててそんな事言ってる場合かとか思ってしまった。笑いどころだったんだろうけど…。

リースよかったり悪かったり
ヒロインも自分は置いといて相手へのダメだしばかりであまり応援したくなるタイプではなかった。リーズは決め顔なのか眉を下げての困り顔ばかりだし。でも脚が綺麗でブライトカラーのファッションが似合う!結構大きい子のお母さんとは思えない。ニコルソンはプレゼント持って登場!のとこだけ面白かった。

多分、俳優同士のかけあいとかが面白い映画なんだと思う。英語がわかればそこらへんがわかるのかも。舞台でもよさそうな、別に映画にしなくてもいいような…なお話でした。
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-16 00:42 | さ行の映画

大いなる西部

大いなる西部
午前十時の映画祭で「大いなる西部」
はじめはガチガチの西部男達に東部の元船長が今までない価値観を…みたいな映画だと思っていて、実際途中まではそんなかんじで面白かったんだけど途中というかクライマックス主人公はあんまり活躍せず、老年二人が目立ってしまったような…。新風を起こそうとした主人公より古き男二人の西部劇そのもののような対決でそのむなしさを表現したのかな?

広大な土地を失踪する馬をはじめ、渓谷やガンファイトまで面白かったんだけど主人公の女性の乗り換えはなんだかなー。婚約者がああいう性格、主義主張の女性っていうのはつき合っている時からわかっていただろうに、とちょっと可哀想だった。ヒロインも友人の元婚約者にいくかーとちょっとげんなり。

ペックのこれぞアメリカの理想の男!っぷり、チャールストン・ヘストンのスターオーラばりばり(無駄に上半身裸だったり監督が入れ込んでいるのが伝わる)も楽しめます。
[PR]
by 7_7seven | 2011-03-13 00:40 | あ行の映画