ネバーランド
2004年 12月 22日
ここまで褒めちぎっていてあれだけどあんま好きな作品じゃない。人には自信をもって薦められるいい作品なのは確かなんだけどピーターパンそのものがあんま好きじゃないというか、主人公の作家バリと4兄弟の母がどうしても好きになれないというか醒めた目でみてしまった。あれじゃバリの奥さん気の毒じゃん。浮気女みたいな描写されていたけどさ。実在のバリは性的不能というか大人の女性に興味がなかったとか、実の兄の死の関係で成長するのを拒否したようなところがあったらしく、この映画は名作が生まれる時の美しいエッセンスのみをとったようなものかもしれない。4兄弟と母との交流からああいう発想が浮かぶのは本当にすごいと思った。あの窓から飛んでいく場面は秀逸。前売り買ったからもう一回見る。2回見たら好きになるかもしれない…。
現代のバリ、マイケルは幸せになれるのでしょうか。
日本人キャストなら
バリ:本木雅広(日本のジョニーっぽい。作家役も上手いし)
4兄弟の母親:松下由樹(あのどすこいっぷりを見事に演じてくれるはず)