主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
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エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語 Everything or Nothing

WOWWOWのボンド祭りの時に録画したドキュメンタリー「エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」を見ました。ボンド祭り(イアンフレミングのドキュメンタリー、イアン主人公のドラマ「ジェームスボンドを夢見た男」)で一番面白かったです。007シリーズのプロデューサー、アルバート・R.ブロッコリ、ハリー・サルツマン、原作者のイアン・フレミング(なんとクリストファー・リーが従兄弟ということでコメント)の映画版ボンドを巡る物語。見応えありました。監督’スティーヴン・ライリー
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どのボンドが好き?で盛り上がれる一枚。銃の持ち方でもそれぞれキャラが立ってて面白い


ボンドが映画になるまで
映画になるまでかなり綱渡り状態なのがやはり運命で決まっていたかのように映画の形になって人気が爆発していくのをみるのはワクワクします。ショーン・コネリーより前に違う俳優で映像化されたものとか無名時代のコネリーとか撮影現場(カオスの日本ロケなど)とか初めて見る映像多くて楽しい!現場写真も家族的で見ててほのぼの。それが色んな行き違いで確執が生まれて行くのは悲しかったです。


父と娘のファミリービジネス
娘が映画業を継いでる、というとコッポラを思い出しますがブロッコリもコッポラもイタリア系。イタリア男子はマンマ大好きなのは有名ですが娘もパーパ大好きなんですね。映画の現場を愛する父親と、それを叶えてあげる為奮闘し、受け継ぐ娘のつながりを見てるとじんときます。


大発明!ボンドは継承制
この作品はかなりブロッコリ寄りで歴代ボンドでコネリーのコメントがなかったり色々コネリー側は言いたい事もあるでしょう。ショーンのゴタゴタは悲しいですがそれが大発明「ボンド役継承制」を作り、今まで続ける大きなきかっけになったのですからやっぱりボンドは映画の神様に愛されたキャラクターなんでしょう!何のトラブルもなかったらボンドはショーンの当たり役で一代で終わっていたかも。さらに音楽のジョン・バリーにタイトルデザインのモーリス・ビンダーと天才達も集結。


ボンドみたいの作りたい!byハリウッド
アメリカはインディジョーンズとかかなりボンドを意識して作ったかと思うんですが、アメリカは女たらしだと色々ヒーローとして成立しなくなっちゃうのでいきなり息子がいたり変な展開に。
日本だと金田一耕助ですがかなり昔の話なので今の人にはわかりづらい話になってるからか最近やらないし。。。時代に合わせてキャラクターも作風もどんどん変わって行けるボンド方式本当にすごい発明だと思います。


ボンド俳優悲喜こもごも
何度も候補にあがるけどボンド役にたどり着くのに長い時間を要したブロスナン。TV契約絡みだったんですが人気あるのも辛いですね。ティモシー・ダルトンは個人的に初めて劇場で見たのが「リビングデイライツ」なのでは思い入れあるんですが当時結構な不評だったようで(暗いってことで)びっくり。でもティモシーは前と同じじゃ意味がない!一番ダーティなボンドになってやる!と奮闘した当時を熱く語っててさすが役者だと感激しました。思えばこのダーティボンドがダニエルボンドの先駆けに。ダニエルはダニエルでネットが発達した後だったのでとんでもないバッシング(金髪ボンドありえん!染めるの染めないのと大騒ぎetc)→怒濤の手のひら返し!逆じゃなくてよかった!


早く次作が見たい!
フレッシュにリブートしたはずが二作目にしてすっかりお疲れだったダニエルボンドですが(フレッシュなダニエルって似合わないので…)新MにQと男だらけになったMI6でどんな活躍をするのか楽しみです。ラストにブロッコリが娘に残した言葉を。
「最も大事なのは外の力にかき回させないことだ。ボンドの世界も最高のチームもここにある。それを守って行けばいい」
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by 7_7seven | 2014-05-19 23:42 | あ行の映画 | Comments(0)