主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

グレース オブ モナコ 公妃の切り札 Grace of Monaco

映画の日3本目、グレース オブ モナコ 公妃の切り札。公開のかなり前からクレームついたりで評判悪かったのとダイアナでrotten tomato2%をたたき出したナオミ・ワッツの親友、ニコールの作ということであんま期待せず、眼の保養目的で見ました。ちなみにこの映画はrotten tomatoは9%で結構いい勝負してます。
監督はエディット・ピアフでマリオンをオスカー女優にしたオリヴィエ・ダアン 脚本アラッシュ・アメル
c0005072_2174720.jpg

邦題の公妃の切り札とか予告の盛り上げ方が詐欺レベル

グレースってこんなだったんでしょうか
グレースの描写が「正直者のアメリカ女性がヨーロッパの閉鎖的な文化や政治に立ち向かう!」なかんじなんだけど、ちょっとでもグレースを知ってる人なら?なキャラというか、あんなヒチコックとも仲良かったかなあ?父親との確執でビッチだったのは有名だし、あんな真っ正直な性格じゃなかったと思うけど…親族も母は美化されてるとか言ってたし。まあそれは映画ならではということでいいとしても大公の妹のエピソードはどうなの?それが表面化してオラオラ状態のグレースは完全に二時間ドラマ「公妃探偵グレース パーティ大作戦」のノリでした。史実じゃなかったら大変なことだと思うんですが…


ニコール、シナリオ読めないのかな
オスカー受賞後は一番にニコールの所によい脚本がいってたはずなのに評価される作品にもヒット作にも恵まれていないのはどうしたことか。親友ナオミとともにシナリオ読むセンスがないのか。眼ぱちくりのぶりっこ演技が多すぎ。たまにあっちょっと似てるかも?とかニコールやっぱ綺麗だなーとか思って実際のグレース見たらもーレベルが違う美しさ!年齢が違うとはいえかなり厳しいチャレンジだったみたいです。洋服の着こなしはさすがで引きの絵が綺麗です。


フランク・ランジェラ、デレク・ジャコビさすが
神父さまのランジェラや伯爵のジャコビはさすがで絵がぐっと分厚くなってよかったです。マリア・カラスとオナシスも似ててよかった。広報のルパートが絶対知ってる役者さんだけど誰だっけ?と思ってたらHEROESのピーター・ペトレリでした!あんま変わってない。
そして今回ニコールと共にガッカリだったのがレーニエ公役のティム・ロス。全然大公に見えねえ〜大公本人そっくりだったらごめんなさいですが歩き方とかしゃべりがチンピラすぎ!せいぜい中小企業の社長だよ。ティム・ロス演技上手いはずなのにどうした!


おすすめできるかというと…
予告で期待した国を救う為の大芝居!みたいなサスペンス要素もあれ?ってくらい少なく、肝心のスピーチがなんかお花畑全開で皆よく最後まで聞いてたなと…。実際の文章まんまでも今回の創作でもきつい。英国王のスピーチみたいにしたかったのかな。ピアフの映画で有名な監督だけどもーとにかく画面全部顔!なドアップが多くて「絶対TV出身の監督だな!」と思ったらまあドラマも作ったけど元美術畑だそうで、ええ〜でした。しかし衣装全般、ニコールの着こなし、マリア・カラス、宮殿やモナコの風景は素晴らしかったので美しい映像を堪能したい方は是非!
[PR]
by 7_7seven | 2014-11-03 02:16 | か行の映画 | Comments(0)