本日公開の「アトミックブロンド」を見ました。ユナイテッドシネマの会員デーだからかほぼ満席!人多い劇場で見るアクション映画は最高です。※ネタバレあるのでご注意ください
青味がかったトーンの映像が美しい
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:カート・ジョンスタッド
原作:アンソニー・ジョンストン&サム・ハート『The Coldest City』
製作:シャーリーズ・セロン/ベス・コノ
/ケリー・マコーミック/エリック・ギター
/A・J・ディックス/ピーター・シュウェリン
音楽:タイラー・ベイツ
見所1:シャーリーズプロデュースのシャーリーズしか出来ない役
予告では女性版ジェームズ・ボンドってことでしたが監督デヴィッド・リーチの前作「ジョン・ウイック」やフィリップ・ノイス監督アンジー主演の「ソルト」が近いかも。衣装も凝っててBOYLONDONのTシャツからディオールのアーカイブまで!デザイナーはシンディ・エバンス。衣装でキャラクターを表現してるところもいいけど何より見てて楽しい!背中のガチ筋肉、泥臭いアクションで超人ではなくて敵にやられてズタボロなところも、ドレスアップした落差も素晴らしく、シャーリーズしか演じられない役。
見所2:2つのベルリンを彩る音楽と俳優
西と東の映像のトーンの違いもですが80〜90年代のヒット曲の数々はドイツ関連+いわゆる一発屋が多いそうで、より時代が伝わる選曲でした。ジェームズ・マカヴォイは余裕で当時のスパイ演じていてイキイキしてました。あとトビー・ジョーンズやジョン・グッドマンも勿論良かったけどビル・スカルズガルドが出番は少ないけどすごい印象的。スカルズガルド兄弟の中では一番才能あるのでは。ITはホラー苦手だから見ないつもりだったけど迷う。
見所3:原作グラフィックノベルなので…
スパイ入り乱れ+わざと?わかりづらいような編集をしてあってせっかくのラストがスッキリしないのが個人的にちょっと…だけど作品のトーンには合ってるかも。ソフィア・ブテラとのシーンとかはまんまボンドとボンドガールだったけど、同性同士のラブシーンもセンセーショナルな感じに演出してないのがいいなーと思いました。アクションもワンカットに見える撮り方とか、シャーリーズの細身の身体でのアクションの見せ方とか、今迄ない撮り方しよう!っていうのが伝わって映画に真摯な監督だと思う。次作のデッドプール楽しみです!アクション好きな方是非!