王様のブランチにて「グレイテスト ショーマン」ヒュー・ジャックマン インタビュー。インタビュアーはLyricoさん。
柔らかいオーラのヒュー・ジャックマン
Lyrico:この映画大好きよ。毎日歌って踊ってるわ
ヒュー:4年間ワークショップで準備したよ。歌は新しい先生にお願いした。今回は舞台のような感じじゃなくポップ色が強い歌い方なんだ。だからポップ色が強い先生にお願いした。
踊りの先生はオーストラリア人で僕が有名人だということも49歳だということも気にしない人で「足から血が流れるまで練習させる」と言っていた。だから動いて、膝を曲げて、滑って、体に鞭を打って必死に頑張ったよ。でも歌もダンスも最高に楽しかった。これでお金をもらうのは申し訳ない気持ちだね。(笑)
Lyrico:撮影は順調でしたか?
ヒュー:僕が1番NGを出していた。(笑)
Lyrico:本当にあなたが1番ミスをしたの?(笑)
ヒュー:間違いなく俳優陣が多かった。ザック・エフロンと僕が特に多かったね。
背後にいる人たちが空中で宙返りをしているときに僕が帽子を落としちゃって「もう一度命がけでやってくれないか?」とお願いしたよ。みんな怒りに震えていたね。(笑)
Lyrico:そのNGはDVDのNG集に入る?
ヒュー:大量にあるよ。僕のNGは映画の本編より長いと思う(笑)
7年の歳月をかけて完成した本作の製作を決定付けたエピソード。映画の製作を決定させたのはブロードウェイの歌姫キアラ・セトルが歌う主題歌「this is me」
ヒュー:オーディションでキアラがあの曲を初めて歌ったとき映画を製作するか中止の判断が出る直前だった
彼女の前には譜面台があった。でも譜面台をよけると彼女と曲が一体になったんだ。彼女は歌いながら涙をこぼした。「私は勇敢で傷ついてる。でもこれが私よ」と。
譜面台をよけた時のピアニストの表情が「やべえ俺今凄い場面に遭遇してる!」って感じでいい
そしてノリノリのピアニスト!
ヒュー:映像ではわからないけれど60人ぐらいの人たちがいた。みんな資金を出すかで悩んでいたけどみんな泣いていたよ。
歌が終わると映画会社のトップの人が彼女に駆け寄って抱きしめた。そして映画の製作が決まりだと言った。今思い出しても鳥肌が立つよ。僕あんな瞬間を今まで1度も経験したことがない。
曲と女性と驚異的なパフォーマーが1つになって人生を変えた。この曲は大勢の人の讃歌になって今後何年も残る曲だと思う。
ヒューとLyricoさんの語りで観に行くのを決めた人も多いと思うくらい良いインタビューでした。やっぱりストレートに作品語ってもらうのが一番見応えあるし俳優の人となりもわかるので他の番組も見習ってほしい!