主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

ヒストリー オブ バイオレンス HISTRY OF VIOLENCE

映画の日!ということで二本はしご。時間が合えば三本いきたかったんだけどなー。
一本目は久々のクローネンバーグ「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
c0005072_23444599.jpg

日本版のポスターもかっこいいけどこれもいいかんじ

クローネンバーグいい意味でこなれてうまくなったなーと感心。水彩画のような淡々としたトーンで日常の中で起こる暴力を描いていてブレがない。カメラワークやアクションの撮り方とかも確信をもって撮っているのが伝わって俳優陣もすっかり監督に任せてるんだなーというのが伝わって来た。俳優がうますぎ。脇役のエド・ハリスとかマリア・ペロとかウィリアム・ハートとか凄みありつつ暑苦しくない、熱演!って気にならないすごさ。ヴィゴも目線ひとつでジョーイとトムを演じ分けててうまいなーと。演出や台詞も最小限にしてあって観客が「ああそういうことなのね」と察する部分が多くてそこもよかった。

あとセックスシーンが上手く使われてて前半のコスプレして(あれは笑った)のと後半階段でやるとこで事態が起こってからの二人の心理の変化を上手く表現してた。階段でやるのってジョニー/デップもやってたけど痛そうなんだけどねー。二つのセックスシーンで色々表現するっていうのは「ミュンヘン」でもそうだったけど監督の個性が出てて面白い。ヴィゴは優しいお父さんから殺人マシーン(ラストの「嘘だったらなあ」のシーンが秀逸)まで、さらに今日LOTRをTVで観てアラゴルンも含めていい役者さんだなーと改めて思った次第。
[PR]
by 7_7seven | 2006-04-01 23:39 | は行の映画 | Comments(0)