主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
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ブロークバックマウンテン BROKEBACK MOUNTAIN

書きそびれシリーズ「ブロークバックマウンテン」思い出すのは前売り買ったのにでかいポストカードが品切れになってた&初日にいったらオスカー録画するの忘れてた。何気についてないような。ついてたのは昨日「も一回みたい」って書いてた「プロデューサーズ」の招待券が当たった!神様ありがとうー。
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日本ではヒットしてるのかな?初日はそんな混んでなかったからちょっと心配

(ギターで)じゃんじゃんじゃんじゃーん♪のあのテーマに男同士の映像、でゲイな映画一丁上がり!とアメリカその他でこの映画の予告編をメジャーな映画の映像を使ってパロディにしたのが流行っててすごくよく出来てるのもあって大笑い。でも本編はすごく切なくていい映画だった。

話的には日経エンタで松っちゃんも書いてたけど男女の恋愛話と一緒(前にヒットしたマディソン郡の橋」みたい)でどうだ!みたいな泣かせのシーンはないから「泣ける」「究極の恋愛」とかの煽りでいったら?になるかも。実際ゲイの人たちからはバイセクシャルの話じゃないとかいう意見もあるみたいで微妙なところ(作者が女性だけに)なんだけどひとつの恋愛にふたりの男性が出した答えを思うとかなり心に重い。観た後はさらっとしてても後でずーんと来るというか。アン・リー監督は「描きたいものを描きたいように映画にした。アーティストとしてのエゴだよ」みたいなことをいって笑っていたけどエゴイスティックになってくれてありがとうといいたい。ハルクの失敗がなんだ。バナもジェニファーもすごくよかったよ。

若かったり、今まで挫折がなかったり、あってもダメージ少なくすぐ立ち直ったらイニスの行動は後ろ向き以外の何者でもないと思うけど駄目人間真っ最中の私にはイニスを見てるとなんともいえない気持ちになる。家族もジャックも裏切ってるのに前にも後ろにも進めないイニス。なぜならジャックの存在があるから。ジャックの存在故に色々なものを手放していくイニス。観客に年配の男性が多かったけど男性が普遍的なものの為に手放して行く様々なものを残酷に描いていて色々経験した男性が見るとたまらないだろうなと思う。喪失して行くものは同性愛だから余計に鮮明に描かれていると思う。これまでの映画だったら劇的に夢に飛び込んだり、失敗したりとわかりやすかったのが何も選ばないという選択でそれを淡々と描いているのがすごい。

ジャックの父母の演技が素晴らしくて泣けた。父親も母親もジャックを愛していたんだなーと。奥さん二人が気の毒だったけど二人ともうまかったなー。あの夫に絶望した表情が出来るっていうのがねー。ヒースが惚れたのも納得。

上手いといえばヒースが上手くてどうしよう状態。オスカー受賞でもいいくらい。ジョージ兄は太っておつかれさんで賞みたいだったし。演技力なら断然こちらに軍配。英語的にはカウボーイ訛りが完璧らしいとか歩き方もすごいとかあるらしいんだけどそれわかんなくてもヒースの演技がすごいのはわかる。あの表情、目線。寡黙なだけにちょっとした仕草で何を思ってるのかわかるのがすごい。全くヒース=レジャーではなく、イニス本人ってかんじだった。ジェイクも上手かったけどヒースと比べると可愛そう。、彼はとてもクレバーで作品を選ぶ頭があるから長く残って行くと思う。マット/デイモンタイプというか。

ある意味ミュンヘンより重たかったのでもう一回見ようという気には当分ならないような。これ見てブラピが究極のゲイ映画の脚本を探してるとかゴシップが出たけどうーん究極のゲイ映画ねえ…ちょっといい原作いっこ思いついたので明日にでも書いてみよう!でもブラピ、たしか初期のキャスティング候補だったような。相手役ウ゛ィゴ・モーテンセンで。なんちゅーキャスティングっていうか実現してたら大爆笑。さおだけの歌を歌うイニスといいだろこれーと尻を振るジャックが見られたのに。ブラピはもちろんジャックだったと思うけど案外素で演じられそうだからやればよかったのに。

今日は楽しみにしてた彫刻家外尾悦郎さんの講演会。しかしいつものごとく残業で30分も遅刻…あああもったいない。仕事は楽しく、明日が来るのが待ちきれないようなものじゃないと駄目とかデザインとはカオスから星を作り出すようなものとか自然への畏怖、謙虚な心が大切とか、自分がへの視線を意識することが大切とか(空手使えるよりスリとかに合わない)今出来てないけど時期が来てないだけ、準備は怠らずとかほんと心に響く(仕事で凹んでるだけに)言葉が多くてじーんときました。明日明後日は早く帰るぞー!!
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by 7_7seven | 2006-04-11 23:30 | は行の映画 | Comments(0)