主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

プロミス PROMISE Wu ji

あと何か見たけど感想書いてないのあったっけ〜?と手帳を見たらあったよ、「プロミス」。どうしても今話題の金融業界のイメージが強いタイトルで損したような気がする。やっぱチェン・カイコ-の映画だったら漢字じゃないと。しかしこれは見た当時かなり面食らった。どこへ行くんだチェン・カイコ-

c0005072_2359447.jpg

ヒロユキ・真田の胴上げはなんか面白かった

おそらく監督はすごく真面目に作ってるんだと思うけど「笑わせようとしているのか」と思うような演出の数々に度肝を抜かれた。真田を背負ってものすごい形相で爆走するチャン・ドンゴンやさんまが持ってるような指先棒を持ったニコラス・チェーやらミュージカルかと思う程でかい芝居の真田やら(ラスト侍はあんなに抑えてたのに)もう目が離せません!しかも肝心の運命の女・セシリアがどうにも魅力的でないんでそれが一番困った。ドンゴンの声くらい覚えとけよ。衣装は宝塚+スーパー歌舞伎+劇団新感線+ありし日のマリス・ミゼルみたいだし話はロールプレイングゲームみたいだし、演出は昔の少女漫画みたいだし、なんかこう、年若い時は名作文学しか読んでなかった教養高い人がうっかりゲームやっちゃってはまっちゃって「私もこういうのを作りたい!」で暴走して作っちゃったような…。監督は真面目なんだろうなと。登場人物がどの人物にも純粋な面があり、それはどう消しても消えない監督の個性なんだと思う。しかしチャン・ドンゴンは無垢な役がドはまりするねーってそういう役しか見てない。悲劇が何層にも重なってる様とかは本当に美しく悲しい。

覇王別妃や始皇帝暗殺でもちらちら少女漫画というか耽美というか純粋なものを更に美しく撮るんだーというパッションは見えてたけど更にキリングミーで暴走しつつ「やっぱ俺自分の好きな物撮るよー」という雄叫びとともに出来たのがこの作品だと思う。次はどんなすごい世界を見せてくれるか楽しみ。
[PR]
by 7_7seven | 2006-04-17 23:51 | は行の映画 | Comments(0)