主に洋画新作映画の感想を中心に俳優やミュージシャンのTVでのインタビュー書き起こし


by 7_7seven
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アフター・ウェディング Efter brylluppet

デンマークの鬼才!と評価の高いスサンネ・ビア監督作だからというより主演のマッツ・ミケルセン目当てで見た私…。話題になった「しあわせな孤独」も見てないしなあ。
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これは日本のポスターの方がいいような

お話的にはドがつくぐらいのメロドラマというかかなりな無理な展開をしていくのではじめは面食らったんだけどお話が転がっていく中でどんどん各登場人物の深層があきらかになっていく。弱さやエゴを見せ、色々な事を通過した後のヤコブとヨルゲンの表情の違い。マッツもヨルゲン役のロルフさんもめっちゃくちゃ演技が上手いのでふたりのシーンはほんとに見応えがある。

インドの孤児を助ける事に身を捧げているヤコブ、家族のために自分を顧みず無償の愛を貫こうとするヨルゲン…にはじめは見えていたのがそれぞれのエゴや抱えている弱さが透けて見えてくる。エゴも弱さも当然持っていて当たり前なんだけどその見せ方が大胆。無償の愛ってなんだろう。自分はどうでもよくて相手がしあわせだったらいいっていうのもその相手のしあわせは自分の中で考えたその人のしあわせな訳で。とかなんとか色々考えてしまいました。エゴが絡まない愛情ってなかなか難しい。

デンマーク映画ってことでデンマーク語が面白かった。ドイツっぽい発音というか面白い響き。街もすとんと広くていいかんじ。いってみたいなあ。
お目当てだったマッツは短い髪も似合っててやっぱり格好よかった。役柄的に「いい年までふらふらしてたモラトリアム期が長い男」なんだけどその不安定さを見事に演じきっていました。顔も相変わらず綺麗だしスタイルいいし。本人はハリウッド作品あんまり興味ないかもだけどすごい個性を持った俳優さんなのでたまーにでいいから出てほしいものです。映画自体はなかなか面白かったので「しあわせな孤独」も見てみよう〜。

日本版キャスト
ヤコブ:渡部篤郎(苦手な俳優さんだけどこの役はあってると思う)
ヨルゲン:渡辺謙(家族思いの成功者が似合いそう)
ヘレネ:田中美佐子(やわらかい雰囲気で)
アナ:加藤ローサ(なんとなく。ウェディングが似合いそう)
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by 7_7seven | 2007-12-26 00:38 | あ行の映画 | Comments(0)